バイトを辞めるときの挨拶マナー(例文つき)
アルバイトを辞める時、お世話になった先輩や店長にきちんと退職のあいさつをしたいものです。でも、どうすればいいのかよくわからない…。そこで退職のあいさつを、いつ・誰に・どう言えばいいのかを紹介します。
退職の挨拶の方法は、バイト先によって違う
退職の挨拶を「最終日にみんなの前でするか」「一人ひとり挨拶をするか」はバイト先によって習慣が異なります。アルバイトを辞めることが決まったら、周りのバイト仲間や店長などに「いつ辞めることを周囲に伝えるか」、「最終出勤日にスタッフの前であいさつする機会があるか」を確認すると良いでしょう。
最終日、みんなの前で退職挨拶する場合
朝礼などで退職のあいさつをする場があるのなら、簡潔に「いつまで」「周りへの感謝」を伝えましょう。その場にいなかった人すべてにあいさつ回りをする必要はありませんが、どうしても直接お礼を伝えたい人がいるなら、タイミングを見計らって、個別に退職のあいさつをしに行きましょう。
(「○○さんからひと言)と言われたら)
「今日がバイト最終日となりました。初めてのアルバイトで不慣れだったころから、みなさんに支えられて仕事をすることが出来ました。こちらでの経験を活かして、今後も頑張っていこうと思います。本当にありがとうございました」
最終日、退職挨拶をする機会がない場合
最終日までにお世話になった人へ挨拶をする
退職のあいさつしておきたい人のシフトを事前に確認して、最終出勤日に会えないようなら前もって一人ひとりあいさつしておきましょう。
「お疲れ様です。今月の○日でアルバイトを辞めることになりました。○○さんにはいつもフォローし頂いて、本当にありがとうございました」
最終日のバイト上がりに最後の挨拶をする
休憩時間など、タイミングを見計らって会う人ごとにあいさつをしましょう。バイトを上がる際は、その場にいる人へ退職のあいさつしてから帰ります。最後、帰る前には、上司や店長に直接最終のあいさつをしておきましょう。
「お疲れさまでした。これまでお世話になり、ありがとうございました。お先に失礼します」
「今日がバイトの最終日なんです。これまでお世話になり、ありがとうございました。お先に失礼します」
LINEグループを抜ける時の挨拶
バイト先のLINEグループから抜ける必要がある場合は、退会の連絡は、最後のシフトが終わった後に送るのが良いでしょう。最後の退職の挨拶は丁寧な言葉遣いがおすすめです。メッセージは複数に分けず、1回で送り切りましょう。
アルバイトを辞める理由は、入れても良いですし、あえて入れなくても問題ありません。
バイト最終日の菓子折りなどは必要?
アルバイトの場合、わざわざ菓子折りを買ってあいさつ回りする必要はありません。ただ、お礼の気持ちを込めて用意したいのであれば、1000円~3000円くらいまでのものを用意しましょう。また、この際に用意する菓子折りは比較的日持ちがして、個別包装されている焼き菓子やクッキーを選ぶのがオススメ。わざわざ切り分けないといけない生ケーキや日持ちのしない和菓子などは避けましょう。
初回公開:2015年6月24日