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2023年09月27日

【高校生向け】バイトの円満な辞め方ガイド~辞める理由や伝え方~

タウンワークマガジン 【高校生向け】バイトを円満に辞めるために気をつけること・オススメの理由・伝え方
勉強が忙しくなった、部活を頑張りたいなどの理由で、アルバイトを辞めようとする場面が来ることがあります。アルバイトを辞めたい場合、いつ、誰に、どのように伝えれば良いのでしょうか。退職にあたっては、職場をはじめ、周囲の人々に迷惑がかからないよう、最後まで責任を持って行動することが大切です。辞めることを決めたらぜひ知っておきたい、円満退職の秘訣をご紹介します。

辞めたいことは、1カ月前には伝える

アルバイトを辞めるにあたって、なるべく職場への負担がかからないように、伝えるタイミングは早ければ早いほど良いです。他のバイトスタッフの採用やシフト調整を考慮し、1カ月前には退職の意思を伝えるようにしましょう。法律上では、退職の意志を申し出てから2週間後には退職ができることになっていますが、お世話になったバイト先に対しての敬意として、1カ月〜2カ月前に申し出ることが円満に辞める秘訣です。

 

店長、直属の上司など職場の一番偉い人に伝える

辞める意思を最初に伝える相手は、バイト仲間やバイトリーダーではなく、店長や上司など、同じ職場で働く一番偉い人に伝えます。バイト仲間に辞めることをオープンにする時期は、店長や上司と相談して決めます。

 

伝え方は直接会って話すのが基本

バイトを辞めることは、通常のシフトのやりとりと比べ、重要度が高い内容です。そのため対面で退職意思を伝えるのが基本です。

伝え方は、店長や上司に「ご相談したいことがあるので、お時間を頂けますか」などと申し出て、2人で話す時間を作ってもらうようお願いします。時間を作ってもらったら、そこで「退職理由」「退職時期」「まわりにいつ伝えるか」などを相談して決めましょう。

店長や上司と日常的にLINEやメールでやりとりしていて、信頼関係が築けている場合は、辞めたいことを先にLINEやメールで伝えても良いでしょう。その後、必ず対面で「先日LINEでご相談した通り、◯月いっぱいでバイトを辞めたいです」と意思を伝え直すことが大切です。

 

高校生がバイトを辞める理由とその例文

アルバイトをスムーズに辞めるためには、店長が納得するような理由を伝える必要があります。高校生の場合は、勉強に専念したい、塾予備校、部活との両立が難しいといった理由がよくあります。次に、具体的な言い回しを例文で紹介します。

<バイトの退職意思を伝える時の例文>

▼最初の声掛け
「〇〇さん(店長)、今、お時間少しよろしいでしょうか?」

 ▼話す時間がもらえたら
「お忙しいところありがとうございます。{辞めたい理由と退職希望時期}。ご迷惑をおかけしますが、辞めさせてください。」

※辞めたい理由と退職希望時期の伝え方は、次の例文を参考にしてください。

 

勉強に専念したい

高校生なら勉強を理由にバイトを辞めるのが、最も理解してもらいやすいです。「勉強に集中したい」「成績が落ちた」「授業についていけない」などと伝えるとよいでしょう。

<例文例>
アルバイトを始めてから、うまく勉強する時間を作れなくなってしまいました。自分なりに考え勉強を優先し、◯月末でバイトを辞めたいと考えています。

受験勉強に専念したい

勉強の中でも「受験勉強」を理由に説明するとより具体的に伝わります。受験勉強にはまとまった時間が必要なので、できるだけ集中して勉強したいと伝えるとよいでしょう。

<例文例>
来年、大学受験を控えており、受験勉強に集中したいと考えています。そのため、4月以降はシフトを減らし、夏期講習が始まる前の6月末までにバイトを辞めさせてください。

塾・予備校に通うようになった

学校終わりの「塾・予備校」への通学も、アルバイトをする時間が取れなくなるので、退職理由として有効です。

<例文例>
受験に備えて、来月から予備校に通うことにしました。週3日の講習や土日に模試があるので、シフトに入りにくく、親からもバイトを減らすよういわれています。申し訳ありませんが、できれば今月、遅くとも◯月にはバイトを辞めさせて下さい。

 

部活との両立が難しい

アルバイトをすることで放課後の部活の両立との難しさを感じる人もいるでしょう。部活を優先したいことをそのまま伝えるでも十分ですが、大会やイベントなど、部活に打ち込んでいることがあれば、より理解してもらいやすいでしょう。

<例文>
「学校の部活で、〇月のインターハイ(大会)に向けて練習時間が増えます。そのため、アルバイトと両立することが難しく、申し訳ありませんが、部活を優先して、来月いっぱいでアルバイトをやめさせてください」

 

親に辞めるようにと言われた

高校生の場合、親がバイトに反対している、勉強を優先してほしいなどの理由で、バイトを辞める人もいます。特に未成年は、保護者は重要な立場にあるため、親を理由に退職したいと伝えると、受け入れてもらいやすくなります。

<例文>
「直近のテストの結果を受けて、親からバイトを辞めて勉強に専念するように言われています。今のバイトは学ぶことが多く楽しく働けていて私自身バイトを続けたい思いはあるのですが、◯月いっぱいで辞めさせてください」

 

進学や就職のため

4月から進学・就職を控えた高校3年生の多くは、卒業を区切りにアルバイトを辞めることになります。バイト先もそうした事情は理解しているので、店長や上司と退職のタイミングを早めに相談すると良いでしょう。

<例文例>
4月から大学に進学するので、○月いっぱいでバイトを辞めさせてください。
4月から就職が決まっているので、○月いっぱいでバイトを辞めさせてください。

 

仕事が合わなかったから

バイトを始めたものの、仕事がきつい、自分には合わない、なじめない、と感じて辞めたくなる人もいます。無理して、合わない仕事を続けて疲れてしまうよりは、素直に話してバイトを辞めるのも手です。

<例文例>
自分から始めたアルバイトですが、どうしても接客の仕事が合わず、アルバイトに行くのがつらく感じてしまいます。大変申し訳ないですが、バイトを辞めさせてください。

 

まとめ

アルバイトを辞めたいことは言いづらいことですが、その理由は、勉強や塾、部活、仕事と合わなかったなどと、やむを得ないものが多いです。躊躇してギリギリまで我慢せず、伝える相手とタイミング、理由、退職時期のポイントをおさえれば、店長や上司も理解してもらえるでしょう。

※初回掲載2017年3月27日
更新:2022年7月15日、2023年9月7日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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