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2024年04月08日

イベントスタッフバイトの志望動機例文、面接で聞かれること、当日の服装など解説

コンサートやスポーツイベントなどで活躍するイベントスタッフ。短期・単発で稼げるバイトとしても人気です。ここでは、イベントスタッフのバイト経験のある大学生へのアンケート結果を基に、実際に聞かれた質問や回答例を紹介します。そのほか、面接時の服装マナーなども解説します。

イベントスタッフバイトの志望動機例文

イベントスタッフのアルバイトは、人材派遣会社に登録して働く場合、イベントの企画運営会社に雇用される場合、音楽フェスやスポーツイベントなど特定のイベントの募集に応募する場合など、さまざまな働き方があります。
派遣会社経由の場合、面接はありませんが、担当者と簡単な面談をするケースもあるため、志望動機やその他の質問には答えられるようにしておくと安心です。イベントスタッフバイトの志望動機は、対象イベントのアーティストや内容がどれだけ好きかという事より、スタッフとしてきちんと仕事をしていきたい姿勢をアピールしましょう。

フェスやイベントが好きだから

<回答例>
「音楽が好きでライブやフェスに行く機会が多く、一度イベントスタッフをやってみたいと思っていました」

「以前イベントに行った際にスタッフの方々に丁寧に接してもらった経験があり、自分もお客様を笑顔にするお手伝いをしたいと思っていました。イベントを支える側として頑張りたいです」

周囲と協力してやり遂げるバイトに惹かれたから

<回答例>
「フェスやライブが好きで行くのですが、次は、イベントの成功のためにみんなでやり遂げる側の仕事をしたいと思っています。お客様に楽しんでもらえるよう頑張りたいと思います」

「チームで動くことが好きなので、さまざまなポジションのスタッフと協力し合ってひとつのイベントを成功させる、このアルバイトは自分に合っていると思い応募しました」

将来イベント企画の仕事に就きたいから

<回答例>
「将来音楽業界で働きたいため、この仕事を通していろいろなことを学びたいと思い志望しました。また、高校時代、軽音楽部に所属しており、スタッフとして動いてくれた後輩に助けられたので、今度は自分が音楽業界の力になりたいと思いました」

「将来はイベントの企画や運営に携わる仕事をしたいと考えています。学生時代に現場を見ておくことは勉強になると思い応募しました」

人と接することが好きだから

<回答例>
「人と接するアルバイトがしたいと思い志望しました。野球や音楽イベントが好きでよく行っていたので、今度は案内する側として、お客様に笑顔になってもらえるよう頑張りたいです」

「イベントの仕事はスタッフや来場者とのコミュニケーションが必要だと思います。人と接することが好きでイベント好きの自分なら、楽しみながら働けると思い応募しました。お客様にも楽しんでもらえる接客をしたいと思います」

時給や日給に惹かれたから

<回答例>
「学費と家賃は親に出してもらっていますが、生活費は自分で稼ぎたいと思い、時給のいいこちらのバイトに応募しました」

「スキーサークルに入っており、サークルにかかるお金は自分で出したいので、単発で入れる時給のいいバイトを探していました」

週末や短期間で集中的に働きたいから

<回答例>
「平日は実習が終わる時間が読みづらく、飲食などシフト制のアルバイトが難しいので、週末に集中的に働きたいと思い志望しました」

「学期中は課題やサークルが忙しく、なかなかアルバイトをする時間が作れなかったので、夏休み期間に短期で集中して働きたいと思い応募しました」

 

イベントスタッフバイトの面接で聞かれる質問

イベントスタッフのアルバイト面接では、イベント期間が1日の場合と数日間の場合で質問が異なる場合があります。数日にわたるイベントスタッフを希望する場合は、どのくらいシフトに入れるか把握して面接に臨みましょう。

土日両方とも出られるか

必ず聞かれるわけではありませんが、毎週末イベントがあるような会社では、「土日両日出られるか」と聞かれる場合があります。

<回答例>
「平日は授業があるため、土日祝を希望します。また、お盆や年末年始は基本的に空いているので出勤できます」

「土日であれば朝から終電まで働くことが可能です」

月何回出られるか

イベントは週末が多いので、「月に何回、何週目の土日に出勤が可能か」と確認されることがあります。

<回答例>
「週末であれば土日ともに勤務可能ですので、月に6~8回程度シフトに入りたいです」

「月初めの土日はサークルがありますので、2週目から4週目の土日であれば勤務可能です」

通勤手段・通勤時間

イベントの開催地が複数ある場合、自分が好きな場所を選べるケースもあります。交通費を支給してくれる会社もあるので、どのエリアで働きたいのか伝え、そこまでの交通手段や通勤時間などは事前に調べておくようにしましょう。

<回答例>
「自宅のある〇〇から通いやすい〇〇でのイベントを希望します。自宅からは〇〇線を使って30分程度、片道〇〇円かかります」

「自宅が〇〇駅なので、都内と神奈川の一部であれば1時間以内で通えます。出来れば〇〇線沿線のものを中心に紹介していただけるとありがたいです」

いつから働けるか

イベントスタッフは多くの人員を必要とするケースもあるので、早く働いてくれる人は喜ばれます。無理ない範囲でなるべく早い日程を伝えるようにしましょう。

<回答例>
「今月末で今のバイト先を退職するので、来月はじめの土日から働けます」

「今週末から勤務可能です」

好きなアーティストはいるか

好きなアーティストを聞かれた場合は、ジャンルで答えるか、「音楽全般が好き」など、濁した答え方をするのがおすすめです。仕事の面接ということを踏まえ、特定のアーティストへの想いを出しすぎるのは控えた方が無難です。

<回答例>
「J-POP全般が好きで、フェスでは色んなアーティストを回ります」

「特定のジャンルにとらわれず幅広い音楽を聴きます」

これまで経験したアルバイト

イベントスタッフはバイト経験がない人も歓迎している募集が多いので、バイト経験がなくても正直に答えてOKです。経験がある場合、特に接客経験は役に立つので伝えておきましょう。

<回答例>
「飲食店のスタッフをしていたので接客は慣れています。人と関わる機会が多く、お客さまの要望に対応する力が身に付いたと思います」

自己PR・長所・短所

イベントスタッフの仕事に活かせるコミュニケーション能力や想定外のことにも臨機応変に対応できる力、体力に自信があることなどをアピールするといいでしょう。短所はどのように補っているかも合わせて伝えましょう。

<回答例>
「中高6年間テニスをやっていたので、体力には自信があります」

「どんな状況でも明るく人に接することができることが長所です。短所は何かに没頭すると周りがみえなくなることがあるので、常に広い視野を持つよう心掛けています」

何か質問はありますか?

面接の最後に「質問はありますか?」と聞かれることがあります。交通費支給の有無や、勤務確定のタイミングなど、疑問があれば聞きましょう。質問がなければ無理して聞く必要はなく、「特に質問はありません」と答えましょう。

<回答例>
「シフトの希望を出すタイミングと、勤務が確定するタイミングを教えていただけますか?」

「全て説明していただいたので、特に質問はありません。ありがとうございました」

 

イベントスタッフバイト面接で確認されること

イベントによっては髪色やアクセサリーなど、身だしなみの規定について説明がある場合もあります。また、イベントスタッフは立ちっぱなしのものが多く体力を使う仕事でもあるので、これまでの運動経験を聞かれることもあります。

▼イベントスタッフバイト面接で確認されること
・髪色など身だしなみのルールの確認
・元気に働けるか
・あいさつをしっかりできるか
・遅刻しないか
・学生の場合、部活やサークルに入っているか
・どういうイベント希望か

 

イベントスタッフの面接・登録会やバイト当日の服装

イベントスタッフの面接・登録会や説明会は「私服OK」がほとんどです。バイト当日には「動きやすい服装」と指示される場合もありますが、指定がなければ、シャツやブラウスにコットンパンツや膝が隠れるくらいのスカートなど、シンプルで清潔感のある服装で行きましょう。大学生であれば、Tシャツやジーンズでも問題ありませんが、色や柄、ダメージなどのないきれいなもので行くようにしましょう。
髪型も、表情が見えるよう、前髪が目にかかったり、長い場合はまとめて行きましょう。髪の色や長さに関しては「髪型自由」となっている募集もありますが、イベント内容により「接客スタッフは染髪不可」等のルールが設けられているバイトもあるので登録会や面接の際に確認しておくといいでしょう。
あくまで仕事の面接になるので、好きなアーティストのTシャツに目立つアクセサリーなど、遊びに行く時のような服装は避けた方が無難です。

 

イベントスタッフの面接・登録会当日の流れ

面接当日は、筆記用具のほか、履歴書など指定されたものを持参して面接会場へと向かいます。会場に着いたら受付のスタッフに「14時からの面接(登録会)で伺いました○○です」などと声をかけましょう。その後案内されたら面接やバイトの説明を受けて終了です。

<トーク例>
「お忙しいところ失礼します。アルバイトの面接で伺いました○○と申します。(採用担当者)〇〇さんはいらっしゃいますか?」

短期バイトでイベントの裏側を知ることができ、大きなやりがいと様々な人との出会いも楽しめるイベントバイト。色々な場所で「自分の好きなこと」に触れたい人にぴったりのバイトで、まわりに自慢したくなるような貴重な体験をしたいですね。

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アンケート出典:2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル

※初回公開:2015年9月22日、更新履歴:2021年7月13日、2023年10月1日、2024年4月8日

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