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2018年12月10日

夢に遠回りはない!ロリータファッションをより多くの人に届けたい 【全国学生夢コンテスト 第6回キャンパスライフ+1開催!】~原田佳澄さん編~

原田佳澄

全国の大学・短大・専門学校に通う学生の夢を応援する「Campus Life+1」。今回はすでに夢に向かって動き出している、元Campus Life+1応募者にインタビュー。その足跡をご紹介します。

Campus Life+1に出て夢が明確になった

今や世界中でも愛好家がいる日本発のファッション、ロリータファッション。英国のビクトリア王朝時代の貴婦人をイメージしたスタイルを日本的に解釈したといわれるファッションで、日本では2000年代初頭に公開された映画の影響もあり、一般にも知られるようになった。そんなロリータファッションに魅せられたのが、現在販売の仕事をしながら、自身で「Gypsop hiure(シプソフュール)」というブランドを立ち上げた原田さん。高校生のとき、大好きなアイドルが出演している映画の試写会に参加した際、ドレスコードだったロリータファッションを身にまとったことがきっかけだったと言う。

「そのかわいさにすぐに夢中になりました。そして次第にその服をつくりたいという思いが高まり、
服飾系の大学に通い服づくりを学び、さらに自分でつくるようになったのです」

そして、2015年CampusLife+1に参加。多数の応募の中からファイナル選考まで残った。

「Campus Life+1に参加したことで、自分の夢が明確になりました。あの日を境に私の人生は大きく変わったと思います」

その後ブランドを立ち上げ、製作に励み、自身のECサイトを中心に販売をするようになった。

原田さん

実際に原田さんがつくったスカート。最近はカジュアルなロリータファッションをつくっている

販売の仕事のおかげでニーズをつかめるように

大学卒業後は、アパレルで販売員の仕事をしながら、休日にアイテムづくりに励んでいる。販売の仕事をすることが、服づくりに大きく役立っていると原田さんは話す。

「今までつくり手である自分の思いしか意識していませんでした。販売の仕事をするようになり、どんな人が購入してどのように着こなすか、
ニーズまで考えられるようになれました」

 そんな原田さんは先日、クリエイターたちがブースを出して作品を販売するアートフェスティバルに出店。リアルな場ではじめて自分の服を販売した。

「少しは売れましたが、まだまだだなと痛感しました。将来的には、私はデザインを専任し、パタンナーなど各分野のスペシャリストたちを仲間に入れて、ブランドのアイテムを増やしていきたいです。そして、ロリータファッションの魅力を発信していきたいです」

原田さん

自身のブログで服の販売をしている原田さん。現在は月に2作品ほど製作をしている

<原田さんの夢の履歴書>
2013年:映画の試写会でロリータファッションに出会う
2015年:Campus Life+1に出場
2016年:自身のブランドを立ち上げる
2017年:オリジナル作品の販売をはじめる

<プロフィール>
原田佳澄さん 22歳
神奈川県出身。学生時代は服飾系の大学に通い、服づくりについて学ぶ。
現在はショップで販売の仕事についている。

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