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2024年03月13日

「コンビニバイトの面接」で聞かれる質問・志望動機、服装マナー

「コンビニのイメージ
コンビニのバイト面接前に聞かれる質問を把握しておくと、当日慌てなくてもすみます。ここでは、コンビニバイトを経験した大学生へのアンケート結果を基に、実際に聞かれた質問やその回答例を紹介していきます。そのほか、面接時の服装マナーなども解説します。

コンビニバイトの志望動機

コンビニのアルバイトは、ある程度の期間続けてもらうことが期待されています。面接で聞かれる志望動機では、「家が近い→通いやすい→続けやすい」「シフト希望が合う→続けたい条件がある」など、継続的に働きたい意思が伝わるようにまとめるのがおすすめです。

家が近かったから志望した

「家から近く通いやすいので、続けやすいと思い志望しました。深夜や早朝もシフトに入りたいと思っていますので、よろしくお願いいたします」
「普段からコンビニはよく利用するので、働いてみたいと思い応募しました。こちらは家からも近く通いやすいので働きやすいと思っています」

一番多い応募理由に、通いやすさを挙げる人は多いと思います。ここでは、「通いやすい=続けやすい」ということを基本に、シフト希望が合う、コンビニの仕事に興味があるなど、もう1つ理由を重ねる事で説得力のある志望動機にすると良いでしょう。

シフトが合うから志望した

「大学に行く前の早朝の時間帯で働きたいと思っていたところ、こちらの募集を見つけ、応募しました」
「平日17時〜22時の時間帯で、週3日ほど働けるアルバイト先を探していたところ、希望条件が合いそうなこちらの募集を見つけ、応募しました」

24時間営業が多いコンビニでは、曜日や時間帯別のシフトの選択肢が多いのが特徴の一つです。具体的に働きたい曜日や時間帯がある人は、そのシフトである必要性を伝えた上で、働き続けられる環境を探していることを伝えると良いです。

 

定期的に稼ぎたいから志望した

「学費以外、普段使う生活費を自分で稼ぎたいので応募しました。定期的にシフトに入りたいと思っています。よろしくお願いします」
「サークル活動に必要な資金を稼ぎたいと思い、志望しました。学業とサークル活動、バイトを両立しながら頑張りますのでよろしくお願いします」

定期的にシフトに入ってもらいたいお店が多いので、継続的に収入を得たいことを理由にコンビニを選んだことも志望理由としては説得力が出ます。

 

深夜・早朝シフトに入りたい

「時給が高い深夜シフトで働きたかったので応募しました。大学の単位はほとんど取得しているのでシフトの融通は利きます。よろしくお願いします」
「朝方で、早朝の時間帯を有効活用したいと思い、応募しました」

深夜から早朝は、他の時間よりも希望する人数が少ないので、募集しているお店では惹きになります。ある程度、曜日を固定して定期的にシフトに入ってもらいたいと考えるお店も多いので、上手にアピールすると良いでしょう。なお、夜22時から早朝5時までは、深夜手当が基本給の25%以上つきます。

 

お店を利用している・商品が好きで志望した

「よくこちらのお店を利用しており、いつもきれいで気持ちよいと感じています。私もスタッフとして働きたいと思い、応募しました」
「友達がこちらのコンビニの別のお店でアルバイトをしており、楽しいといつも話を聞いていたので、私も興味を持ち応募しました」
「こちらのコンビニスイーツが好きで、よく購入しています。他の商品も早く覚えて頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」

場所によっては、近くに違うチェーン店のコンビニエンスストアが並ぶ地域もあります。その際に「隣のあのお店ではなく、なぜウチ?」に答えられるような理由を用意しておくと安心です。

 

人と接する仕事をしたい

「初めてのアルバイトで人と接する仕事を通して敬語などのマナーを身に付けたいと考えています」
「人と接するのが苦手で克服したいと思い、コンビニの仕事を通して頑張りたいと思っています」

居酒屋のホールやアパレルの販売ほど積極的にお客様に売り込む接客はありませんが、多くの人が訪れるコンビニでは、お客様の案内や質問に答える機会は多くあります。そのため、言葉遣いなどの基本的なマナーを身に付けたいという理由も、社会経験が少ない学生ならではの理由としては良いでしょう。

 

コンビニバイト面接でよく聞かれる質問と答え方

志望動機以外にも、コンビニの面接で実際に聞かれた質問TOP3は「シフト希望(週、時間帯)」、「通勤方法や時間」、「年末年始など長期休暇のシフト」と、長期を見据えた具体的な質問が聞かれます。

週何回シフトに入れるか

24時間営業していることが多いコンビニでは、シフトが細かく分かれていることもあります。入れる時間帯と曜日を具体的に伝えておきましょう。

<回答例>
「週3~4日の勤務を希望します。夕方5時から深夜11時まで働けます」
「土日祝日の早朝から昼までの時間帯を希望します」

 

深夜シフトは入れるか

深夜スタッフを求めている店舗も多くあります。深夜シフトに入れる場合は伝えておくといいでしょう。

<回答例>
「講義の都合で夜10時から翌5時までの勤務は、週1〜2日程度、可能だと思います」

 

年末年始など長期休暇は入れるか

年中無休が多いコンビニでは、年末年始や夏休み、春休み、連休などにもシフトに入れる人を探しています。どのような予定なのか、わかる範囲で答えておきましょう。

<回答例>
「年末年始は帰省のため、お休みをいただきたいと考えています。夏休みやGWは入れるよう調整したいと思います」
「休み期間に長期間帰省することはありませんが、試験期間にお休みをいただくことがあると思います」

 

試験前など休みたい期間はあるか

試験期間や実習期間など、シフトに入れない期間があれば伝えておきましょう。

<回答例>
「○○科なので6月の実習期間や7月、1月のテスト期間などシフトに入れない時期があります。前もって予定がわかるので、相談させてください」
「7月中旬と1月下旬の試験期間はシフトを週1~2回に減らしたいと思っています。あと夏季にゼミの合宿で3日間お休みをいただくかもしれません。あらかじめ相談のうえ、調整して働けると嬉しいです」

 

通勤手段・通勤時間

自宅からバイト先までの通勤時間や手段を聞かれることがあります。自転車やバイク、自動車通勤がNGのところもあるので、確認するとよいでしょう。

<回答例>
「自宅から自転車で10分程度です」
「自宅から原付で20分、車で15分程度です。車での通勤は可能でしょうか?」
「電車と徒歩合わせて30分です」

 

いつから働けるか

勤務開始時期について聞かれた場合、調整できる範囲で、早い時期を伝えるといいでしょう。

<回答例>
「ご連絡をいただいた翌日から働けます」
「明日からでも働けます」
「今月中は別のアルバイトがあるため、来月1日から働きたいと思っています」

 

これまでのアルバイト経験

今までどのようなアルバイト経験があるのかを聞かれたら、接客やレジ操作の経験があればアピールになります。

<回答例>
「春休みに派遣のバイトをしたことはありますが、接客業やレジ操作などは初めてです」
「居酒屋でアルバイトの経験があり、接客にも慣れています」
「アルバイト経験はありませんが、早く仕事に慣れるよう頑張りたいと思っています」

 

自己PR・長所・短所

自己PR、長所や短所を通して、自分がどのような人間なのか、端的に答えられるように準備しておきましょう。

<回答例>
「人と関わることが好きなので、コンビニの接客を通してさまざまな人の役に立ちたいと思っています」
「長所は物事を覚えるのが得意なところです。短所は人に話しかけるのが苦手ですが、周りと協力しながらアルバイトができるよう意識したいと思います」

 

前のバイトを辞めた理由

前にアルバイト経験がある場合、辞めた理由を聞かれることがあります。仕事や人間関係への不満にならないよう、学校の都合や通いにくくなったなど、「やむを得ない事情」として伝えるとよいでしょう。

<回答例>
「高校卒業と同時に引っ越ししたため、やめることになりました」
「当時の授業の関係で、シフトに入りたい日と時間帯が合わなくなり、退職しました」

 

高校生は、保護者の同意や学校の許可

高校生の場合、アルバイトについて保護者の許可や校則について確認されることがあります。同意者の提出や履歴書の同意欄へのサインを求められることがあるので、バイト先から指示があれば準備しておきましょう。

<回答例>
「履歴書の保護者同意欄にサインと捺印をもらっています」

>【体験談あり】コンビニでバイトしたい高校生必見!仕事内容、面接まで解説
>高校生がバイトする前に必要な書類とは【年齢証明書・保護者の同意書など】

何か質問はありますか?

最後に「質問ありますか?」と聞かれることがあります。聞きたいことがあればここで質問しておきましょう。質問がない場合は無理に聞く必要はありません。

<回答例>
「急に残業が発生することはありますか?」
「全て説明していただいたので、質問はありません」

 

コンビニバイトならではの質問や確認されること

面接の経験者によると、コンビニは、レジや品出し以外にも幅広い業務をこなす必要があるので、事前に業務内容の説明がある場合もあります。また、スタッフの年齢も幅広いので、そういう環境でも働けそうか、あるいは、身だしなみの細かいルールを守れそうか、などの確認をされることがあります。

<コンビニバイト面接ならではの質問>
・レジや品出し以外の業務も多いが大丈夫か
・髪色や服装、身だしなみのルールの説明
・幅広い年齢層とのコミュニケーションがとれるか

 

コンビニバイトの面接当日に気を付けたいこと

いざコンビニバイトの面接に向かう当日に気を付けたいことをいくつかご紹介します。

服装や身だしなみについて

接客の多いコンビニでは、最低限の清潔感は必要ですので、面接でも清潔感のある服装で臨みましょう。
面接時の服装は私服で構いませんが、Tシャツやダボダボのジーンズは避けましょう。襟付きのシャツ、ポロシャツ、ブラウス、きれい目のジーンズ、パンツ、膝丈スカートなどの方が良いでしょう。フリーターや主婦・主夫などの社会人は、カジュアルなジャケットを羽織っても良いです。
髪やツメ、髭のお手入れも忘れずに。派手なメイク、ネイル、アクセサリーも控える方がベターです。

面接当日のお店の入り方と挨拶マナー

店舗にもよりますが、コンビニバイトの面接はその店舗のバックヤード(従業員専用スペース)で行われることが一般的です。私服で面接会場の店舗に到着しても、他のお客様との区別がつきません。ですので、店舗に到着したら、まず、レジや売り場にいるスタッフに声をかけ、しっかりと挨拶をしてから自分がアルバイトの面接に来た旨を伝え、採用担当者を呼んでもらいましょう。もし店内が混み合っているようであれば、無理にスタッフに話しかけず、店内が落ち着くまで店の前などで待つようにしましょう。

<トーク例>
「お仕事中失礼します。アルバイトの面接で伺いました○○と申します。(採用担当者)〇〇さんはいらっしゃいますか?」

比較的気軽に始められるコンビニバイトですが、店舗によってその雰囲気は大きく異なります。駅やオフィスに近い店舗かどうか、店舗の経営形態がフランチャイズか直営かなどの違いによっても、就業規則等の労働条件が大きく異なります。コンビニバイトの面接を受ける際には、雇用条件や就業規則等を確認してから本番に臨むことをおすすめします。

 

アンケート出典:2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル

 

※更新履歴
2019年1月20日、2021年5月26日、2022年7月22日、2023年8月18日、2024年3月13日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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