バイトを辞めたいことを電話でどう伝える? 掛ける時間帯・辞める理由の例文など
バイトを辞めたいとき、電話で上司や店長に連絡してよいのでしょうか。辞めたいと電話をかける時間帯や切り出し方、伝え方を紹介します。
【目次】
バイトを辞めることは基本対面で伝える
バイトを辞めたいときは、店長や責任者、直接会って対面で伝えることが基本です。ただ、店長と落ち着いて話せるタイミングを取ることが難しい、強い引き止めにある可能性があるなどの理由で、直接対面して話せないときは、電話で連絡します。
電話する前に準備すること
電話に適した時間帯を確認する
バイト先が混雑する時間帯は避け、店長が電話に出られる時間にかけます。自分が働いていたときの店の様子を思い出し、仕事が比較的落ち着いている時間帯に電話をするとよいでしょう。
納得してもらいやすい退職理由を考えておく
引き止めに合わないよう、相手も納得しやすい退職理由を伝えることが大切です。学生なら、学業などを理由にすると良いでしょう。
<バイトの退職理由別のトーク例文>
・学業や就活に専念したい
「おつかれさまです。アルバイトの○○です。就活と卒論でアルバイトの両立が難しく、申し訳ありませんが、○日でアルバイトを辞めさせていただきたいと考えています」
・サークルや部活が忙しい
「おつかれさまです。○○です。サークルの練習や合宿が増え、アルバイトを続けることが難しくなり、申し訳ありません。○月末で辞めさせてください」
・引っ越し、校舎が変わる
「おつかれさまです。○○です。今月のシフトを最後に、バイトを辞めさせていただきたいと考えております。来月から○○校舎での授業が増えるため、通勤しにくくなるので、バイトを続けていけそうにありません。大変申し訳ありません」
・体調が優れない
「おつかれさまです。○○です。今後のバイトのことでご相談があり、ご連絡しました。現在、通院しているのですが、体調が安定せず、アルバイトを続けることが難しい状況です。体調回復を優先したいので、心苦しいのですが、○日を最後に退職させていただきたいと思います」
・家庭の事情
「おつかれさまです。○○です。私事(わたくしごと)で大変申し訳ないのですが、バイトを○日限りで辞めさせてください。詳しくはお話できないのですが、家族の事情があり、バイトを続けられない状況です。退職日はご相談したいのですが、なるべく早く辞めたいと思っています」
辞める前にするべきことを確認
制服など借りているもの返却方法や、書類手続き、最終勤務日をいつにするか、バイトの給料明細の受け取り方など、退職準備について確認しましょう。
退職を伝える電話のトーク例
「おつかれさまです。アルバイトの○○です。今、お電話大丈夫でしょうか?大学のゼミが忙しく、来月以降シフトに入るのが難しい状況です。大変申し訳ありませんが、学業に専念したく、○日で退職させていただきたいと思っております。
今まで、~さんには大変お世話になりました。最終勤務まで精一杯働かせていただきます。
今月の○日が最後になると思いますが、最終勤務日までに何か対応すること、書類など準備することはありますか?」
バイトを辞めるなら1か月前には連絡を
バイトを辞める意思は、1か月前までには店長などに伝えておきたい内容です。民法上は2週間前までに伝えればOKですが、店舗ではシフト調整や代わりの採用、退職手続きもあるので、早ければ早いほど、トラブルは少なくなるでしょう。