転職面接で服装指定なし|私服、服装自由の場合、どうすべき?
転職の面接で、応募先企業から「服装自由」「私服で」「普段着でお越しください」と言われた場合はスーツと私服、どちらがいいのでしょうか? ここでは服装選びに迷った時の解決法とアドバイスをお伝えします。
ビジネスカジュアルが望ましいがスーツでもOK
「服装自由」という企業側には、応募者へ面接の服装で負担をかけないよう、準備しやすい服装で来て構わない配慮から来ています。ですので、スーツでもOKです。用意があれば、ビジネスカジュアルでも良いでしょう。「私服で」「普段着で」という場合、企業は「応募者の雰囲気や、服装でのビジネスマナーを見たい」目的があるため、ビジネスカジュアルが望ましいですが、迷うならスーツでも問題ないでしょう。
このほかの言い回しで服装の指示があった場合、以下の表を参考に、何を着るかを選ぶといいでしょう。
【服装の指定があった場合の判断基準】
◎=より望ましい 〇=望ましい
スーツ | ビジネスカジュアル | |
---|---|---|
服装自由 | ◎ | ◎ |
私服 | 〇 | ◎ |
私服可 | ◎ | ◎ |
普段着 | 〇 | ◎ |
カジュアルな服装 | ◎ | |
あなたらしい服装 | ◎ | ◎ |
スーツ不可 | ◎ | |
指定なし | ◎ |
転職面接でのビジネスカジュアルとは
社会人の”ビジネスカジュアル”とは、上下揃ったスーツまでカッチリしないまでも、「仕事で社外や目上の人に会っても失礼のない服装」と考えると良いです。社内のビジネスカジュアルでは、ジャケット無しやポロシャツのみでもOKというところも多いですが、転職の面接ではジャケットを羽織る方が印象は良くなります。
女性のビジネスカジュアルの例
女性のジャケットは、ビジネスカジュアルであれば、テーラードだけでなくノーカラージャケットでも良いです。下は膝が隠れる丈のスカートかパンツでコーディネートします。色は、どちらかをダーク系にするならもう片方は明るい方がバランスが良いです。明るい色同士を組み合わせるなら、ベージュと白など、トーンの違う組み合わせにしましょう。足元はヒールの高過ぎないパンプスに、肌色のストッキングを着用するようにしましょう。
男性のビジネスカジュアルの例
男性も、面接ではテーラードジャケットを羽織るのが良いです。シャツは襟付きであれば、半袖でもOKです。ネクタイは無くても構いません。下はセンタープレスの入ったスラックスやチノパンなどの長ズボンを合わせ、清潔感のあるコーディネートにします。色は原色や派手な色は避けること。足元は革靴、バッグはA4ファイルの入る手提げバッグで、こちらも同系色にまとめるといいでしょう。いかにもスーツのジャケットしかない人は、チノパンなどを合わせるとバランスがとりにくいので、その場合は、スーツを着ていくと良いでしょう。
面接での服装はきちん感と清潔感が大事
スーツもビジネスカジュアルも、コーディネートする時には「初対面の方とビジネスの場でお会いして失礼はないか」を基準に判断することが重要です。落ち着いた色味、シワのない衣服、汚れのないバッグや靴、きちんと手入れされたヘアスタイル。身だしなみは第一印象に大きく影響するので、細かな部分まで配慮し、清潔感を心がけましょう。
>転職面接の服装の選び方|スーツ・髪型・カバン・靴などの身だしなみ
※初回公開2019年9月18日
2023年4月25日に読みやすさを改善しました