【大学生向け】バイトを円満に辞める理由と伝え方の例文11選
バイトを辞める理由をどう伝えたらいいか迷う方も多いのではないでしょうか。今回は大学生がバイトを辞めたい時に使いやすい例文を含めて紹介します。バイトを辞める時に気まずくならずに円満退職ができるよう参考にしてみてください。
バイトを辞める理由・伝え方の例文11選
アルバイトの退職理由は、学業に専念したい、就活が忙しくなるなど、相手が納得しやすい理由にしましょう。仕事がキツすぎる、人間関係が悪い、時給や通うのが大変などは、言い訳に聞こえる上、職場にマイナスの印象を与えるので伝え方を工夫する必要があります。理由別の伝え方、例文を以下に紹介します。
例文1|人間関係に悩みがあった
<バイトを辞める理由を伝える時のポイント>
人間関係による退職を伝える際に、職場の特定の個人名や個人がわかる状況を伝えることはお勧めできません。人間関係に悩みがあっても退職理由として伝え方が難しい場合、他の理由で退職を伝えることもお勧めです。
例文2|就活・インターンが忙しい
「〇月から就職活動に専念したいので、来月末でアルバイトを辞めさせてください」
「夏からインターンに参加するため、バイトを続けるのが難しくなりそうです。申し訳ありませんが、6月でアルバイトを辞めさせていただきたいと考えています」
例文3|学業に専念する
「後期から授業が増えてアルバイトの時間が取りにくくなるため、9月末でバイトを辞めさせてください」
「〇月からゼミが始まり忙しくなるので、3月末でアルバイトを辞めさせていただいたいと考えています」
「来月から卒業論文の制作と就活に多くの時間が必要になるため、〇月末でバイトを辞めたいと考えています」
例文4|仕事が合わないため
「仕事に慣れれば解消すると思って3ヶ月バイトを続けていましたが、自分にはどうしても接客の仕事が合わないと実感しました。申し訳ありませんが来月末でバイトを辞めさせてください」
例文5|部活やサークル活動が忙しい
「来月からサークルが忙しくなるので、来月末でアルバイトを辞めさせていただきたいと思っています」
例文6|他にやりたい良いバイトを見つけたため
「学生のうちに、一度、接客のバイトを経験したいと思うようになり、申し訳ありませんが、バイト先を変えるため◯月で辞めさせていただきたいと考えています」
例文7|体調面に不安があるため
「23時までのアルバイトであることは理解していたのですが、始めてみると、翌日の朝9時の授業がきつく感じるようになりました。このまま続けるのが難しく、申し訳ありませんが、〇月で辞めさせてください」
例文8|シフトや勤務時間が希望と合わないため
「もっとバイトの時間を増やしたいのですが平日のシフトがなかなか入れないなと感じております。シフトや時給条件が今の自分に合うアルバイトに変えたいので、申し訳ありませんが◯月で辞めさせていただきたいと考えています」
例文9|もっと稼ぎたいから
「(シフトを増やせない事情を理解している前提で)もう少し稼ぎたいので、シフトにもっと入れるバイトに移りたいと考えています。申し訳ありませんが、来月末で辞めさせてください」
例文10|精神的にきついため
「仕事のスピードについていけず、ご迷惑をかけていることを自覚しています。失敗が続き、精神的にもきつい状況が続いているので、〇月で辞めさせていただきたいと考えています」
例文11|引越し・家庭の事情
「4月から大学のキャンパスが移転するため引っ越すことになりました。申し訳ありませんが2月末でアルバイトを辞めさせてください」
「母が体調を崩し病院の付き添いが増え、シフトを事前に組むのが難しくなるので、今決まっているシフトまででアルバイトを辞めさせていただけませんか」
退職意思や辞める理由を伝えずに退職することはNG
採用担当者を対象としたアンケートでは、大学生・短大生・専門生のアルバイトの退職理由の中で印象が悪かったものについてま「無断欠勤のまま連絡が取れなくなって困った」という回答が多くありました。、バイトを退職する際は礼儀としてきちんと退職意思と辞める理由、退職時期を伝えることが大事になってきます。
ちなみに、あまり良い印象を受けなかった退職理由としては、「仕事がつまらないから」「バイトのやる気が起きないから」「職場のある人が嫌いだから」などの回答が上がりました。
退職を伝えるタイミング
アルバイトを辞めることを伝えるタイミングは、1か月前までにはしておきたいところです。お店側のシフト調整やスタッフの補充を考慮すると、1か月前に限らず早ければ早いほど良いです。
法律上は、雇用期間の定めがない人は、退職の意思を退職日の2週間前までに伝えることになっていますが、退職のルールは就業規則やバイトを始める前に結ぶ雇用契約書に「いつまでに言う」などを定めていることもあります。円満退職には、事前に会社のルールを確認と早めの相談が大切です。
退職を伝える相手
アルバイトを辞める意思は、直属の上司や店長など同じ現場で働く一番偉い人に伝えましょう。どんなに仲が良くても、バイト仲間や先輩経由で伝えてもらうのはマナー違反です。必ず直属の上司に伝えるようにします。
退職意思を伝える方法・切り出し方
バイトを辞めたいことは直接対面で伝えるのが基本です。切り出し方は「お話があるのですが、少しお時間良いですか」「今日、どこかで少しお時間頂けませんか」などと声をかけます。時間をもらえたら「〇月〇日でバイトを辞めさせて頂きたいと思っています」と伝え、理由や、退職時期、必要な手続きを相談します。
直接会う機会がすぐにない場合は、メールやLINEで退職意思があること、次の出勤時に今後の相談をする時間がほしいことを伝えても良いでしょう。
※出典:アルバイト経験者でかつ退職を考えたことのある短大・大学・大学院生アンケートN=188/2014年7月/調査企画リクルート/調査協力クロス・マーケティング
アルバイト採用に関するアンケートN=1400/2024年9月/調査企画リクルート/調査協力株式会社マクロミル
※更新履歴:
2014年8月21日
2022年6月30日
2023年8月31日
2024年5月13日
2025年6月23日
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。