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2018年02月09日

大学生もバイト代から引かれた税金が戻ってくるかも?確定申告のススメ

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毎年2月〜3月ごろになると、ニュースなどで取り上げられるのが「確定申告」。「自分は学生バイトだから関係ないよ〜」なんて思っていると、実はソンをしているかも。手続きをすれば、払い過ぎた税金が戻ってくることがあるんです! 今回はアルバイトだけど知っておきたい「確定申告」の基礎について、解説します。

確定申告をすると税金が戻ってくるワケ

バイト代が振り込まれた時に、時給と働いた時間から計算した総額より少ないことに気付いた人はいませんか?
実は、手取りのバイト代は、あらかじめ所得税が引かれた上で支払われるケースが多いんです(これを源泉徴収と言います)。

「確定申告」は、1年間に働いた(税金を引かれる前の)給与の総額と、仮払いした所得税の総額、その他税金の対象外になる控除の総額などを整理します。その結果、払い過ぎた税金が戻ってくる(還付)か、不足分を払うのか(追徴課税)を確定させるもの。毎年2月半ば〜3月半ばに行う必要があるので、まさに今こそが確定申告の時期なんです。

ちなみに、確定申告と同じように払い過ぎた税金を戻してくれる「年末調整」というものがあります。確定申告をする必要があるのは、年末調整をしていない人や二か所以上から給料をもらっていた人などです。職場で発行される源泉徴収票が、下記のように「給与所得控除後の金額」が空欄で、「源泉徴収税額」に数字が入っている人は、還付の可能性がありますので、確認してみましょう。

<確定申告する必要がある源泉徴収票>

★確定申告…1年間(2017年1月〜12月末)の自分の所得を正確に計算して、所得税の過不足を精算する手続き
 → 各自が行う
★年末調整…12月末に社員の所得税を計算して、精算してくれること
 → 会社が行う

1年のバイト代が103万円以下なら、天引きされた税金が全額戻ってくることも!

下記の条件を満たしている人は税金が戻ってくる(還付)可能性が高くなります。

・年収103万円以下の場合(学生バイトで「勤労学生控除申請」を行っていれば130万円以下)
・バイトのお給料から源泉徴収されている

税金の還付の有無は、①〜③の年収によって変わってきます。


学生の場合、年末調整や確定申告の際に「勤労学生控除申請」を行えば130万円までは所得税の支払い義務はナシですが、年収103万円を超えると扶養家族を外れてしまうので、親など扶養者の税金があがってしまうので注意が必要。「所得税がかからず」「親の負担もなく」アルバイトライフを楽しむには、年収103万円以下に抑えておくのが無難と言えそうですね。

税金の還付や追徴を具体的にシミュレーション

では、具体的にいくらくらい戻ってくるのか、シミュレーションしてみましょう。

還付金ありの例/年間アルバイト代103万円以下、源泉徴収あり

・Aさん(親の扶養に入っている)
・アルバイト代…春休みと夏休みにアルバイトをし、年収616000円、年間源泉徴収が
36900円

(年間収入)616000円<103万円 ⇒本来支払うべき所得税はゼロ!
(還付額)納めるべき税0円-天引きされた税36900円 = △36900(全額還付)

※本来支払うべき所得税は0円のため、源泉徴収された分が全額戻ってくるとは! これはうれしい臨時収入といえそうです。

<Aさんの源泉徴収票>

納付になる例/年間アルバイト代130万円以上、2社掛け持ち勤務

前の例は税金が戻ってくるパターンでしたが、アルバイト代が130万円を超えると、所得税を納める必要があります。また、扶養家族からもはずれなくてはいけないので、確定申告をするとともに、早めに扶養者(親)へ報告しましょう。

・Bさんの場合(勤労学生ではない)
・アルバイト代…2か所を掛け持ち

1社目…年収98万 源泉徴収無し(年末調整済み)
2社目…年収40万 源泉徴収税額 12200円

(年収)(98万+40万)>130万円 ⇒所得税と復興税の支払い義務が発生
(納税額)年収が138万円なので、所得税と復興税の納付義務あり

138万-給与所得控除額65万-基礎控除38万=35万(課税対象額)
35万×5%=17500円(所得税)
17500×2.1%=300円(復興税、百円未満切捨て)
17500円+300円=17800円 ⇒ 納税額 17800円(百円未満切捨て)
17800円-12200円(源泉徴収額)=5600円(納付額)

<Bさんの源泉徴収票(1社目)>

<Bさんの源泉徴収票(2社目)>

※上記はあくまで一例です。個人の事情によって変わりますので、詳しくは所轄の税務署へお問い合わせください。
国税庁ホームページ

確定申告はいつまでに、どこで、何をすればいいの?

自宅にパソコンとプリンター、源泉徴収票があれば、国税庁の確定申告特集ページに必要項目を入力していくだけで、確定申告書が作成できます。慣れない言葉が並んでいますが、必要なところのみ入力すればいいので、意外とシンプル。作成が終わったら印刷し、期間中に所轄の税務署に届け出をしましょう。還付金が振り込まれるのは、書類の提出から1カ月〜6週間後が目安です。今から振込日が、楽しみになっちゃいますね!

【対象期間】2017年1月1日から12月31日までに得た収入
【申告期間】2018年2月16日〜3月15日の間に申告(土曜日・日曜日と重なる場合は順次繰り下げ、月曜日までとなる)※期限を過ぎても受付けてくれます。
【場所】所轄(住民票住所地)の税務署
※住民票を移していない等で遠方の場合は、自宅もしくは近所の税務署で作成・印刷し、申告書と源泉徴収票等を郵送で提出する事も出来ます
【用意するもの】
①源泉徴収票
 → 職場でもらう。掛け持ちの人はそれぞれでもらう。企業の場合は年末に郵送される、手元にない人は勤務先にお願いしてもらう
②通帳
③はんこ
③確定申告の用紙→国税庁HPまたは所轄の税務署でもらえる
④専修学校、各種学校、職業訓練学校の場合は在学証明書(勤労学生控除の申請に必要)
⑤自分で保険や年金等を払っている人は控除証明書等を持っていくとお得

※実際の申告は各人の事情により内容が異なりますので詳しくは税務署にご相談ください。
国税庁ホームページ