バイトを無断欠勤してしまった時の対処法|続けたい人、辞めたい人別
シフトの日を間違えていたり、寝坊をしてしまいバイトを無断欠勤してしまったとき、その後の対応はどうすればいいか悩みますよね。無断欠勤後にバイトを続けたい場合・辞めたい場合の対応方法や、より信頼をなくすNG行動を紹介します。
無断欠勤後も、バイトを続けたい人の対処法
わざとでなくともバイトを無断欠勤してしまった後は連絡もしにくいし次のシフトも行きづらいものですが、大切なのは言い訳をせずに時間を置かずに謝ることです。
速やかに電話で謝罪する
アルバイトの無断欠勤に気が付いたら、すぐにでもバイト先に電話で謝罪します。店長や上司につないでもらい、謝る、そして無断欠勤の理由と、今後もバイトを続けたい旨を伝えます。無断欠勤の理由は、寝坊しました、シフトのを勘違いしていた、など、正直にかつシンプルに伝えると良いです。寝坊した理由が「遅くまで勉強していた」など仕方のないことであったとしても、言い訳のように聞こえる可能性があるので謝罪の際はあえて言わない方が誠意が伝わりやすいです。
「無断欠勤をしてしまい申し訳ありませんでした。今日は休みかとシフトを勘違いしていました。今後はこのようなことがないよう気をつけます。引き続きバイトを続けさせてください」▼時間が過ぎていた例:
「バイトの時間が気づいた時点で過ぎており、そのまま連絡せずに無断で休んでしまい申し訳ありませんでした。このようなことがないよう気を引き締めますので、今後もアルバイトを続けさせてください」
バイト仲間に連絡する
無断欠勤したことで、急遽シフトに入ることになったり、同じシフトのバイト仲間があなたの仕事分まで働くことになってしまったりなど、迷惑をかけていることがあります。バイトの時間であればメールやLINEなどで謝罪を送っておきましょう。連絡先が分からない場合は、次回の出勤日に直接謝りましょう。
次回の出勤で直接、謝罪する
無断欠勤をした後の最初の出勤の時に、さらに迷惑をかけた人に謝ると完璧です。店長のみでなく、当日シフトに入ってくれたり、仕事を担当してくれたバイト仲間にも直接、伝えることがポイントです。
「先日は、バイトを休んでしまい申し訳ありませんでした。このようなことがないよう気を付けます」
無断欠勤した後、辞めたい人の対処法
謝罪の電話をした際に退職の意を伝える
無断欠勤の後、そのままアルバイトを辞めたい場合でも、バイト先に連絡をすることは必要です。退職理由を説明して、退職日や必要な手続きの確認など相談します。原則、退職の意思は退職日の2週間前までに伝える必要がありますが、とはいえ現実的な条件をすり合わせましょう。
「本日、起きたらバイトのシフト時間を過ぎていて間に合いませんでした。申し訳ございません。学業との両立が難しく、アルバイトを続けるのが難しいと感じており、辞めさせてください」
メールやLINEで伝える
基本は電話で伝えることがマナーですが、どうしても電話がしづらいのであればメールやLINEで送りましょう。ただ、メールやLINEだと見落とされる可能性があるので、送った後に数日返信がなければ電話で確認をしたり、再度メールをするなどアフターフォローを忘れずに。
「昨日はバイトを無断で休んでしまい申し訳ありませんでした。寝坊してしまい、理由を説明する勇気が出ずに連絡が遅くなってしまいました。自分の一方的な都合で恐縮ですが、アルバイトを退職したいと考えています。本来は、直接お伝えしなければならないところ、メールでの連絡ですいません。退職日や手続きについて相談させて頂けませんか」
無断欠勤をそのままにすると起こり得ること
反則金を支払うなどのペナルティ
アルバイト先によっては、就業規則で無断での欠勤や、無断退職において罰則を設けている場合もあります。1回の無断欠勤で請求されることは少ないと思われますが、程度によって反則金を請求されたケースもあります。
損害賠償の請求をされることも
無断欠勤後にそのまま無断で退職をしてしまうと、これも程度によりますが、バイト先から損賠賠償を請求されることもあります。また、制服などバイト先から支給されたものを返却せずに退職してしまうと「業務上横領罪」にあたり実費請求される場合もあるので気を付けましょう。
まとめ
誰でも失敗したり、うっかりしてしまうことはあるものです。たとえ無断欠勤をしたとしても、その後の対応で信頼は取り戻せるはず。たとえ、辞めることを選択したとしても、迷惑をかけず誠意のある対応をしましょう。
※初回公開2021年3月2日、2023年5月19日に例文を追加しました
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。