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2020年06月24日

ホールスタッフ(飲食店)の志望動機の書き方・伝え方の例文

ホールスタッフ 志望動機 タウンワーク townworkホールスタッフ(飲食店)の志望動機の書き方・伝え方のコツを例文(サンプル)とともに紹介します。例文は経験者の場合と未経験で転職する場合の2つのパターンを用意しました。履歴書や面接で特に重要になるので参考にしてください。

ホールスタッフ(飲食店)の仕事と必要スキル

飲食店のホールスタッフは、お客さまを席へ案内しオーダーをとり、料理の配膳など主に接客を担当する仕事です。店内が混雑すると、テキパキと業務をこなさなければ支障をきたしてしまうため、「今しなければいけないこと」を常に考え、素早い判断や適切な対応をすることが求められるのが特徴です。

 

ホールスタッフ(飲食店)の志望動機の書き方

接客の心がけや工夫、店舗運営・管理の経験があれば記載する

経験者であれば前職の業種や業態とともに、接客を行う際、とくに心がけてきたことを伝えましょう。例えば、「混雑時にオーダーミスや料理提供の停滞が起きないよう、シェフやスタッフに積極的に声掛けを行った」「常連のお客さまには、好みを把握し、おすすめの料理を提案していた」など、自分なりの接客の工夫を記載するとよいです。
未経験者でも、前職が小売店などで接客の経験があれば、実務経験や接客で心がけてきたことをアピールしましょう。ほかにも、マネージャー・リーダー経験やクレーム対応の経験、社内・社外とのコミュニケーションなど、お客さまとのコミュニケーションや店舗の運営・管理の観点で活かせるスキルがあれば志望先で貢献できることアピールするとよいです。

志望先の特徴を踏まえて志望理由をアピールする

応募者の志望理由は、採用側にとっては「ここで働きたい意志」や「自店にマッチする人材なのか」を見極める判断素材のひとつです。そのため、なぜその会社・お店を志望しているのかを自分のなかでしっかりと整理し、会社・お店の特徴を踏まえて「貴店は予約制で1日に○○組限定としており、その分お客さま一人ひとりに丁寧なサービスを提供しているホスピタリティ精神に魅力を感じました」というように明確に伝えることが重要になります。

採用後をイメージしやすい将来のビジョンを記載する

「将来どうなりたいのか」「その会社・お店でどのようになりたいか」といった将来のビジョンは、志望理由同様に応募者を採用するメリットがあるかどうかを見極める大きな材料です。「採用したら活躍してくれそうだ」と思ってもらえるよう、例えば「将来、お店の魅力を情報発信できる人材になりたい」「持っている資格を活かし、新メニューの開発に貢献したい」といったように、採用側がイメージしやすいように伝えるようにしましょう。

 

ホールスタッフ(飲食店)の志望動機の例文

経験者の場合

例文:
大手ファミリーレストランにて、約6年間ホールスタッフとして勤務してまいりました。毎日多くの方が来店されるので、店舗マニュアルをしっかりと理解し、お料理やドリンクの提供をすみやかに行いつつ、ピーク時も笑顔を忘れずに、スタッフと連携しながら、接客することを心がけてきました。しかし、レストランは結婚記念日や誕生日など特別な日に訪れる場でもありますので、お客様と丁寧にコミュニケーションをとれるホールスタッフとして勤務してみたいと考え、転職を決意しました。貴店は予約制で1日に○○組限定としており、その分お客さま一人ひとりに丁寧なサービスを提供しているホスピタリティ精神に魅力を感じ、志望いたします。料理・サービスの提供を通じて、お客さまに食事の楽しさを実感してもらい、レストランをコミュニケーションの場として身近なものに感じていただける接客を目指しています。

同職種への転職の場合、就職したいという熱意を伝えるだけでなく、自分がどのような経験をしてきて、どのような貢献ができるかをアピールすることが大切です。そのため、応募先で働きたい理由、具体的に経験してきたこと、貢献できることを整理して記載しましょう。

未経験者の場合

例文:
アパレルの販売員として、約5年間勤務しています。お客さまは30代~40代の女性が多く、自分より年上のお客さまにも、積極的にコミュニケーションをとり、商品を販売してきました。もともとワインが好きで、休みの日にはさまざまな飲食店でワインと料理を楽しんできましたが、ワイン好きが高じて、仕事をしながらスクールに通い、半年前にワインエキスパートの資格を取得しました。そこで、飲食店のホールスタッフの仕事に就いてみたいと思うようになり、気軽に料理とワインを楽しめるビストロへの転職を決意しました。なかでも貴店はワインにこだわり、ワインを主役にした料理を提供していることに魅力を感じ、志望しました。アパレル販売で培ったコミュニケーション力を活かして、お客さまがくつろいで楽しめる空間づくりに努めてまいります。将来は、料理に合うワインをお客様に提案したり、ワインの仕入れ業務や新メニューを開発したりと、貴店の発展に携われる人材になりたいと考えています。

未経験の分野への転職の場合、飲食店でのアルバイト経験や現在の仕事で培ったコミュニケーション力、人見知りせずに人と関われることなど接客に活かせそうなことをアピールしましょう。未経験であっても臆せずに、明るくポジティブな姿勢を伝えることが大切です。

 

監修
三井 愛
(キャリアコンサルタント・フードコーディネーター・栄養士)
食品メーカーでの商品開発を経て、フードコーディネーター・栄養士・キャリアコンサルタントとして、フードコーディネータースクールの運営、食を目指す方のキャリアカウンセリングなどを行う。また撮影・スタイリング業務、メニュー開発、料理教室の企画・運営など、食に関わる業務にも携わる。著書「フードコーディネーターという仕事」(現代書林)
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