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2015年07月08日

【街で見かけた「働く人」劇場】××で××を把握し的確な商品を勧めてくれるインテリアショップ店員さんの話

インテリアショップの店員さん

外に出れば「何かすごい人」になぜか出会う(?)フリーライターのシマヅによる、「働く人」をテーマにしたイラストコラム。今回(第20回目)は、××で××を把握し的確な商品を勧めてくれるインテリアショップ店員さんの話。

Francfranc(フランフラン)や、表参道にあるMoMA DESIGN STOREなどの「オシャレなインテリアショップ」って、店内を見て回るだけでも楽しいですよね。

筆者(私)は、ひとりで行動することが多く“一緒にいる友人”を気にする必要がないため、欲望のおもむくままに店内を練り歩いていた結果、気づいたら2時間以上たっていることもしばしば。

さすがに、そんな長時間店内にいて何も買わず出て行くのは申し訳ない気がするので、「コレいいな」と思ったなかで一番お手頃価格な商品を買って帰ることにしています。

そんなわけで、先日も、とあるインテリアショップでガラスのコップを買ったのですが3日たったあと不運な自己……じゃなくて不運な事故により割ってしまい、結構気に入っていたので同じものをまた買ったのですが、またもや不運な自己……じゃなくて不運な事故により割ってしまい。

「三度目の正直だ。今度買ってまた割っちゃったら、私はあのガラスのコップには“ご縁がなかった”として諦めよう」と決意し、同じものを買おうと同じお店に3度目の訪問をしたんですが――

店員さん「いつもありがとうございます! このガラスのコップをお求めで。……あれ?でも、お客さん(=筆者)がこちらをご購入されるのって、今週に入って3回目ですよね」

よく覚えてるなぁと思いながら、「すみません、不運な自己……不運な事故により割ってしいまして」と答えところ――

「もしかして、お部屋はけっこう……あの、その」と、何か言いたいけれど言いにくい、といった感じの店員さん。

こういうシチュエーションには慣れているので、「はい、物が散乱していて汚いです」と自分から申し出たら――

「やっぱり! それでしたら、プラスチック製ですがガラスのように見えるこちらのコップはいかがですか?」と別の商品を勧めてくれた店員さん。

お客さんが求める商品で部屋の状態を把握し、その人およびその部屋に合った商品をサジェストしてくださるなんて……熟練の技なのか、天職というヤツなのか。

サジェストされたプラスチック製のコップは、1カ月たった今でも、我が汚部屋で活躍してくれています。

感謝の言葉しか出ないのですが、ただひとつ言っていいとしたら、まわりのお客さんから「あー、あの人の部屋汚いんだ……」的な視線を送られたのだけは、私が悪いんですけれど勘弁してほしいと思いました。

plofライターシマヅ (Shimazu) @Shimazqe
1988年生まれ。フリーライター。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科を卒業後、2年ほど美術業界を転々としていたが現在は主にWEB上で文章を書き生計を立てている。女性向けコラム、インタビュー記事、グルメレポート、体験記事など、幅広い分野で執筆活動を行う。