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2017年03月13日

荒牧慶彦インタビュー1 〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜

荒牧慶彦 タウンワークマガジン

今話題の人物にアルバイト経験をリレー形式で語ってもらう『バトンでつなぐ「明日のつくり方」』。14人目のゲストは、舞台『刀剣乱舞』や『初恋モンスター』に出演された人気俳優の荒牧慶彦さん。全3回に渡ってお届けします!

―前回ゲストの玉城裕規さんとは、どのようなご関係ですか

あ、玉さん(笑)。玉さんとは僕が初主演の映画の時に初めてお会いして以来、何度か共演させていただいています。

稽古中とかは一緒にごはんに行ったりもしますよ。僕も人と飲んだり会話したりするのが好きだし、玉さんもお酒飲むのが好きなので。

ビールだったりとか日本酒だったりとか…僕、けっこう自分がお酒飲めちゃうんですよ。だから強い人限定ですけど、玉さんみたいに飲める人に、同じくらい酔って欲しくて(笑)どんどんすすめちゃいます。「俺もう飲んじゃいましたよ〜、注ぎますね〜」って(笑)。

荒牧慶彦 タウンワークマガジン
―玉城さんからは「アラマッキー いつも素敵な笑顔だけどイラッとする事あるの?by玉城裕規」という質問を預かっています

いやぁ(笑)。それはもちろん人間なので、イラッとすることもあるんですけど、比較的少ないんじゃないかと思います。

あえていうなら、日常生活で友達が店員さんにタメ口をきいたり、なんかエラそうにしている時は「もうちょっと腰が低くてもいいのにな…」ってちょっと引っかかりますけど。

だからイラっとしたことといえば…ゲームかな(笑)。僕、ゲームが好きでオンラインで戦うんですけど、最近どうやっても勝てない相手に出会ってしまいまして。いくら攻めてもこっちがやられるので「ちょっと何この人!?」ってイラッとしました。

ゲームは俳優仲間でチームをつくって、5対5で知らない人たちと戦っているんです。このインタビューの以前のゲストだった北村諒くんや宮崎秋人くんも同じチームにいますよ。SNSでグループがつくってあって、「今日やる人〜?」「俺やるー」みたいな感じでよくやっています。

僕らけっこう強くて(笑)。ヘッドセットも付けて、ガチでやっています。常に「あ、あっちに敵がいた!」とか「そっち行った、そっち行った!」とか言いながら(笑)。次の日がオフだと朝まで熱中していることもありますね。

人と人を仲良くさせるのが好き

荒牧慶彦 タウンワークマガジン
―舞台『刀剣乱舞』ではアドリブシーンもありましたが、いかがでしたか

今までそういうアドリブ芝居だったりはしたことがなかったんですけど、『刀剣乱舞』の舞台で「軍議」というアドリブシーンが加わって、鍛えられました。

みんな本番中に楽しくなっちゃうんでしょうね。打ち合わせにないセリフをバンバン入れてくるから、僕は内心、「その掛け合い…どした!?」みたいな(笑)。僕は山姥切国広という役を演じていて、キャラクター的に笑わずに話を進めなきゃいけない“まとめ役”の立場だったのに、周りのアドリブで笑ってしまったりするんです。

しかもみんな巧いんですよ、アドリブ芝居が。ちゃんとキャラクターにのっとったアドリブをしてくるんです。事前に大筋を決めていても全然油断できないので、最初の頃は本当に焦っていました(笑)。でも回数を重ねるうちに、僕もアドリブで返せるようになりましたね。

荒牧慶彦 タウンワークマガジン
―普段の生活でも、ご自身がまとめ役をされることは多いですか?

そうですね。僕、ちっちゃい頃から部活でずっと“副部長”なんですよ。中学高校と、部長ではなく、副部長(笑)。

中間管理職のポジションといいますか…部長が厳しく言って、不満を言う部員に「まぁまぁ、両方の考えがあるから」って声をかけるんです(笑)。両方の気持ちがわかるポジションということで、なぜかその役がいつも僕にまわってきていましたね。

―副部長として気をつけていたことはありますか

とりあえずみんなの意見は常に聞こうという姿勢は持っていましたね。でも、無理してやっているとかではなくて。好きなんですよね、僕、人と人をこう…仲良くさせるのが。仲良くさせたいし、あんまりギズギスした現場も嫌ですし。

僕がみんなの意見を聞くことで、意思疎通を図ってもらえれば、お互いに意見も合うんじゃないかなと思って自然にやっている感じです。

俳優として身を立てるためのプランを考えた

荒牧慶彦 タウンワークマガジン
―芸能界に入ったきっかけを教えていただけますか

きっかけは、高校の友達がやっていたから、なんですよ。その友達が俳優をやっていて「これから仕事なんだ」というのを聞いて、ちょっと面白そうだなって思ったんです。

ただ、そこでは俳優の道に入らず大学に行きました。でもいよいよ就職時期になって、自分が何をやりたいかを考えた時、そっちの世界に心が引っかかっていたことに気づいたんです。

それで就活せずに大学を卒業して、本当になんの確信もなく「自分って入れるのかな?」っていう感じで事務所のオーディションを受けました。

もともと人前に立つのは苦手ではなかったですが、特別映画や舞台が好き、というわけでもなく、本当に興味本位だったんです。当時は、友達にも「お前、気が狂ったか!?」って呆れられましたね(笑)。

もちろん、年齢も年齢だったので、ただ事務所に所属するだけでは何もないまま埋もれるだけだなと思ったんです。「やるからには完璧にプランを立てないと」と思って、色々考えました。

そこで考えた結果、俳優としてちゃんと生活ができるようになるためには、ミュージカル『テニスの王子様』に出ることだな、と(笑)。

どうやったらテニミュに受かりそうかを考えて、『テニスの王子様』に出演している俳優さんがいる事務所を調べたり…でもその時想像していたことは実際にはほとんど違ったんですけどね!(笑)

荒牧慶彦 タウンワークマガジン
親には大反対されましたね。僕の家は厳しかったんです。礼儀について口うるさいというか、間違ったことをしたら怒鳴られたりとか、あとはテストの点数が低かったらめちゃくちゃ怒られたりする(笑)。

「大学に行かせた意味はあったのか?」とも言われたんですが、「自分はこのまま就職したらすごく心残りができちゃうから」って、“25歳まで”っていう期限を決めて。そこまでに何もできなかったら就職するから、そこまでは待ってくれって、すごく頼み込んで。で、渋々OKをもらったんです。

昔は「なんでこんな厳しいんだ!」って思ったこともあったんですけど、厳しく育ててもらったからこそ、役者として生活できている今の自分があると思います。

今はもう、ちゃんと育ててくれた親に対しては感謝しかないですね。

穏やかな人柄でありながらも、しっかりと自分の考えを持っている荒牧さん。きっとそんな荒牧さんに、ご家族の方も周りの方も信頼を寄せているのでしょうね!さて次回は、大学生の頃にされていたアルバイトのお話。どうぞお楽しみに!

★次回は3月16日(木)を予定。乞うご期待!

■Profile

荒牧慶彦 Yoshihiko Aramaki

1990年2月5日生まれ、東京都出身。
2012年ミュージカル『テニスの王子様』2nd season 比嘉中・甲斐裕次郎役で本格的にデビュー。以後、舞台を中心に活動中。
主な出演作は、舞台『刀剣乱舞』山姥切国広役、ミュージカル『薄桜鬼』沖田総司役、舞台『K』夜刀神狗朗役など。
近年は、スマートフォンアプリ『戦刻ナイトブラッド』の上杉景勝役として初の声優にも挑戦する他、1st写真集『L.M.N.』が5月1日に発売を控えている。

【公式ブログ】 http://ameblo.jp/aramaki-yoshihiko/
【公式Twitter】 https://twitter.com/ara_mackey

撮影:杉江拓哉

撮影地/鳥炎 日本橋本店

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