Q.バイトを辞めたい理由、どう伝える? 大学生・主婦/主夫・フリーター向け
アルバイトを辞める時に気になるのが、店長や周りの人にどのように理由を伝えて辞めるかですよね。理由の内容によってはネガティブな印象を持たれてしまうこともあることでしょう。せっかく今まで働いた職場なので、間違った伝わり方をしてネガティブに捉えられないようにしましょう。ここでは理由ごとにどうやって伝えることが良いのかについて紹介していきます。
バイトを辞める理由を伝える時は、自分の立場に合った理由を
辞める時の理由は自分の立場に合ったものを伝えると、周囲も納得しやすくなります。学生であれば学業や学校での活動など、主婦であれば家庭の事情や親の事などを伝えるようにすると良いでしょう。
もしアルバイトを辞める理由が「人間関係」や「給料が安い」などネガティブなものの場合は、そのまま伝えると「改善するから」と引き止めに合うこともあります。改善されれば続けたいと思うなら伝えてOKですが、どうしても辞めたいという場合は別の理由で伝えたほうがスムーズにいくでしょう。
正直にそのまま伝えるのではなく、一度自分の中で「この理由を伝えて大丈夫なのだろうか」と考えてから伝えるようにすることが必要です。もし伝えられない理由であれば別の理由を考えましょう。
どういう伝え方をしたら良い?
基本的には無難な理由を選んでおくと良いでしょう。「一身上の都合で」など、自分の立場や環境上不自然にならない理由を伝えるようにしましょう。ここでは、立場ごとに使える理由とトーク例をご紹介します。
学生の場合
学生の場合は学生特有の理由を付けるようにするのが良いでしょう。基本的に学生の本分は学校に関係することになりますので納得性も高いでしょう。「何となく」「嫌だから辞める」といったネガティブに捉えられないようにきちんと時間が取れない理由を伝えるようにしましょう。
「大学の授業が思っていたよりも課題が多く、今後より学業に力を入れていきたいので学業に使う時間を増やしたいと考えています。ご迷惑をおかけしますが辞めさせて頂きたく思います」
「学校でのサークル活動が忙しくなってきましたので、辞めさせて頂きたく思います」
「今よりも学校に近い場所に引っ越すことになりまして、ここまでアルバイトで通うのが難しいので辞めさせて頂きたいです」
「家庭の事情で、家にいなくてはならなくなりました。申し訳無いのですが辞めさせて頂きたいです」
「今後の就職活動を考えて企業でインターンをしようと思っています。今アルバイトに入っている時間をインターンに充てたいと考えておりますので辞めさせて頂きたいです」
「就職活動が忙しくなってきまして、平日も土日も面接や説明会があるので、アルバイトの時間を取るのがなかなか難しいので辞めさせて頂きたいです」
主婦の場合
主婦の場合は家庭や子どものことをを理由にするのが良いでしょう。細かい事情までは話す必要は無いですが、学生の場合と同様にきちんと理由を伝えることで納得してもらいやすくなります。
「子どもが習い事を始めることになり、子育てに今以上に手がかかってしまうので家にいる時間を増やさないといけなくなりました。申し訳無いですが辞めさせて頂きたいです」
「子どもが小学校に上がり、難しい年齢になってきましたので、精神的にもう少し寄り添う必要がありそうです。子どもと過ごす時間を増やしたいと思いますので、申し訳ないですが辞めさせて頂ければと思います」
「自分の親の世話をする必要があって、世話をアルバイトの両立が難しいのでご迷惑おかけしますが辞めさせていただけないでしょうか」
「地域の行事に参加しないといけなくなってしまって、今働いている時間帯に参加しないといけなくなりましたので辞めさせて頂きたいです」
立場関係なく使える
立場上、上の理由を使えなかったり不自然になってしまう場合は誰が使っても問題ない理由を言うようにしましょう。
「一身上の都合により、アルバイトを続けられなくなってしまいました。突然で申し訳無いのですが辞めさせて頂きたく思います」
「家庭の事情により、アルバイトを続けられなくなってしまいました。ご迷惑おかけしますが辞めさせて頂きたいです」
まとめ
いかがでしたでしょうか。もちろんアルバイトを続けられるのであればそれに越したことは無いのですがどうしても辞める必要が出て来る場合もあるでしょう。その際はここでご紹介した理由を参考に伝えてみて下さい。