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2016年11月14日

染谷俊之インタビュー3 〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜

染谷俊之 タウンワークマガジン

3回目に渡ってお届けしてきた染谷さんのインタビュー。最終回の今回は染谷さんのこれからについて。最後はこのバトンが誰に渡るのかもお楽しみに!

役者は経験がすべて

―アルバイトの経験があってよかったと思うことはありますか

僕、すごい人見知りだったんですよ。でも接客業のアルバイトを多くしてきたおかげで、言葉づかいや人との接し方を学べて、今はだいぶマシになりました。だからもしバイトの経験がなかったら、現場でスタッフさんや初めて会う方と話す時も、きっとうまく言葉が出なかっただろうなって思います。

もちろんピザの宅配先でたくさんの人に出会ったことは演技の参考にもなっていますね。役者って経験がすべてなので。これまでのいろんなアルバイトの経験全部が役に立つと思います。

あ、あとは、僕、めっちゃくちゃレジ打ち速いんですよ!(笑)これはずっと同じ作業ですからね、だったらもう、速さを求めようと。そういう向上心もあって、そのお店でも一番速いくらいだったと思います。ほんと!コンビニとかでも、僕より速い人に会ったことないですから。だからレジ打ちの役こないかなーと思ってるんですけど(笑)。

染谷俊之 タウンワークマガジン
―どんなことにも全力で取り組まれてこられたのですね

毎日全力でやらないとだめなんです。僕、すごく不器用なので。

ありがたいことですがスケジュールが詰まっていて、今日はこれをやらなきゃいけない、明日はこれやらなきゃ、明後日はこれ…っていう状況で「もうパンクする!」って思った時には、「いや違う!まず今日を全力でやらないとダメだろう」って自分に言い聞かせます。

「明日から頑張るではなく今日だけ頑張る」という意識でやるんです。それを毎日くり返せれば、毎日全力で頑張れる。

―無理をされていないか心配ですが…

昔から「死ぬこと以外はかすり傷」だと思っている人間なので。体調を崩していても、死ななきゃ大丈夫、大丈夫、大丈夫…って自分に言い聞かせて、普通に舞台にも立てます。

それだけで大丈夫になるというか、集中すると忘れられるっていうか…支障なくできる自信はありますね。

染谷俊之 タウンワークマガジン
―すごいプロ意識ですね

いや!本当にプロ意識が高い人は体調を崩さないものなんですけどね(笑)。

疲れている時でも何冊も台本を覚えなくちゃいけなかったり、深夜まで仕事してその翌朝もまた早かったりっていう生活で、体力的にもしんどい時はあるんですけど、でもだからって全力が出せないのは、舞台に限らずその現場に失礼だと思うんです。

染谷俊之 タウンワークマガジン
舞台に立たせていただくようになってから、そういう想いはさらに強くなりました。

舞台ってそこに観に来てくださるお客さんがいないと成り立たないものなんですよね。お客さんの反応がダイレクトに返ってくるのを感じていると、全力でやらないなんて考えられない。

お客さんには、地方から来てくれる人も多いんですよ。働いたり、バイトして貯めたお金をこの舞台を観に来るために使って来てくれてる人もいるんだろうなって思ったら、僕が風邪ひいて全力出せませんなんて、あり得ないことだと思うんです。
 

リーダーが一番頑張ってないと、みんなもついてこない

染谷俊之 タウンワークマガジン
―今後の活動について教えてください

今は舞台も楽しいし、映画も楽しいし、ラジオも楽しいし、ドラマも、イベントも、それに声優も、全部がすごく楽しいんです。多方面で活躍していきたいですね。全部を極めていきたいなって思っています。

直近でいうと、12月からは『剣豪将軍義輝』という舞台作品で、座長を務めます。プレッシャーもあるんですけど、でも背伸びしてもしょうがないと思うのでとにかく全力でやって引っ張っていくしかないかなと思っています。

こんなことを言ったらあれなんですが、僕、戦隊モノならブルーが好きなんですよ(笑)。決して主役が嫌とかじゃないんですよ!嫌じゃないんですけど、本当はサポート役が好きっていうか。

でも主役を任されたなら、それはもうどっしりやろうと。もちろんカンパニー全体を引っ張っていかなくちゃいけないので、主演が一番頑張らなくちゃいけないと思うんです。「リーダーが頑張った分、比例して部下がついてくる」と聞いたことがあって、僕が一番苦労してないと、共演者のみんなもついてこないと思うので、頑張らないとなって思っています。

染谷俊之 タウンワークマガジン
制作発表でも積極的に発言していかなくちゃいけないポジションですし、稽古場がダレてきていると思えば、話し合いをしたりして引き締めたりすることも必要でしょうし。でも「ちょっと集合~」とか恐い感じでやるわけじゃないですけどね(笑)。

もちろん主演じゃなければ頑張らないのかと言われたらそうじゃないですよ。普段は100%頑張って、主演の時は120%頑張るという感じ。全力でやることには変わりはありませんね。

太田基裕 タウンワークマガジン
◆次のゲストは、来年公開予定の映画『マスタード・チョコレート』でも共演している太田基裕さん。メッセージは、うーん…「一緒に遊びに行くなら、どこ行きますか?」でどうかな!?よろしくお願いします!

染谷俊之 タウンワークマガジン
毎日全力で頑張りたいと言う染谷さん。そのまっすぐな気持ちがきっと舞台を観る人にも伝わっているのでしょうね。さて、次回のゲストはミュージカル『テニスの王子様』や舞台『弱虫ペダル』でもの人気の俳優、太田基裕さん。こちらも要チェックですよ!

 
★次回掲載は11月21日(月)を予定。乞うご期待!

■Profile
染谷俊之
Toshiyuki Someya

1987年12月17日、神奈川県生まれ。2009年にデビューし、その後人気ミュージカル『テニスの王子様』や舞台『弱虫ペダル』、『刀剣乱舞』、『私のホストちゃん』など数多くの舞台に出演。映画では主演映画『カニを喰べる。』よりシリーズ化した田宮青島シリーズ続編第三弾が今年冬に公開予定。その他出演多数。2015年からは声優としても活動を始める。2016年12月には主演舞台『剣豪将軍義輝』、2017年には舞台『私のホストちゃん~REBORN~』、『剣豪将軍義輝 続編』の公演と映画3作品の公開を控えている。

公式ブログ http://ameblo.jp/someya1217/

撮影:天野 良子
撮影地:カフェ シュワルツ カッツ Schwarze katze http://bit.ly/2fmh04m
撮影協力:ピザーラ https://www.pizza-la.co.jp/
★ピザーラの求人はこちら >>> //townwork.net/brand/brdc_01097/

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