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2019年02月19日

いつから働ける?15歳?高校生? アルバイトが開始できる年齢・時期と注意事項、オススメの職種を解説

15歳 始める 高校生 法律 いつから 労働基準法 入学 バイト タウンワーク
中学校を卒業し、高校生になったらアルバイトがしたい…そう思っている人も多いのではないでしょうか? けれども、アルバイトって、いったい何歳からできるの? 中学卒業後の、高校に入学するまでの春休みはどうなの? などなど、わからないことも多いですよね。この記事では、法律上アルバイトが開始できる年齢と、実際にアルバイトで働く前の注意点、アルバイト初心者の高校生におすすめの職種などについて紹介します。

法律上アルバイトができる年齢とは?

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アルバイトの条件欄に「15歳以上」と書かれているものを見たことがある、という人もいると思います。これは、一見中学生でもアルバイトができるのではないかと思うかもしれませんが、法律上、15歳になっても一定期間は働けないことになっているのです。

15歳になっていてもアルバイトはできない? 労働基準法を確認してみよう

中学校を卒業したタイミングで、自分が自由に使えるお金がほしいと思う人もいるかもしれません。卒業後にアルバイトをすることを親から承諾も得たし、「15歳以上」の条件も満たしているので、とりあえず近所のコンビニで働こうかな、なんて考えている人は要注意です。実は15歳になっていても、法律によって一定期間はアルバイトを禁じられているのです。

日本の労働の基準を定めた法律「労働基準法」の第56条のなかではこのように定義されています。

【労働基準法 第56条(最低年齢)】
使用者は、児童が満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了するまで、これを使用してはならない。

この文章は、「15歳の誕生日後に最初に迎える3月31日後に(4月1日から)働かせることができる」という意味を表しています。この場合の使用者とは、お店のオーナーや店長など、アルバイトを雇用する側の人を指します。

具体的に言うと、15歳になっていて、中学校の卒業式が終わっていても、春休みの3月31日まではアルバイトできず、4月1日からアルバイトを開始できるということです。法律では、禁じているのはアルバイトする側ではなく、雇う側となっていますが、一部のアルバイト先でこの法律について知らない店長やオーナーもいるようなので、禁じられていることなのだと自覚し、注意しておきましょう。

15歳の4月1日以降になっても働く時間は制限されている

15歳の4月1日を迎えて、実際にアルバイトが開始できるとしても、選ぶ際に気をつけたいのが労働時間です。15歳では働く時間に制限があるからです。

18歳未満(法律では年少者とよばれる年齢)は労働基準法の第61条により22時から翌朝5時までの深夜労働を禁じられています。

例えばコンビニやファミレスなどの深夜・早朝、居酒屋などの深夜シフトがこれに当たる場合があります。なお、新聞配達員や演劇をする子役など一部例外もありますが、こちらは使用者が行政官庁(所轄労働基準監督署長)へ申請することが必要です。

始める前に確認しておくこと:親の承諾と学校の校則を確認

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15歳の4月1日以降となり、法律上アルバイトが許される年齢になればすぐに始めていいかというとそうではありません。親など自身の保護者、そして自分が通う高校の了承は必ず事前に得ておきましょう。

親など保護者の承諾を得ておく

アルバイトをする際、まずは自分の親など保護者にその意思を伝え、必ず了承を得ましょう。

はじめてのアルバイトで困ったことがあったときには相談相手になってもらえます。さらにアルバイト先によっては親の承諾書が必要となるところもあります。

また、未成年者の場合、本人の承諾なく親など保護者がアルバイトを辞めさせることもできます。こちらは国の法律ではなく、「市民相互の関係を規律する」私法である民法の第5条で下記の通り定義されています。

【民法 第5条(未成年の法律行為)】
未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。
ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。

前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。

この内容とは、アルバイトは親の承諾なしでもできるけれど、親は後からその契約を取り消すことができる、という意味です。

さらに、労働基準法の第58条の2ではこんなことも定義しています。

【労働基準法 第58条(未成年者の労働契約)】
親権者若しくは後見人又は行政官庁は、労働契約が未成年者に不利であると認める場合においては、将来に向つてこれを解除することができる。

こちらは、親など保護者が、労働契約が未成年者に不利と認める場合は、契約を解除できるという意味です。事前にアルバイト先と当事者で同意があったとしても、我が子にとって不利であると判断した場合は、「続けたい」という子の意思に対して親が一方的に辞めさせることができるのです。

例えば「アルバイトが忙しくて成績が下がったから辞めさせる(=未成年の子にとって不利な契約)」といった理由で親がアルバイト先に駆け込むことができるわけです。このように自分の意志に反して辞めさせられることがないよう、親の了承はしっかり得ておきましょう。

学校の校則を確認しておく

親の承諾を得ても、法律的に許されても、通っている高校がアルバイトを禁じているというケースは少なくありません。さらに学校で許していても、部活で禁じているという場合もあります。

こちらは校則を確認するか、わからなければ先生に確認を必ず取りましょう。もし校則に違反している場合は、学校によっては停学や退学、内申点への影響などもある場合があります。

そして、高校生の本分はあくまでも学業。アルバイトで忙しくて勉学に身が入らないというのでは本末転倒となってしまいます。

親の承諾を得て、校則で認められていたとしても、学業に影響のない範囲での働き方をするようにしましょう。

高校生にオススメのアルバイト8選

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コンビニ

コンビニの主な業務は「レジ業務」「店内清掃」「商品の品出し」「商品の発注」「簡単な調理(一部例外あり)」「接客」などです。特にレジ業務は、コンビニで取り扱う商品が増えてきているため、このアルバイトのメイン業務と言えるでしょう。

コンビニの良さは店舗の多さ。つまり、自宅や学校の近くにある可能性が高いこと。学業メインの学生にとっては近くにあるという点は、移動に時間やお金がかからずかなり魅力的なはずです。また、コンビニをよく利用するという人は、雰囲気やおもてから見える業務は想像しやすく身近に感じられるでしょう。年齢を問わず、はじめてのアルバイトを「まずはコンビニで」と考えてみるのもオススメです。

スーパーのレジや品出し

スーパーでのアルバイト業務は大きく分けてレジと品出しがあります。小規模のスーパーでは、レジに入る時間が決まっていてそれ以外は品出しなど、どちらもこなす場合もありますが、大規模なお店ではレジか品出しのどちらか決まった仕事のみを担当するところも多くあります。

スーパーで働くメリットは、親など保護者からの理解を得やすい点でしょう。業務内容が見えやすく親にも理解されているからかもしれません。

ファミレスのホール・キッチン

ファミレスの業務は大きく「ホール」と「キッチン」に分かれます。

「ホール」は店内の接客がメインです。お客さまのご案内や料理のサーブなどをはじめ、ホール清掃、レジ締めなどが主な業務内容となります。

一方で「キッチン」は厨房での作業を行います。料理の仕込みや調理、食器洗い、キッチン清掃などが主な業務内容となります。

ホール業務のメリットは、接客スキルが身につくこと。小さな子どもから年配の方まで訪れるファミレスならではの環境で学んだ対応力は、その後のアルバイト経験や社会に出てからも生かされる場面が少なくありません。

料理好きならキッチンがおすすめです。また、接客が苦手という人でも、黙々と作業をこなすことが苦でなければ向いているかもしれません。

ファストフード店

ファストフード店での主な仕事は「レジ業務」「接客」「調理」「店内清掃」など。コンビニと同様に、全国さまざまな地域に店舗があり、未成年者の利用も多いので、身近に感じられるのも安心感があるでしょう。

アルバイト仲間も学生など同世代が多く、打ち解けやすいというのも魅力のひとつかもしれません。

カフェ

学生など若者に人気のアルバイトでもあるカフェ。業務内容は、ホールでの接客とキッチン業務、会計業務、店内清掃など。お店の雰囲気が自分好みであれば、働くのも楽しくなるかもしれません。また、アルバイト仲間同士も世代が近く、気の合う仲間と出会える点もおすすめのポイントです。

居酒屋のホール・キッチン

業務内容は大きく分けて「ホール」と「キッチン」に分かれます。ホールはお客さまの接客やお酒や料理の提供、会計業務など。キッチンは厨房でお酒や料理をつくったり、食器を洗ったりする裏方の仕事になります。

休み前や週末、年末年始などの飲み会が増える時期は忙しくなるので、仲間同士の連携が必要になります。その忙しさを乗り切る一体感などで、スタッフ同士の仲が深まりやすいのも居酒屋でのアルバイトならではの特徴と言えるかもしれません。

ホール業務では、お客様とのコミュニケーションが多いのが特徴です。お酒を提供するので、お客さまから話しかけられたり、常連の方に覚えてもらったり、気に入ってもらったりすることで仕事が格段に楽しくなります。

一方で18歳未満の場合は、22時~早朝5時までの深夜帯は働くことが法律で禁止されているので気をつけましょう。

書店、DVD・ゲームの買取、販売

業務内容は主に「レジ」と「商品の整理整頓」。さらに、「品出し」や「棚卸し」という業務があります。「棚卸し」とは、商品在庫と売上金が合っているかを確認するために、在庫数を調べる作業で、月に1度など定期的に行っているところが多いです。

書店やDVD、ゲームなどに興味がある人ならば、その商品に関われるので楽しんで働くことができるかもしれません。また、アルバイト仲間と本や映画、ゲームなど、好きなものの話で盛り上がるなど、仕事以外でのコミュニケーションが生まれる可能性があるのも魅力の一つかもしれません。

工場の軽作業とは、業種によって異なりますが、基本的には「ピッキング」(在庫の中から指定された商品を探して取ってくる仕事のこと)「仕分け」「シール貼り・検品」など、工場内で行う作業を指します。

接客業とは違い、工場内で黙々と作業する仕事になるので、「人と接したい」という人には向かないかもしれません。
一方で、人間関係を気にしなくてよかったり、シフトに自由が効くところが多かったりするので、黙々とアルバイトしたい人にはオススメの職種です。

焦らず自分に合ったアルバイトをしっかり探そう

15歳になったので、待望のアルバイト! と意気込んでいる方もいるかもしれませんが、まずは焦らずに親の承諾を得ること。そして通っている高校で許可されているか確認することです。また、アルバイト先は自分に合っている業種、職場か慎重に考えてからトライするようにしてくださいね。

記事監修:木村 政美(社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー、行政書士)

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