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2023年02月21日

バイトを掛け持ちして稼ぐコツと掛け持ちのメリット・デメリット

タウンワークマガジン バイトを掛け持ちして稼ぐコツと掛け持ちのメリット・デメリットアルバイトを掛け持ちするコツやメリット、掛け持ちする際の注意点について紹介します。複数のバイト先から収入を得た場合の税金面についても解説していますので参考にしてください。

大学生の約3人に1人がバイトを掛け持ちしている

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※2025年2月 大学生アルバイト調査/N=1577/調査企画リクルート/調査協力マクロミル


大学生にアンケートをしたところ、実際にバイトを掛け持ちしている人は37%でした。レギュラーバイトを2つ掛け持ちする、レギュラーバイトと単発バイトをする、スキマバイトを活用するなど、さまざまな形はありますが、複数のバイトを掛け持ちするのは珍しいケースではないようです。

 

掛け持ちバイトのメリット・デメリット

メリットは稼ぎやすくなること

掛け持ちバイトのメリットは、複数のバイト先を調整することでシフトを増やして稼ぎやすくなることです。シフト数の多いバイトでも、思ったほどシフトに入れないこともあるので、掛け持ち先があることで極端なバイト代の増減を減らすことができます。

デメリットは調整が大変なこと

掛け持ちバイトを辞めた方がいい声の多くは、詰め込み過ぎによる時間や体力面での消耗に繋がるデメリットが挙げられます。最初から希望するシフトを全て入れるのではなく、徐々に増やしてペースをつかんでいくことがおすすめです。

大学生に聞いた、掛け持ちバイトを選ぶ基準

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※2025年2月 大学生アルバイト調査/N=1577/調査企画リクルート/調査協力マクロミル


大学生にアンケートをしたところ、掛け持ちバイトを選ぶ基準としてもっとも多かったのは「週1から働ける(50%)」、続いて「短時間で勤務ができる(44%)」でした。メインのバイトを優先しつつ、空いた時間を有効活用したいという人が多いようです。また、時給の高さや学校・家から近いことを重視する人も一定数いました。

 

掛け持ちバイトで稼ぐバイト選びのコツ

バイトを掛け持ちするには、スケジュールの調整や体調面の管理が大切になります。そのためにもバイト選びは重要です。掛け持ちバイトを成功させるコツとしては以下のことが挙げられます。

メインバイトを決める

バイトを掛け持ちする際に大切なのは、シフトの重複を避けるスケジュール管理です。毎月のスケジュールをうまく調整するコツは、メインのバイトとサブのバイトを決めておくこと。メインバイトを中心にシフトを組みます。メインのバイトはなるべくシフトを固定し、サブのバイトは柔軟にシフト対応してくれるところがいいでしょう。面接の際に、毎月のシフトを決めるタイミングを確認しておくことも大切です。

メインバイトと同じか近い仕事内容のバイトを選ぶ

大学生の掛け持ちバイト先は、コンビニ同士、飲食店同士など、メインのバイトと同じか近い仕事内容のバイトを選んでいる人が多いです。同じか似ている仕事なので慣れるのが早いのがメリットです。

大学生の掛け持ちバイト事情

シフトの選択肢の多いバイトを選ぶ

掛け持ち先のバイトは、シフトの選択肢が、曜日・時間帯を含めて多いバイト先がおすすめです。サブのバイト先のシフトの柔軟性が高ければ、本来メインのバイトに入りたかった日にサブのバイトを入れやすくなります。募集内容で、「週一OK」、「短時間勤務可」、「早朝・深夜歓迎」と表記されている求人を探すのがポイントです。

週末の短期・単発バイトを選ぶ

平日はメインのバイトを入れ、週末や祝日は、短期・単発バイトをうまく組み合わせる方法も有効です。短期・単発バイトは、自分の都合に合わせて1日だけ、週末だけ、1週間だけなどと選べるので、メインバイトのシフトが空いた時間を有効に活用できます。

短期・単発バイトの探し方

シフト固定で回数が少ないバイトを選ぶ

シフトが曜日単位で固定されていたり、火曜日だけ、火曜日と木曜日だけなど、回数が少ないバイトを選ぶのもおすすめです。例えば家庭教師の場合、シフトは1人の生徒あたり、週1~2日で1回90分~120分とシフトが固定されていることが一般的です。時間が見えやすいアルバイトのため、他の予定やアルバイトを掛け合わせやすいのが特徴です。

体力の消耗が少ないバイトを選ぶ

バイトを掛け持ちすると、どうしても忙しくなりがちです。体調面の管理にはシフトを詰め込み過ぎないことが大切ですが、体力の消耗が少ないバイトを選ぶのも掛け持ちを長続きさせるコツのひとつです。複数のバイトを掛け持ちするのであれば、ひとつは座ってできるバイトや短時間のバイトを選ぶことをお勧めします。

時給が高く効率的に稼げるバイトを選ぶ

可能であれば、短時間でたくさん稼げる時給の高いバイトを選んでもいいでしょう。メインのバイトとの調整がつかず、月に数回しか掛け持ちバイトができなかったとしても効率的に稼ぐことができます。

学校や家から近いバイトを選ぶ

掛け持ちバイトは「通いやすさ」も重要になります。家や大学から近いバイト先を選べば、時間のロスも少なく、体力的な消耗も少なくなります。バイトを探す際は、「自宅から5分以内」など、すぐに通える条件を指定してもいいでしょう。

 

バイトを掛け持ちする際の注意点

バイトを掛け持ちするには、周囲の人の理解やお金に関することなど、注意しておくべきことがあります。

両方のバイト先に掛け持ちしていることを報告する

掛け持ちバイトをする場合は、両方のバイト先に掛け持ちしていることを伝えておきましょう。掛け持ちは、ある程度は入れるシフトに制限がかかることになるので、シフト調整のためにもバイト先に知ってもらったほうが安心です。また、同業種のバイトで競合店舗にあたる場合は、そもそも掛け持ちを禁止していることもあるので、面接の際に伝えておいたほうが無難です。

バイト代が103万円を超えると所得税が発生する

複数のバイト代の合計が年間で103万円を超えた場合、超えた分に対して所得税の支払い義務が生じます。
また、学生の場合は自分の税金だけでなく、家族の扶養から外れて親など保護者の税金が増えます。「勤労学生控除」を利用しても、本人は130万円以下なら所得税がかかりませんが、親の税金は103万円を超えた段階で増えるので注意が必要です。そのため事情がない限り年103万円以下に収めるのが無難なことが多いです。

年間のバイト代が103万円以下なら自分の所得税も扶養者の税金控除設けられます。103万円に届いていなくても税金を引かれている場合は、年末調整や確定申告によって税金が返ってきます。

バイトの掛け持ち、確定申告は必要?年末調整など税金の仕組み

シフトや体調など自己管理を心がける

バイトを掛け持ちすると、スケジュール調整が難しくなり、忙しく過ごす日が増えます。メインとサブどちらもシフトに入る日を間違えないようスケジュール管理を徹底することが重要です。また、日々忙しく過ごしていると疲れが残ったり風邪を引きやすくなる人もいるので、体調管理も心がけましょう。

※更新履歴:
2017年3月27日
2021年10月26日
2023年2月21日
2025年6月19日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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