バイトの面接に遅刻しそう！メール？電話？理由別の対処法

バイト面接に遅刻は厳禁ですが、予想外のトラブルで約束の時間に遅れてしまうことはあるものです。焦る気持ちはわかりますが、遅刻したから落ちるとは限らないので、適切な対応で挽回をはかりましょう。この記事では、遅刻しそうなときに電話連絡のトーク例、電話できない時のメールの送り方などを解説します。

【目次】

1分の遅刻でも連絡する

アルバイト面接は、1分の遅刻であっても遅刻しそうと分かった時点ですぐに連絡します。急げば何とか間に合いそうでも、結果、何らかの事情で遅れると無断で遅刻という印象になるので、ギリギリの場合でも、遅れる可能性がある旨を連絡しておいた方が望ましいです。

面接の時間が迫っているような急ぎの要件は、相手に確実に伝わったかが確認しやすい、電話連絡がビジネスマナーの基本です。電車の中など、電話ができない状況なら、メールを入れ、相手から返信が来ていないことを確かめてから、電話できる状況になった後に、再度電話を入れます。

電話がつながったら、面接予定時間と名前を伝え、担当者に取り次いでもらいます。担当者が電話に出られない場合は、遅れてしまう旨を伝言してもらいましょう。

担当者につながったら、名前、遅れそうな理由、何分程度遅れそうかを伝え、遅れても面接してもらえるかを確認します。場合によっては、日程変更を相談される可能性もあります。

遅延が分かった時点で電話で連絡しましょう。車内で電話を掛けるのが難しい場合は、先にメールで連絡をしておき、電話ができる状況になったら電話でも伝えましょう。

＜トーク例＞
「本日〇時にアルバイトの面接をお願いしている〇〇（氏名）と申します。現在そちらへ向かっている途中ですが、人身事故で電車が止まってしまい、到着が〇時〇分頃になりそうです。急いで参りますが、お待ちいただくことは可能でしょうか」

＜30分以上遅れそうな場合＞
「到着が〇分ほど遅れそうです。もし本日お待ちいただくのが難しいようでしたら、面接日時を別の日に変更していただくことは可能でしょうか」

＜メールで連絡する場合＞
件名：【本日〇時面接の〇〇】電車遅延により、到着が遅れます

本文：
株式会社〇〇〇〇
〇〇様

本日〇時から面接をしていただく予定の〇〇〇〇（氏名）と申します。

現在、面接会場に向かっておりますが、
電車が車両トラブルで止まったため、到着が15分程度遅れそうです。
車内からのため、メールでのご連絡で失礼いたします。
降りたら改めてお電話いたします。

申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

〇〇〇〇（氏名）

寝坊、移動時間の計算ミスや経路誤り、面接時間を間違えた、道に迷ってしまったなど、自分のミスでの遅刻も、わかった時点ですぐに連絡を。詳細な理由を言う必要はなく、「確認不足で」というように伝えれば問題ありませんが、誠意をもって謝罪することが大切です。

＜トーク例＞
「本日〇時にアルバイトの面接をお願いしている〇〇（氏名）と申します。申し訳ありません。私の確認不足で面接の時間に〇分ほど遅れてしまいそうなのですが、お待ちいただくこと可能でしょうか。もしくは面接日時を変更していただくことはできますでしょうか。」

用事が済み次第電話で連絡し、遅れる理由と何分程度遅れるかを具体的に伝えます。

＜トーク例＞
「本日〇時にアルバイトの面接をお願いしている〇〇（氏名）と申します。学校の授業が長引いてしまい、到着が〇分ほど遅れそうです。急いで向かいますが、お待ちいただくことは可能でしょうか」

面接では冒頭で遅れたことを改めて謝罪します。理由はどうであれ、遅刻したことで相手に迷惑をかけていることには違いないので、きちんと目を見て謝るようにしましょう。また、面接中はだらしない印象にならないよう、言葉遣いや目線に気をつけ、目を見てハキハキと受け答えしましょう。

＜トーク例＞
「本日は遅刻をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。時間を調整していただき、ありがとうございました」

仕事をする上で遅刻は厳禁ですが、事前に電話を入れておくのとおかないのでは印象が全く違います。遅刻をしても対応に誠意を感じれば、「この人に仕事を任せても大丈夫」と思ってもらえ、いい評価が得られることも。余計な言い訳はせず、誠意をもって対応をしましょう。

※初回更新2014年10月1日、更新2024年4月22日

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