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2023年07月21日

フリーター向け、バイトを辞める理由の伝え方と例文。嘘はOK? 気をつけるポイントなど

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バイトを辞めたい理由は人の数だけあります。人間関係、時給、仕事内容など、思うところはあるかもしれませんが、できれば円満に辞めたいものです。ここでは、フリーターがアルバイトを円満に辞めるための退職理由と伝え方について紹介します。

退職希望日の1カ月以上前に意思を直接伝える

バイトを辞めたいと思ったら、退職希望の1か月以上前に退職の意志を伝えるのがおすすめです。法律上は、契約期間の定めのない人は、2週間前に申告をすれば退職可能ですが、フリーターの中には、週に多くのシフトに入り即戦力だった人も多くいます。そのため、なるべく早く伝え、出来る限り退職時期は繁忙期を避けるとスムーズです。

フリーター向け・バイトを辞める理由と例文

シフトの中心となってくれるフリーターにはずっと働いていてほしいので、引き止められることもあります。引き止められて、ズルズルと辞めるタイミングを逃さないよう、退職理由はしっかりと伝えることが大切です。以下に主な理由と例文を紹介します。

違う仕事をしてみたい

同じ仕事を続ける中で、本当にやりたいことができた、違う仕事に興味を持つようになるのは自然なことです。自分の挑戦したいことがあることを伝えると、周囲の理解も得やすいことでしょう。

<例文>
「今、◯◯関係の仕事に興味があり、将来的には◯◯関連の企業に就職したいと考えています。就職活動に活かすため、まずは希望の業種でバイトしたいと思っていて、◯月いっぱいで辞めたいと思っています」

転職活動に専念したい

フリーターから正社員を目指したい場合は、その理由をストレートに伝えると良いでしょう。アルバイトと並行して続けられないかと提案を受けることもあると思いますが、辞めたい場合は、「ありがたい話ですが、専念したいので」と明確に断ると良いでしょう。

<例文>
「正社員として働くことを目指したく、転職活動に専念したいと考えており、◯月いっぱいで退職させてください」

転職先が決まった

新しい職場の採用が決まった場合は正直に話します。企業名などは具体的に告げる必要がありませんが、入社日といつまで働けるかはきちんと話しましょう。「○月○日が入社日となりますので、それまでには辞めたいと思います」など、期限を明確に伝えましょう。

<例文>
「ご報告が遅くなり恐縮ですが、実はこの度、正社員として就職が決まりました。◯月○日から新しい職場で働きたいと考えており、◯月いっぱいで退職させてください」

もっと稼ぎたい

フリーターで給料を増やしたいというのは、退職理由として受け入れてもらいやすいことでしょう。将来のためにもっと稼ぎたい、稼がなくてはいけない理由を説明できるようにしておくよいでしょう。

<例文>
「○月から◯◯でひとり暮らしをすることになりました。家賃や生活費を稼がなくてはいけないので、時給の高いバイトを探すため、○月いっぱいでアルバイトを辞めたいと思います」

資格取得、進学などやりたいことのため

資格取得や専門学校・大学への進学希望など前向きな理由も、理解を得やすい退職理由です。取りたい資格やスキル、就きたい職業を伝え、試験などあればそのために辞めたいなどと説明すると、応援してもらいやすいでしょう。

<例文>
「医療分野で働きたく、医療事務の資格を取ろうと思っています。試験が◯月にあるのですが、集中して勉強するために◯月末でバイトを辞めたいと思います」

<例文>
「◯月から動画制作の専門学校に通うことになりました。授業時間は平日昼間で制作物提出などもあるので、今のアルバイトを続けられそうにありません。申し訳ありませんが、◯月で辞めさせてください」

仕事内容が合わない

働きはじめたら、仕事内容が合わないのも良くあることです。「仕事が合わなかった」を一番の理由にしたい人は、この職場にい続けても解決できないことが伝わることが大切です。その際は、あくまでも「自分にとって合わない」だけである姿勢で臨みます。

<例文>
「バイトをはじめてみて、単純作業をひたすら続けるのが自分に合わないことに気づきました。このまま続けるとミスをしてご迷惑をおかけすると思います。大変申し訳ありあませんが、別の仕事を探したいので◯月末で退職させてください」

地元や実家に引っ越す

地元に帰って就職する、実家の家業を継ぐために、住んでいるエリアから引っ越すというのもバイトを辞める理由になります。遠方に引っ越す場合であれば、無理に引き止められることもないでしょう。

<例文>
「この度、地元の◯◯県で働くことになりました。◯月に引っ越しを予定しており、急ですが◯月いっぱいでバイトを辞めさせてください」

家庭の事情

親と同居する必要があるなど、家族の事情でバイトを続けられないこともあるでしょう。詳細を伝える必要はないので、もし具体的な内容を聞かれた場合は「家族の事情なので、話しにくいんです。ご理解ください」と交わしても構いません。

<例文>
「家族の事情なので、詳しく話せないのですが、この前、親の病気が発覚し、実家に帰らなくてはいけなくなりました。今までどおりバイトを続けることが難しいので、◯月いっぱいで辞めたいと思います」

退職理由を正直に伝えにくい場合の対処法

「面倒だから」「飽きたから」など、退職理由がネガティブで言いにくい場合は、「一身上の都合で」と伝えましょう。

<例文>
「突然申し訳ないのですが、一身上の都合により退職したいと思っています。急に申し訳ありません。詳細は申し上げられないのですが、◯月いっぱいで退職したいと思っています」

嘘はバレる可能性があるので避ける

バイトをやめたい一心で嘘をつく人もいますが、本人は完璧なつもりでも意外とバレるものです。余計ないざこざを残さないためにも、嘘は避けたほうが賢明です。退職理由が思いつかないのであれば、上記と同じく「一身上の都合」「家庭の事情」などを理由とし、余計なことは話さずにおきましょう。

辞めるときのポイント

アルバイトを辞めることが決まったら、退職日までに、以下のことを行ないましょう。なお、フリーターであっても有給休暇はもらえるので、きちんと消化してから退職しましょう。

・業務の引継ぎ
・最終勤務日に退職の挨拶、退職メールを送る
・最後の給料の支払い時期と支払い方法を確認する
・制服など貸与品を返却する

まとめ

フリーターにとって、アルバイトは貴重なキャリアになります。ポジティブな気持ちで次のステップに進むためにも、早い段階で上司と相談をして、理解を得てから退職しましょう。時間が経過してからまたその企業を訪れる機会があっても、気持ちよく挨拶ができるような辞め方をするのが理想です。

※更新履歴:
2017年3月27日
2023年7月21日

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