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2019年09月18日

転職面接の服装選び|スーツ・髪型・カバン・靴などの身だしなみ

面接の服装はスーツ?それとも上下別のジャケットとスカート?服装の指定がない場合は?など、転職面接での服装選びに悩む方も多いでしょう。ここでは男性と女性、それぞれの身だしなみのポイントと面接にふさわしい服装マナーについて確認しておきましょう。

面接は「スーツ」が一般的。清潔感が大事

転職の面接では、服装の指定がないことが多です。その場合もスーツで行くのが一般的。スーツは、仕事を任せられる信頼感や安心感を与えられるような落ち着きと、清潔感のあるものが大切です。どんな世代にも好印象な無難なものを選びましょう。

 

女性の服装マナー

転職面接の女性の服装マナー例

スーツ(ジャケット・スカート・パンツ)

服装の指定がない場合、上下揃ったセットアップスーツか、上下が別々のデザインでも、カチッとした印象になれば問題ありません。ネイビーやダークグレーなどの落ち着いた印象の色か、ライトグレーやブラウン、ベージュなどで明るい印象を与えるものでも良いでしょう。柄は、無地が無難。ジャケットの形はテーラードかノーカラー、スカートは、膝が隠れる丈のタイトかフレアスカート、またはプリーツスカートなど。パンツは、センタープレスの入ったアンクル丈のテーパードなどがすっきり見えて良いでしょう。黒の上下はリクルートスーツを連想させ、幼い印象になる場合あるので、とくに30代や40代と社会人経験の長い人は避けた方が無難です。見落としがちなのが、サイズ。年齢があがると体系をカバーしようと、大きめを選びがちですが、ジャストサイズの方がカッチリ見えます。

シャツ、ブラウス、インナー

インナーに着るシャツやブラウスは第1ボタンを外した時に胸元が開き過ぎないものを選びます。襟の無いブラウスは、胸元の空きすぎていないラウンドネックやVネックにすると中途採用らしく大人っぽい印象になります。レーヨンなど、少しツヤのある素材がおすすめです。色は顔映りが明るくなる白っぽい色で、透けない素材を選びましょう。柄物はカジュアルになるので無地がおススメ。長袖の場合は、袖がジャケットからはみ出ない長さにします。

髪型

フェイスラインが見えると明るい印象になります。前髪が目にかからない長さが理想です。お辞儀をした時にサイドの髪が顔にかかるようであれば、ハーフアップ、束ねる、耳にかけるなどしてスッキリまとめます。髪色は、ダークブラウンなど自然なカラーリングなら問題ありません。

メイク・化粧

面接の場では、自然な雰囲気で血色感やメリハリのある「ナチュラルメイク」が基本です。具体的には以下を参考にしてみましょう。

・肌色のを明るく見せるベースメイク
・適度に整えたアイブロウ
・ほんのりと血色を良く見せるチークやリップ
・目元がハッキリ見えるマスカラやアイライン
・目元のくすみを取るアイカラー

つけまつげやまつげエクステは、明らかに「盛っている」のがわからない程度に抑えましょう。

アクセサリーや時計、香水など

ピアスやネックレス、指輪などのアクセサリーは、シンプルで小ぶりなものを選びます。腕時計も派手で目立ち過ぎるものは避けます。香水は、香りの好みは人によって違うのでつけないか、弱いものを選びます。香りの強い柔軟剤やシャンプー、ヘアスタイリング剤などにも気をつけましょう。

靴、ストッキング

オフィシャルな場では素足は控え、ストッキングをはきます。色は、無地の肌色に近いものを選び、冬の黒タイツは、面接では避けましょう。靴は、きれいな歩き方が保ちやすい3~5cm程度のローヒールパンプスがおススメです。サンダルやミュールはNG。落ち着いた印象のあるデザインや色であれば、黒や無地でなくてもOKです。靴の汚れや傷は意外と目立ちますので、面接前に確認しておきましょう。

 

男性の服装マナー

転職面接の男性の服装マナー例

スーツ

2つボタンか3つボタンのシングルのテーラードスーツがおススメ。色は、ネイビー(紺)が定番です。濃いほど落ち着いた印象になります。次に、グレーの中でもチャコールグレーも使いやすい色です。実際の年齢より上の印象を与えやすいので、面接で出したい雰囲気によって色を選ぶと良いでしょう。柄は無地が無難ですが、派手な印象でなければ細いストライプでもOK。
また、スーツで大切なのはサイズです。大きすぎるとだらしなく見えます。袖の長さは、腕を下にした時にワイシャツが少し見える程度で。面接では、座った時にしわにならないよう、第一ボタンだけを占めます。久しぶり着るスーツは、事前に袖を通し、立ったり座ったりしてサイズが合うかを確認すると良いでしょう。

シャツ

織り柄のない、プレーンな無地のワイシャツを選び、色付きボタンやカジュアルな印象のボタンダウンは面接では避けましょう。色は清潔感のある白または薄いブルーが無難です。襟口や袖口の汚れ、黄ばみやシミがついていることもありますので、事前に確認して必要に応じてクリーニングに出しましょう。

ネクタイ

転職活動の面接では派手な色・デザインはあまりおすすめしません。ストライプや小紋、チェックなどシンプルな柄が良いでしょう。暗すぎない印象になるよう、スーツよりは明るい色にしましょう。

黒や茶系の革のレースアップシューズが基本です。エナメルの靴やつま先が尖っているものなどは避けます。スウェードやヌバックなどの起毛タイプはカジュアルなので、表革の方が良いでしょう。足元の汚れは意外と目立ちますので、靴を磨き、かかとの擦り減りも直しておきます。

靴下

黒やネイビー、ダークグレーなどスーツの色に馴染む暗めの無地を選びましょう。座った時にズボンが上がっても素肌が見えない丈にします。

カバン・バッグ

応募書類を入れる、あるいは面接後に書類を受け取る場合もありますので、A4サイズが入る革かナイロン製のビジネスバッグを選びましょう。面接中は足元に置くことも考え、自立するデザインのものがよいでしょう。リュックやトートバッグを通勤に使う人も多いですが、面接では避けた方が無難です。色は靴と合わせるとベストですが、黒、紺、茶色などであれば良いでしょう。

髪型

前髪が目にかからないようにセットします。かからない場合も、ワックスやジェルなどのスタイリング剤を使ってセットした方がカチッと見えます。カラーはダークブラウン程度なら問題ありません。フケなどが肩に落ちていないか、面接前にチェックしておきましょう。

時計

黒系の革ベルトやシルバーのものなど、ビジネスシーンに合う時計を選びましょう。派手な時計や、スポーツウォッチなどは避けた方が無難です。

 

職種別 面接の服装の目安

事務、コールセンター

事務職やコールセンターなどのオフィス内での勤務の職種は、指定がなければスーツで行きましょう。銀行や保険会社など金融業界の場合は、男女ともカッチリした印象となる紺やグレーのスーツがおすすめです。コールセンターやメーカー、ITなど、そのほかの業種の場合は、男性は一般的なスーツであれば問題なく、女性はビジネスシーンにふさわしいものであれば上下が別々のものでもいいでしょう。

飲食店

レストランや居酒屋など、飲食店の場合も、指定がなければスーツで行くようにしましょう。女性の場合は、ジャケット+スカート(パンツ)など、上下が揃っていなくても問題ありません。

医療事務

医療事務の場合も、指定がなければスーツで行きましょう。医療事務は受付と並ぶ、医療機関の顔となる職種です。信頼感や清潔感が伝わるような服装を心がけましょう。女性の場合は、ジャケット+スカートなど、上下が揃っていないものでも大丈夫です。

介護施設

ホームヘルパーなど介護士の場合も、指定がなければ基本的にはスーツで行きます。実際の現場はポロシャツなどの動きやすい服装かもしれませんが、面接では信頼感や優しさ、清潔感の感じられる服装で行きましょう。女性の場合は、ジャケット+スカートなど、上下が揃っていないものでもいいでしょう。

工場

工場勤務の仕事の面接も、指定がなければスーツで行きましょう。実際の勤務は作業着など動きやすい服装になることが多いですが、面接はあなたの人となりを判断する場になります。きちんとした印象になるよう、清潔感を心がけましょう。女性の場合は、ジャケット+パンツなど、上下が揃っていなくても問題ないでしょう。
ただし、個人経営の町工場で経験者募集などの場合は、作業着の方が経験者らしく話がしやすいという経営者もいますので、心配な場合はどちらがいいか聞いておくといいでしょう。服装を訪ねるときは、以下を参考にしてみてください。

(面接日程を決める会話の最後に)
「最後に一つ質問なのですが、応募者の皆さんは、面接にはどのような服装でいらっしゃいますか」
(後日、電話で尋ねる場合)
「お忙しいところ恐れ入ります。〇月〇日に面接をしていただく予定の〇〇と申します。当日の服装について質問なのですが、応募者の皆さんは、面接にはどのような服装でいらっしゃいますでしょうか」

 

私服で、普段着で、服装自由でと言われたら?

応募先から「私服でお越しください」、「普段着で」と言われたら、ビジネスカジュアルで行くといいでしょう。ビジネスカジュアルとは、仕事で初対面の方や目上の方に会っても失礼のない服装と考えます。男性ならジャケットやシャツなどの襟付きに、センタープレスの入ったカチッとしたパンツ、女性は、きれいめなカーディガンに、膝が隠れる丈のスカートなどを選ぶといいでしょう。「服装自由で」と言われた場合は、スーツとビジネスカジュアル、どちらも問題ありません。そのほか、「カジュアルな服装」「あなたらしい服装」など、面接の服装に迷うときはこちらの記事も参考にしてみてください。

面接で服装指定なし|私服、服装自由の場合、どうすべき?

 

リクルートスーツ、冬のコート…服装の疑問色々

就活で使ったリクルートスーツしかない場合…

特に女性は、黒や紺の無地スーツに白シャツ・ブラウス、黒いパンプスを合わせると、新卒のリクルートスーツに見えてしまうことがあります。インナーを柔らかい素材のブラウスやカットソーにしたり、アクセサリーを足す、靴やカバンをベージュなどにするなどして大人っぽい印象にすると良いでしょう。
男性の場合は、黒でなければ、リクルートスーツをそのまま使っても良いでしょう。ただ、サイズが合っているかを事前に確認しておきましょう。

スーツのボタンの数は?

スーツやビジネスカジュアルで着用するジャケットのボタンの数は、2つか3つのものを選ぶようにしましょう。女性の場合はノーカラーなどボタンがないものや、ひとつボタンやフックのものでも問題ありませんが、たくさんボタンがついているものは華美なイメージになることもあるので避けましょう。

面接にパンツスーツでもいい?

女性の場合、スカートではなくパンツスーツでもOKです。ジャケット+スカートだとより女性らしい印象に、ジャケット+パンツだと活発な印象になるので、応募する職種によって使い分けるといいでしょう。パンツはワイドすぎたりタイトすぎるものは避け、流行に左右されない、テーパードかストレートのものを選びましょう。

ストライプ柄のスーツでもいい?

ストライプ柄のスーツでも問題ありませんが、主張の強いものは避けるようにしましょう。地の色は紺やグレーに、シャドーストライプ、ペンシルストライプ、ピンストライプなどであれば洗練されたイメージにもなるでしょう。

面接にビニール傘で行っていい?

傘は普段使っているもので問題ありません。面接会場に入る前に、バンドまできれいに留めてたたむように気を付けましょう。たたんだ状態で目立つ柄やフリルなどの装飾や、派手な原色を避けた方が無難です。
また、ビニール傘より、きちんとした傘の方が印象は良くなりやすいですが、ビニール傘の場合は、黄ばみや折れのない、きれいなものなら良いでしょう。

冬場のコートもビジネスシーンに合うものを

面接の受付前に、コードは脱いで手に持つため、スーツほどは目立ちません。ですが、手に持っているコードが明らかに派手、あるいはカジュアル、ヨレヨレだとわかるものは避けましょう。

夏場は、ジャケットを脱いでもきちんとした印象になるように

夏は、上着を脱ぐことを勧めてくれる場合がありますので、脱いでも大丈夫な格好をしましょう。
男性は、半袖のワイシャツはカジュアルな印象なので、夏でも長袖ワイシャツに肌着を下に着る方がきちんと見えます。
女性は半袖でもOKです。露出の多いノースリーブは避けましょう。

風邪や花粉症でマスクが手放せない場合は…

面接では、話し方や表情も見られているため、マスクで声が聞き取りづらくなったり、表情が見えなくなるので、基本的には避けた方がいいでしょう。マスクが手放せないほどの咳や風邪の場合、面接日程をずらしてもらう、花粉症の場合は薬を飲むなど事前の対策をする方がベター。あるいは、面接中にハンカチを出しておき、鼻や目元をおさえることは問題ありません。それでも、マスクが手放せない場合は、最初の挨拶では外し、事情を話してからマスクを付けるようにしましょう。

 

案外見られている「爪」にも気をまわす

履歴書を渡す時、先方から名刺をいただく時など、面接の場では手元に目が行く機会が結構あります。男性も女性も身だしなみを整えるためにも爪を適度な長さに切りそろえ、爪の間の汚れを取り、爪周りのささくれなどはカットしておきましょう。女性のネイルは薄いベージュや淡いピンクなどの1色使いで、薄めに塗るくらいが清潔感を与えます。

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