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2018年02月15日

【専門家監修】何を揃えればいいの?バイト・パートの確定申告に必要なもの

確定申告 タウンワーク タウンワークマガジン 求人 バイト

バイト・パートという雇用形態で働いている方で年末調整を受けなかった、年末調整の対象とならなかった時に「では確定申告をしよう!」「確定申告をしなければならない!」と考えた場合、「必要な書類は何?」「いつまでに・どこに確定申告をすればいいの?」とやり慣れない手続きに戸惑うかもしれません。ここでは、バイト・パートの方が確定申告を行う場合に必要な書類を中心にみていきます。

【目次】
1.確定申告とは?
2.バイト・パートの確定申告に必要なものと用意するには?
3.確定申告の方法の変化に対応しよう

確定申告とは?

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確定申告とは?

確定申告とは1月から12月までの収入、経費、各種控除について自ら計算し、所得税額、納付税額を確定申告書によって住所地の税務署に自ら申告することです。

確定申告をしていない状態及び年末調整をしていない状態は、毎月の給与収入から差し引かれている所得税及び復興特別所得税が源泉徴収税額表に基づき計算された概算で仮計算になっており、所得税等を計算する過程で所得金額を計算する際に差し引かれる給与所得控除やこの所得金額からさらに差し引かれる基礎控除や社会保険料控除、生命保険料控除等が反映されていないため、正しい金額を確定申告することによって源泉徴収されていた所得税及び復興特別所得税の還付がある可能性があります。

確定申告が必要な方

バイト・パートの方で確定申告が必要な主な方は

  1. 年末に会社に在籍せず年の途中で退職した場合
  2. 同時に他の会社と掛け持ちでバイト・パートをしていて複数の収入がある場合
  3. .社内指定の提出日までに「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」及び「給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」を提出しなかった場合

です。

その他確定申告が必要な方として掲げられているのは、「1年間に支払うべきことが確定した給与の総額が2,000万円を超える人」や「災害減免法の規定により、その年の給与に対する所得税及び復興特別所得税の源泉徴収について徴収猶予や還付を受けた人」などが当てはまります。

確定申告の流れ

確定申告の大きな流れとしては以下の通りです。

  1. 源泉徴収票などの必要書類を準備
  2. 申告書を作成する(確定申告用Webから作成可能)
  3. 申告書を必要書類とともに税務署に提出(住所地管轄の税務署に持参または郵送)
  4. 所得税を納付又は還付を受ける(納付は銀行窓口や口座振替、クレジットカードで可能、還付は申告書に記載した指定口座へ振込される)

確定申告書の提出期間は所得税計算対象年の翌年2月16日から3月15日までです。ただし、還付の確定申告の場合は2月15日以前でも申告書提出が可能となっていますので、一日でも早く還付を受けたい方は必要書類が揃えば確定申告を行うことをおすすめします。

また、所得税の納付については銀行窓口からの納付は3月15日まで、口座振替やクレジットカードによる納付は3月15日までに手続きを行う必要があります。なお、口座振替であれば納付税額が口座から引き落とされる日が4月下旬頃になり、クレジットカードでの納付はクレジットカード会社の締め日と口座引き落としに合わせたスケジュールになりますので3月15日に納付用現金が用意できない場合には口座振替やクレジットカードによる納付を活用すると良いでしょう。

バイト・パートの確定申告に必要なものと用意するには?

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バイト・パートの方が確定申告を行う際に必要な書類と用意する方法について代表的なものをみていきたいと思います。

源泉徴収票

重要な書類です。これがないと収入額も所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税もわからなくなってしまうため、申告そのものが出来なくなってしまいます。源泉徴収票は勤めている企業が作成するため、年末まで在籍していれば特に手続きなく発行されます。しかし、年の途中で追加発行する場合などは人事、給与担当者へ依頼することが必要です。

社会保険料控除を受けるために必要な書類

国民年金保険料の納付額、健康保険料の納付額です。これはその年の1月から12月までに実際に納付した額(支払った額)です。確定申告の際には金額を記入するために必要です(領収書等の添付は不要です)。納付額の把握については、納付方法が口座振替、クレジットカード、銀行窓口納付など多岐に渡るため、できれば各自で納付額の管理をされることをおすすめします。

生命保険料控除、地震保険料控除を受けるために必要な書類

自ら加入している生命保険契約、損害保険契約の1月から12月までの保険料支払額とこれを証明する書類の添付が確定申告時には必要です。この必要書類については各生命保険会社、損害保険会社より保険料を支払ったことの証明となる書類が年末に近づくと郵送されますので無くさないように保管しておきましょう。

医療費控除を受けるために必要な書類

その年に病気等で多額の医療費を支払うこととなった場合には医療費として支払った金額とそれを証明する書類の添付が確定申告には必要です。医療費控除の対象となる金額は、年10万円(その年の総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%の金額)を超える部分です。

医療費の金額の証明としては、薬局で薬等を購入した場合には領収書、健康保険を使って治療した場合には、領収書または健康保険組合から郵送される医療費通知書の添付が必要となります。

マイナンバー関係

確定申告書にマイナンバーの番号を記入する欄があります。またマイナンバーカードを発行されている場合はカードの表裏のコピーの添付、マイナンバーカード未発行の場合は番号確認書類と身元確認書類のコピーの添付が必要です。
  

確定申告の方法の変化に対応しよう

バイト・パートの方の確定申告に必要なもの、準備の方法などを中心にみてきました。 今後も毎年行われている税制改正やIT技術の進歩により税金計算方法や確定申告の方法が変わってくると思います。日頃のニュース、新聞報道、専門家のコラム等を活用しながら、その変化に対応していきましょう。

【この記事を書いた専門家プロフィール】
大間 武(ファイナンシャルプランナー)
飲食業をはじめ多業種の財務経理、株式公開予定企業などの経理業務構築、ベンチャーキャピタル投資事業組合運営管理を経て、2002年ファイナンシャル・プランナーとして独立。2005年株式会社くらしと家計のサポートセンター、NPO法人マネー・スプラウト設立。
「家計も企業の経理も同じ」という考えを基本に、「家計」「会計」「監査」の3領域を活用した家計相談、会計コンサル、監査関連業務、講師・講演、執筆など幅広く活動。

■保有資格
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)
プロフェッショナルCFO
証券外務員二種
日商簿記一級