履歴書のメールアドレスの書き方は?欄がない場合はどうする?
転職活動中は企業とメールで連絡を取り合うことが多いもの。Gmailなどのフリーメールを記入していいか、長すぎる場合はどう書いたらいいか、履歴書にメールアドレス欄がない場合はどうする?などの疑問や、注意すべきポイントについても解説します。
履歴書にメールアドレス欄がない場合も記入したほうが良い
履歴書にメールアドレス欄が無い場合でも、転職活動中は、メールでの連絡機会も多いので、書くようにしましょう。その場合は、連絡先欄にメールアドレスを記入すると良いでしょう。
■履歴書にメールアドレス欄がない場合の記入見本
履歴書に書くメールアドレスのマナー
履歴書にメールアドレスを書く際、押さえておきたいマナーを紹介します。
メールアドレスの改行は避ける
メールアドレスは、原則として改行せずに1行におさめるのが理想ですが、メールアドレスが長く、1行に書ききれない場合は、読みやすさを重視して、切りの良いところで改行しましょう。1行に収めようと、はみだして書くより、改行して書く方が良いです。
■メールアドレスが長い場合の記入見本
Gmailなど、添付ファイルが開けるアドレスを使う
履歴書のメールアドレス欄に書くメールアドレスは、Gmail、Yahoo!メール、iCloudなどのフリーメールでもOKです。応募先企業からメールで資料などのファイルが送られてくることも考えられますが、これらのフリーメールは、よほどの大容量でない限り添付ファイルも問題なく開けます。フリーメールはパソコンだけでなく、スマホで確認や返信ができ、外出先でもすぐに対応可能というメリットもあります。
なお、転職活動はあくまでも私的な活動です。現職の会社のメールアドレスを記入することは控えましょう。
携帯・スマホのメールアドレスは原則NG
履歴書に携帯やスマートフォンのメールアドレス(メールアドレスの@以降にdocomo、ezweb、softbankなどが含まれたもの)を書くのは避けたほうが無難です。理由は仕様や容量制限で添付ファイルを開けない可能性があるためです。また、迷惑メールの受信設定によっては応募先企業からの連絡メールを受信できないこともあります。
履歴書に書くメールアドレスの OK例NG例
プライベートでの使用を想定してつくったメールアドレスは、ビジネスの場にふさわしくない単語の組み合わせになっていることがあります。転職活動でそのようなメールを使用すると、採用担当者の心象が悪くなる可能性もあります。シンプルに自分の名前や、転職活動に関連した英単語などを使用したメールアドレスを使いましょう。
【OK例】
自分の名前をもとにしたメールアドレス、転職活動に関連する英単語を使用したメールアドレス
tanaka.job@
kobayashi-career@
【NG例】
自分の趣味や個性を表現したメールアドレス、意味のない英数字を羅列したメールアドレス
jobooblove@
xb09wlyg@
履歴書にメールアドレスを書く際、心得ておくこと
数字やアルファベットが混じるメールアドレスは読み間違いがないように丁寧に書きましょう。当たり前のようですが、大切なことなのでまとめてお伝えします。
わかりやすく、丁寧に正確に書く
メールアドレスは1つ文字を間違えるとメールが届きません。大文字、小文字の違いなどにも注意して正確に記入することが大切です。特に手書きで書く場合、1と7(イチとナナ)、0とo(ゼロとオー)など、読み間違いが生じやすい文字や数字がメールアドレスに入っていたら、わかりやすく丁寧に書くことを心がけましょう。
書き間違えたら、履歴書ごと書き直す
履歴書を手書きで作成したときは、1文字でも書き損じたら全て書き直すのが基本ルールです。もしメールアドレスを書き間違えてしまったら、手間がかかっても最初から書き直しましょう。
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。