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2017年12月29日

ロジカルシンキング(論理的思考)とは?就活に役立つ論理的思考力の身に付け方

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現代のビジネスパーソンにとって必須のスキルと言われる「ロジカルシンキング」。就活中の人なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
例えば、授業やゼミで発表やプレゼンテーションをしたときに、「説得力に欠ける」「何が言いたいのか今ひとつわからない」などと指摘されたことはないでしょうか?そういう経験がある人は、主張を構成するロジックが弱い可能性があります。
一見難しそうに思えるロジカルシンキングですが、基本的な方法であれば、比較的容易に身に付けることができます。
この記事では、ロジカルシンキングのメリットや基礎技術、身に付け方についてご紹介します。

【目次】
1. ロジカルシンキングとは
2. ロジカルシンキングを身に付けるメリット
3. ロジカルシンキングの基礎技術
4. ロジカルシンキングの鍛え方
5. まず結論ファーストで話すところから始めよう

ロジカルシンキングとは

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ロジカルシンキングとは、日本語に訳すと「論理的思考」です。難しそうな印象を受けがちですが、実は逆で、複雑な物事を整理・分析して因果関係を解きほぐし、結論までの道筋を矛盾なく、シンプルかつわかりやすく示すことです。
ある物事を、メリットとデメリットに分けて考えることがありますが、これもロジカルシンキングの一種です。

ロジカルシンキングができると、問題に対する解決策を見いだせると同時に、どのような思考過程を経て、その結論に至ったのかを明快に説明できるようになります。さらに、他の人が気づかなかった新たな課題点を抽出して、解決へ導く能力も身に付きますので、成果が上がらない原因がどこにあるかわからないというもやもやした状態から抜け出すこともできます。

特にコンサルティング業界や外資系企業を目指す場合、就活の試験でロジカルシンキングを問われることが多いので、基本的な知識を身に付けておきましょう。

ロジカルシンキングを身に付けるメリット

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ロジカルシンキングができるようになると、就活だけでなく、就職後も大いに役に立ちます。では、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

説得力のある話し方が身に付く

就活の命運を決める面接。ロジカルシンキングが身に付いていれば、論理的に筋道を立てて説得力のある主張や受け答えができます。結論を最初に打ち出し、結論を裏付ける根拠や背景、ロジックを肉付けするデータや事例という順番で志望動機や自己PRを伝えられれば、面接官に好印象を与えやすいでしょう。

社会人になってからも同様で、社内のミーティング、クライアントへのプレゼン、問題発生時の対応などさまざまなシーンで、ロジカルシンキングに基づいた話し方が求められます。

無駄に悩んで時間を浪費することがなくなる

売り上げが伸びないときや問題が発生したときに、ミーティングを開いてただ話し合いをしても満足な対応策を見つけ出せないことがあります。そんなときこそロジカルシンキングの出番です。複雑に絡み合っているように見える問題をロジカルシンキングによって解きほぐし、原因や因果関係を明確にすることで解決策を見つけ出せるようになります。後は解決へ至るまでのロードマップを作成し、実行に移すだけです。
問題が起きたとき、悩んでいても解決することは滅多にありません。そうではなく、ロジカルシンキングで解決策を導き出しましょう。

誤った情報に踊らされなくなる

課題点の抽出から解決へ至る道筋を矛盾なく結びつけるためには、正しい情報を基にロジックを積み重ねる必要があります。ロジカルシンキングが身に付いていると、膨大な情報量の中から問題解決を図るのにふさわしいポイントを取捨選択できるようになります。結果的に、情報の真偽を見抜けるようにもなり、近年問題になっているフェイクニュースなどの誤った情報に踊らされることもなくなるでしょう。ただし、初心者のうちは誤った情報を基にロジックを組み立て間違った結論を導き出してしまう恐れもありますので、ロジックに矛盾が生じていないか、しっかりと確認しながら進める必要があります。

ロジカルシンキングの基礎技術

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ロジカルシンキングの代表的な基礎技術の中に「MECE(ミーシー)」「So what?(つまり何が言いたいの?)/Why so?(なぜそうなるの?)」があります。その活用方法をご紹介します。

MECE

MECEとはそれぞれ、

Mutually(互いに)
Exclusive(重複せず)
Collectively(全体的に)
Exhaustive(漏れがない)

 
の頭文字を取った言葉で、直訳すると「漏れがなく、ダブリもない」という意味です。ロジカルシンキングで問題解決を図るときは、全体像を把握した上で、一つ一つの項目を細かく切り分け、それぞれがMECEになっているかどうかを確認しながら作業を進める必要があります。それぞれの項目を切り分けて考える際に漏れやダブリが生じると、問題解決策を策定するのに重大な見落としがあったり、何度も同じことを考えなければならなくなったりして非効率です。

例えば、パート採用のケースを考えてみます。年齢層は20代、30代、40代、50代以上とすると、一見漏れがなさそうですが、10代でパートをする人もいるでしょう。また、現在の職業について、無職、学生、専業主婦、アルバイト、パート、派遣社員、契約社員、正社員と分けると、今度は「無職で専業主婦」「学生でアルバイト」「アルバイトとパート掛け持ち」という人もいてダブリが生じてしまいます。
このようにMECEが成立していないと、論議を深める際に見落としや無駄な作業が発生してしまいます。

So what?/Why so?

「So what?」と「Why so?」は、この2つの質問を繰り返すことで、思考を深掘りしていくときによく使うスキルです。
最も簡単な例を挙げると、ある工場で人手が足らなくて生産台数が制限されている場合、「So what?」で導き出される結論は「バイトの人数を増やすべきだ」になります。逆に「バイトの人数を増やすべきだ」という結論に対して「Why so?」と理由を尋ねると、「人手が足らなくて生産台数が制限されている」となります。
実際にはもっと「So what?」「Why so?」を繰り返し、「ロジックツリー」と呼ばれる思考過程の階層を形成して問題解決への道筋を見いだします。

ロジカルシンキングの鍛え方

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ロジカルシンキングは、正しい知識とノウハウに基づいて日常生活の中で繰り返し実践することで身に付いていきます。ここでは、ロジカルシンキングの鍛え方をご説明します。

結論から話す

“会話においては、理由の前に必ず結論から話すことを心がけましょう。日本語は「○○であるため、結論は●●です」というように理由が先に来る表現になりがちですが、結論から話す場合、「結論は●●です。理由は3つあります。1つは~」という順序になります。結論ファーストで話すことで、聞き手はやきもきしながら話者が話し終わるのを待つということがなくなります。

「なぜ」「なぜ」「なぜ」を繰り返す

「なぜなぜ分析」と呼ばれる手法で、問題が発生したときに「なぜ」と考えて「要因1」を見つけ出します。さらにその「要因1」に対しても「なぜ」と思考を深め、「要因1」の元になった「要因2」を抽出します。この作業を繰り返していくのが「なぜなぜ思考」です。大手自動車メーカーでは、「なぜ」を5回繰り返して考え抜くことで知られています。

紙に書いて考える

「MECE」「So what?/Why so?」「なぜなぜ分析」など、ロジカルシンキングではいずれの場合も紙に書き出して考えることで思考を深めることができます。初めはマインドマップのように次々とアイデアを書き出していき、その上でMECEに気をつけながらロジックツリーにまとめていく方法もあります。

仮説を立てる

ロジカルシンキングでは、その時点で考えられる仮説を常に立てることが大切です。一つの仮説を検証し、間違っていたら次の仮説を立ててまた検証するという作業を繰り返します。仮説を立てないまま思いつきで実行すると、無駄な作業が発生したり、方向性を誤ったり、漏れやダブリが生じたりする恐れがあります。

事実と解釈を分ける

情報に触れるときに、「客観的な事実」と「個人の解釈」を切り分けて考える習慣をつけましょう。例えば、「実現は難しそうです」「○○教授は相当腹を立てているようでした」というだけでは、事実なのか、それともそのように報告している人の解釈なのか、はっきりしたことはわかりません。情報に接するときも自分が物事を報告するときも、「これは事実か、解釈か」を常に考える癖をつけることで、情報の切り分けができるようになります。

反対の立場で考えてみる

反対の立場で考えてみることで、自分の主張の弱点やアラが見えてきたり、それまで気づかなかったアイデアが浮かんでくることがあります。ディベートのように自分が賛成派なら一度反対派に回って主張を検証することで、よりロジカルシンキングができるようになります。

常にMECEを意識する

MECEはロジカルシンキングの基本です。物事を思考するときは必ずMECEになっているかどうかを確認する作業を忘れないようにしましょう。MECEは習慣づけることで、比較的容易にできるようになります。MECEを常に意識することで、思考の質を深められるでしょう。
会話においては、理由の前に必ず結論から話すことを心がけましょう。日本語は「○○であるため、結論は●●です」というように理由が先に来る表現になりがちですが、結論から話す場合、「結論は●●です。理由は3つあります。1つは~」という順序になります。結論ファーストで話すことで、聞き手はやきもきしながら話者が話し終わるのを待つということがなくなります。

 

まず結論ファーストで話すところから始めよう

問題が発生したときに、悩んだり、愚痴を言い合ったり、責任の押し付け合いをしたりしていても、解決するわけではありません。そんなときはロジカルシンキングで問題点を細かく切り分け、それぞれに要因を見つけ出すことで、解決策を考案することが大切です。その際はMECEをはじめとする思考のスキルを使うと、無駄な作業をなくすことができます。
大学生の場合は、まず結論ファーストでの話し方を意識するところから始めてみてはどうでしょうか。「結論」→「理由・根拠」→「結論を補足するデータ・事例」という順序で話せるということは、それだけロジカルに頭を働かせているという証拠です。間違った結論を主張しないようにロジックの組み立てを思考することで、自然とロジカルシンキングが身に付いてくるでしょう。