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2022年07月08日

面接の自己紹介で趣味を聞かれたら?好印象な趣味の伝え方と例文一覧

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面接では自己紹介のひとつとして「趣味」を聞かれることがあります。趣味は必ずしも話す必要はありませんが、聞かれた場合に備えて準備しておくに越したことはありません。
ここではポピュラーな趣味とその伝え方を例文付きでご紹介します。また、趣味がない、答えにくいときの対処法もあわせて解説します。

自己紹介で話す趣味は無難なものでOK

面接の自己紹介で趣味を聞かれたら、話す内容は一般的なもので構いません。面接担当者はあくまで人柄を知るきっかけにするため、または話を広げる例として質問しています。そのため、音楽鑑賞や読書、スポーツ、旅行、ファッションなど、自分の趣味を素直に答えましょう。

自己紹介で趣味を印象よくな伝える方法

自己紹介で趣味を話すとき、以下の要素を盛り込んで詳しく話すと好印象を残しやすくなります。

具体的なエピソードを入れる

例えば「趣味は読書です」で終わらせるのではなく、「どんな本、どういうところが好き」など、具体的なエピソードを交えながら話すと効果的です。「何年くらい続けている」「週末に◯◯して楽しんでいる」など、自分の行動を思い出し、知らない人でもわかりやすいよう話せるようにしましょう。

好きになったきっかけを入れる

趣味を具体的に話すうえで欠かせないのが、好きになったきっかけです。何をきっかけにして好きになったのか、「初めて視聴して天地がひっくり返った」「当初はなんとも思わなかった」など、第一印象とその後、はまったエピソードとしていくと深みが増しやすくなります。

好きの度合いが分かる要素を入れる

趣味をどれくらい好きか分かる要素を入れるのも効果的です。「作家の◯◯さんの作品はすべて読んだ」「◯◯はテレビシリーズから見て、原作やスマホゲームまで派生作品もすべて楽しんでいる」などガチ度合いを伝えると話が盛り上がりやすいです。

自己紹介に向いている趣味の選び方

また、話す「趣味」を選ぶときには、以下のポイントを押さえておくとよいでしょう。

第一印象とギャップがあると興味を持たれやすい

大人しい印象の人が「ヒップホップ好き」、活発な印象の人が「時代小説を読む」など、自分の印象と趣味にギャップがあると興味を抱いてもらいやすい自己紹介になります。面接官の興味を惹くような「え?」と思ってもらえる趣味を選ぶと効果的です。

応募先の業界に関連する趣味

例えば飲食店であれば「グルメ」、イベント系であれば「音楽鑑賞」など、応募した先の業界に関連する趣味であれば納得しやすいですし、共感も得やすい自己紹介になります。ただし業界の面接ではよく言われる趣味でもあるので、「より詳細なジャンル」「作品名」「作家」「ガチ具合」などをより詳しく話せるようにしましょう。

趣味一覧と例文

面接の自己紹介で趣味を聞かれたとき、答えやすい趣味の一覧と例文を紹介します。

読書

【例文】
趣味は読書です。授業やアルバイトの待ち時間を読書に充てていて、毎月5冊程度を読破します。現在、もっとも好きな作家は東野圭吾さんです。好きになったきっかけは、映画やドラマといった映像作品なのですが、原作を手にとって読んだところ、映像にはない心理描写に惹かれて、3カ月間で全作品を読破しました。好きな人が多いので、どの作品が好きか盛り上がれるのも魅力に感じています。

音楽鑑賞

【例文】
趣味は音楽鑑賞です。サブスクリプションを利用して、クラシックやジャズ、ポップスなど、ジャンルを問わず、広く聞くようにしています。ただ、最近では配信で聞けない音楽が世の中にはたくさんあることに気がつき、CDやレコードを購入して聞くようになりました。良いものは時代を超えると痛感しましたし、自分の手で掘り起こした感動があります。

映画鑑賞

【例文】
趣味は映画鑑賞です。 さまさまざまなジャンルの動画を家庭にいながらにして視聴できる時代ですが、私は何より映画館で見るのが好きで、月に2回は必ず、映画館で鑑賞します。映画館で見る良さは、映画の世界に没入できることだと思っています。単なる作品として消費するのではなく、自分の考えや言葉として咀嚼し、人生を豊かにしてくれる点がとても魅力的だと思っています。

マンガ・アニメ・ゲーム

【例文】
趣味はマンガを読むことです。 もともと親もマンガが好きで、手塚治虫や浦沢直樹、井上雄彦の名作があらかた自宅に揃っており、マンガを読んで成長したといっても過言ではありません。私がもっとも好きな作品は手塚治虫の「ブラックジャック」です。1つのお話は短いものの、喜怒哀楽を凝縮したような味わいがあり、何度も繰り返し読み、その度に発見があって、深く感銘を受けています。

動画制作・投稿

【例文】
趣味は動画制作です。はじめは学校の授業の一貫で動画制作を勉強したのですが、はじめてみると自分の好きなように絵を動かせる楽しさがあり、たちまちのめり込んでしまいました。最初は親のパソコンを使っていたのですが、それでは物足りなくなり、アルバイトで専用パソコンを購入し、制作しています。もっとも反響があった動画は3万回再生され、複数の言語でコメントが寄せられました。

ファッション・メイク

【例文】
趣味はメイクです。実は肌荒れがひどくとても悩んでいたのですが、皮膚科に通って治療しつつ、お手入れとメイクをはじめたところ、徐々に改善していきました。それまで人の目が気になり、自分に自信がなかったのですが、皮膚の状態をよく観察しながらメイクをしていったところ、ほめられることも増え自信につながりました。今では化粧品の成分表示を見て解説できるくらい、知識を深めています。

スポーツ・筋トレ

【例文】
趣味はランニングです。毎朝5キロ程度、自宅周辺の公園や川原を走るのが日課になっています。小学生のころから運動部に在籍していて、体を動かすことが習慣になっているので、悪天候で走れないと物足りなさを感じることもあります。また、昨今はランニング人口が増えてきたこともあり、年齢性別に関係なく仲間が増え、交流も楽しんでいます。

スポーツ観戦

【例文】
趣味はサッカー観戦です。地元チームのサポーターとして、子どもの頃からホーム開催の試合はスタジアム観戦するのが習慣になっていました。大学生になってからはアウェイ遠征をすることも増え、地方のグルメや地理、旅費を安くすることにも詳しくなりました。また、遠征先では地方の年配の方々と話すことも多く、自分の視野を広げるよい機会になっています。

自転車

【例文】
趣味は自転車です。自宅から大学までは15キロほどあるのですが、基本的には自転車通学をしています。週末には走り込みでさらに遠征することもあります。実はもともとぽっちゃり体型だったのですが、自転車をはじめたことでお腹まわりが引き締まり、体脂肪率は18%程度まで落ちました。何より継続する力、集中力が鍛えられたと感じています。

車・バイク

【例文】
趣味は車です。子どもの頃からミニカーが好きで、18歳になると同時に自動車免許を取得、アルバイトで頭金をため、自動車を購入しました。大好きな車を持つために、目標金額から逆算して金銭管理、税金や保険といった社会の仕組みも学べたように思います。今もつらいこと、大変なことがあってもドライブにいくと気分が変わりますし、帰宅するころにはすっきり、ストレスやイライラ解消につながっています。

バンド活動・楽器演奏・DJ

【例文】
趣味はピアノです。子どもの頃に親のすすめで習っていたのですが、高校受験に専念するために辞めてしまいました。大学生になりある動画をみたことをきっかけに、またピアノが弾きたいと思い、自宅で練習を再開しました。以前のアルバイト先では子どもや高齢者に披露することもあるのですが、大変喜ばれますし、音楽の持つ力に驚いています。

ダンス

【例文】
趣味はダンスです。もともとダンス動画が好きでよく見ていたのですが、大学進学をきっかけにダンスサークルに所属しました。未経験だったため、ステップ一つできず、はじめは毎日悔しい思いをしてばかりだったのですが、5分でも時間があれば練習をするようにし、1年かけて人前で踊れるようになりました。ダンスを通して、続けることの大切さ、気持ちを強く持つことの大切さを学びました。

カメラ・写真

【例文】
趣味はカメラでの人物撮影です。もともとデジタル一眼レフカメラを使っていたものの、フィルムカメラの味わいにひかれ、購入しました。カメラで写せるのは一瞬ではありますが、その一瞬で人の内側まで写せるよう、表情や光線、アングル、努力や工夫を積み重ねが必要です。会心の一枚が撮れたときは達成感がありますし、何より撮影させてもらった人に喜んでもらえて感無量です。

料理

【例文】
趣味は料理です。わが家は自立を促すという理由で、中学生のころから自分のお弁当は自分で作る決まりになっていました。はじめは冷凍食品とごはんを詰めるだけでしたが、卵焼きができるようになってからは、自作メニューも増え、今では10分あれば弁当が作れるようになりました。忙しい朝だからこそ段取りを組む大切さ、栄養バランス、見栄えなどさまざまなことを考えて調理できるようになりました。
【例文】
趣味は道の駅巡りです。今はネットでご当地の名産品が手に入りますが、道の駅にはまだ知られていない地域の野菜や魚、調味料などが置いてあり、見ているだけでもワクワクします。また、購入するだけでなく地元の人と話して、調理法やなぜこの食品ができたのか、といった背景を聞くようにしています。積極的に話しかけることで、苦手意識のあったコミュニケーション能力も鍛えられたように思います。

旅行

【例文】
趣味は旅です。私の家族は毎年、帰省と兼ねて全国を旅するのが恒例となっており、見たことのない景色に出会い、価値観が変わるような体験をしてきました。大学生になってからは、長期休暇中に、旅とアルバイトを兼ねて地方に滞在するようになり、時間を見つけては山へ登ったり、地域を巡ったりしていました。地方で多くの人と出会い、ともに働いたことで、自分自身が大きく成長したように思います。

散歩・カフェ巡り

【例文】
趣味はカフェ巡りです。もともとスイーツが好きで、カフェを巡りSNSに掲載していたのですが、ある時、カフェで提供しているのはコーヒーやスイーツのようでいて、「くつろぎ」や「交流」だと気がつきました。そこでこの店が大切にしているものはなにか、大手チェーン店との違いを観察するようになり、差別化や競合、提供している価値を考えるようになりました。今ではスイーツ好きというだけでなく、マーケティングの視点からもカフェ巡りを楽しんでいます。

語学習得・資格取得

【例文】
趣味は語学取得です。思うように外出できなかった時期、このままではいけないと英語のオンラインレッスンを受講しました。はじめはまったく聞き取れず、会話も拙かったのですが、どんなに恥ずかしくても1カ月続けようと毎日受講しました。あわせて英語の文法なども中学生レベルから学び直したところ、徐々に会話もできるようになり、今では同居する家族よりも会話が盛り上がるほどです。恥ずかしがらず、なんでも一歩を踏み出すことの大切さを実感しました。

伝えないほうがよい趣味

・ギャンブル
・公序良俗に反しているイメージのもの
・怠惰な印象を与えるもの
・政治・宗教関係

上記に該当する趣味は、面接官から見たときに「リスクが高い人」という印象を与える可能性があります。たとえばギャンブル、飲酒や合コンなどは、モラルや公序良俗面から不安な印象を与えます。また、「寝る」「ダラダラする」というのも「気力がない人」「だらしない人」につながりかねず、面接での自己紹介であえて話す必要はありません。政治運動や宗教活動もインパクトが強すぎるため、避けた方が無難です。

趣味がない場合の対処法

面接官はあくまで人柄が知りたいので、必ず趣味を話す必要はありません。もし取り立てて趣味がない場合は、普段、楽しんでいることや打ち込んでいることを自己紹介に加えて話しましょう。
今回あげた趣味の一例のほかにも、興味のあること、好きなこと、続けていることでよいでしょう。たとえば、「スニーカー」「DIY」「ガジェット」「そば屋巡り」などでも問題ありません。どんな喜びを得ているか、自身の心境の変化やエピソードを言葉にして伝えましょう。

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