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2017年06月30日

就活もお金がかかる? 就活中のアルバイト、両立する際の注意点とバイトの選び方

就活もお金がかかる?就活中もバイトを続ける際の注意点と選び方
大学生にとって、大切な活動のひとつ“就活”。もしアルバイトをしながら生計を立てている場合、バイトと就活、どちらを優先すべきか悩むところですよね。最優先なのは就活や学業なのはもちろんですが、でも、就活には意外とお金がかかるもの。貯蓄がない人の中には、就活や学業に影響しない範囲でバイトを続ける人も多くいます。では、就活中にバイトをするにはどんな点に注意すればいいのでしょうか。今回は、就活中にバイトをするための注意点や、就活と両立しやすいバイトの選び方についてご紹介します。

さあ、就活!でも、お金は大丈夫?

就活もお金がかかる?就活中もバイトを続ける際の注意点と選び方
学生の本分は学業です。就活の時期は学業だけでなく、就活や卒業を優先的に考えるべきでしょう。ただし、就活にはお金がかかるのも事実です。具体的には主に次のような費用がかかります。

・リクルートスーツ
・ワイシャツ
・ネクタイ
・靴下
・靴
・かばん
・交通費(遠方から移動する場合は新幹線、飛行機、高速バス代なども)
・宿泊費(遠方から移動して泊まる場合)
・書籍代(面接対策・SPI対策・会社四季報など)
・履歴書
・証明写真
・切手
・オフィス街での飲食代

遠方の企業を受けるかどうかや、リクルートスーツを何着購入するかなどによって費用は大きく変わりますが、大体10万円以上かかるといわれています。就活にかかるお金を親から出してもらえる人や、それまでにバイトなどで貯蓄していた人なら用意できるかもしれませんが、お金の用意がない場合は、就活や学業に影響しない範囲でバイトをする必要があるかもしれません。

就活中にバイトする際の注意点

就活もお金がかかる?就活中もバイトを続ける際の注意点と選び方
就活中はどうしてもスケジュールが立て込んできます。そんな中でバイトをするには、次の点に注意しましょう。

あくまでも就活と学校を優先する

就活中とはいえ、学生の本分は学業です。就活や学業に影響が出るのであれば、シフトを変えたり、バイトそのものを変えたり、場合によっては辞めたりすることも視野に入れておきましょう。バイトが忙しくて、準備不足のまま面接に行ったり、筆記試験を受けたりするのでは本末転倒です。

体調管理に気をつける

就活が始まると、忙しくなります。いくらお金が必要とはいえ、就活、勉強、バイトとスケジュールを詰め込みすぎると、体調を崩して大事な面接や筆記試験の日にベストパフォーマンスを発揮できないおそれもあります。疲労がたまったと感じたら週末は休むようにするなど、体調管理に十分気をつけましょう。

時間管理に気をつける

就活中は学校の授業以外にも、企業説明会やセミナー、面接など、非常に忙しいスケジュールになりがちです。ここへさらにバイトが加わると、スケジュールが一層立て込む可能性があります。面接やバイトの時間に遅れたり、試験勉強がおろそかになったり、ダブルブッキングしたりしないよう、就活・学校・バイトという3つのバランスをうまく取り、時間管理に細心の注意を払いましょう。

就活とバイトを両立させるコツ

就活もお金がかかる?就活中もバイトを続ける際の注意点と選び方
就活とバイトを両立させるのは簡単ではありませんが、工夫をしながら乗り切っている人もたくさんいます。では、どんな方法なら両立させやすいのでしょうか。

バイト先の上司・店長に事情を説明する

バイト先の上司や店長に「就活が始まるので、シフトの変更や勤務日数を減らすお願いをするかもしれません。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と事前に事情を説明しておきましょう。
バイト先によっては難色を示されるケースがあるかもしれませんが、あくまでも「就活が大事」とはっきり伝え、納得してもらうことが大切です。ただし、スケジュールの変更などがある場合は早めに連絡し、バイト先にかかる迷惑を最小限に抑えるようにしましょう。

シフトを見直す

就活の面接や説明会は、平日の午前9時から午後6時の間に開催されることが一般的です。突然、面接の予定が入る可能性は大いにあります。もし、平日の日中にバイトをしている場合は、就活に影響のない夜か、早朝への変更も考慮したほうが良いでしょう。スケジュールに余裕のある人は、多くの企業が休みになる土日・祝日限定でシフトに入ったり、短期バイトをする方法もあります。ただし、翌日午前中に面接や就活の筆記試験があるのに、前日夜もバイトをしているという状態は、よほど余裕のある人以外、避けたほうがいいでしょう。

スケジュールに余裕を持たせる

就活中にするべきことは、面接や企業説明会への参加だけではありません。エントリーシートや履歴書を作成したり、大学の試験勉強をしたりする時間の確保も必要です。
したがって、就活のスケジューリングをする際には、余裕を持って予定を組み、エントリーシートの締め切り日なども忘れずに記入しましょう。面接などの日時だけでなく、一日の行動予定まで全て管理するのがコツです。その中でバイトをする場合は、就活に影響のないよう隙間時間を活用しましょう。就活用に特化したスケジュール帳などもありますので、試しに使ってみると良いかもしれません。

就活前にある程度貯蓄をしておく

就活中にお金がかかることや、バイトの収入が減ることを想定して、前もって貯蓄をしておけば、お金の心配をせずに就活に専念できます。就活は想像以上に時間と労力がかかります。タイトなスケジュールを縫ってバイトをする自信がない、保護者らからの資金援助も期待できないという人は、就活が始まる前に計画性をもって、ある程度の蓄えを準備しておく必要があります。

就活中におすすめのバイトとは

就活もお金がかかる?就活中もバイトを続ける際の注意点と選び方
では、どんなバイトなら就活と両立しやすいのでしょうか。具体例を挙げますので、自分に合ったバイトを探してみましょう。

夜に働けるバイト

平日の昼間は多くの企業が稼働している時間です。そのため、面接日などとのバッティングを考えると、夜に働けるバイトがおすすめです。例えば、「24時間営業のコンビニ」はその点で働きやすいといえるでしょう。シフトの自由も比較的利きやすく、自宅や大学近くの店舗を選べば、通勤時間の削減にもなります。

ほかには「居酒屋」「カラオケ店」「漫画喫茶・ネットカフェ」も夜、または深夜まで営業しているところが多いため、就活中でも働きやすいでしょう。ただし、深夜勤務は翌朝の授業への支障をきたしやすいので、きちんと体調管理をすることが大切です。

土日のみのバイト

平日は就活に集中して、思い切って土日・祝日に働くという方法もあります。
募集が多いのは、土日・祝日にお客さんが集中する接客業です。例えば、「デパート」「ショッピングモール」、遊園地などの「アミューズメント施設」のスタッフなど。また、「コールセンター」なども土日・祝日は問い合わせ件数が増えるため、募集が多くなります。

ただし、週明けに企業説明会や面接などがある場合は、バイトの疲れが影響しないよう健康管理には十分注意しましょう。

短期・単発のバイト

就活の予定がない日に、ピンポイントで働ける短期や単発のバイトをするのもおすすめです。通常のバイトより時給が高めのケースもあります。例えば、検品・仕分け・ピッキングといった「工場での軽作業」や、コンサートやフェス、スポーツの試合などで会場整理を行う「イベントスタッフ」、ほかにも「交通量調査」や「試験監督」などが挙げられます。「アンケートモニター」も短期・単発のバイトの一種で、会場に出向いて新商品やサービスに関するインタビューを受けたり、座談会に参加したりとさまざまな種類があり、人気です。

優先順位を明確に

就活中にバイトをするのは、思っている以上にハードな面もあるでしょう。できることなら就活に専念したい人が多いと思います。その一方で、就活には意外にお金がかかるのも事実。就活までにお金の準備ができない人は、就活や学業に影響しないよう十分注意しながら、バイトで補うことを考えてみてもいいかもしれません。就活中のバイトで大事なのは、優先順位をつけることです。今回ご紹介した記事を参考に、「就活優先」を意識しながら、就活とバイトを上手に両立する方法を探ってみてください。

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