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2022年06月06日

高校生の初バイトはみんな不安。どう解消したらいい?(体験談つき)

高校生初バイト高校生で初めてのアルバイトで不安に感じることを、どう乗り越えたか、何をすべきかを、バイトを経験した高校生の体験談をもとに紹介します。

初めてのバイトで不安に思うこと

人生で初めてバイトをするのだから、不安を感じるのは当然のことです。既にバイトを始めている高校生が感じている「初バイトの不安」で多かったのは、次の3つでした。

1.バイト先の人間関係になじめるか
2.仕事や接客がきちんとできるか
3.学校との両立ができるか

では、こうした不安をどう解消すればいいのか見ていきましょう。

 

解消法:バイト先の人間関係になじめるか

人間関係が不安な人は、第一印象をよくすることを意識してみましょう。初日に心掛けておきたいことを紹介します。

遅刻しない

遅刻はいつでもしてはならないものですが、特にバイト初日の遅刻は厳禁です。初日の遅刻は、第一印象に影響します。当日は、お店に入るのは5分前目安で十分ですが、交通や道を間違えるトラブルを想定し、15分前でもつけるような行き方を事前に段取りしておきましょう。

顔を合わせる人みんなに挨拶する

バイト先で一緒になるスタッフには全員に挨拶する気持ちでいましょう。タイミングがあわない場合は、会釈だけでも良いです。初日は全員の前で挨拶することがあるかもしれません。短くていいので自己紹介を考えておくと安心です。

<挨拶例>
「今日からバイトでお世話になる○○です。初めてのバイトで緊張していますが宜しくお願い致します」

敬語を使う

バイトとはいえ、職場では敬語が基本です。友達のような言葉遣いは避けます。仮に一緒に働くメンバーに高校生がいたとしても、最初は敬語を使いましょう。フランクな言葉遣いは仕事に慣れ、スタッフと打ち解けてからにします。

バイトで使う敬語・言葉遣い、よくある間違い例と正しい言い替え方

初日の服装は清潔感を大切に

初日の服装は、学校帰りなら制服で良いでしょう。私服なら清潔感のある服装を心掛け、面接のときの服装を目安にするといいです。職場の人がラフな服装をしていても、初日はきちんとした服装が安心です。

 

解消法:仕事や接客がきちんとできるか

仕事や接客についての不安は、次のことを意識してみてください。

わからないことはメモ&質問する

先輩から仕事を教えてもらう際は、メモを取るようにしましょう。わからないことはすぐに質問し、わからないままにしないこと。タイミングが難しい場合には、休憩時間や空いている時間、または「今、質問をしても大丈夫ですか?」と一声かけるといいでしょう。

コンビニのバイトでは、初めはメモをしっかり取って家に帰っても今日どんなことを教わったか復習して次のシフトに入っていました。なので、すぐ覚えられました(18歳/高校3年生/女性)

困ったら迷わず先輩や店長に頼る

困ったことが起きたら、一人で抱えず周囲に助けを求めましょう。時間が経つと問題が悪化することがあるので、すぐ相談するのが基本です。初日に限りませんが、周囲に助けてもらうには人間関係も大事です。「日ごろの挨拶や言葉遣いなどは丁寧に」を心掛けましょう。

コンビニでは店長さんや、周りの方々が分からないことは聞いたら答えてくださるし、お客様の対応に困っていると助けてくださったり……と数え切れませんが助けてもらい、不安も解消されました(17歳/高校2年生/女性)

気の持ちようも大事

初めてのバイトは誰でも緊張するものです。緊張を抑えようとすると余計に緊張してしまうこともあります。「最初は不慣れで当たり前」という割り切りも時には必要ではないでしょうか。多少、おぼつかない点があっても、前向きに頑張っていれば、いずれは慣れるもの。気が付けば出来るようになっていた、というのもよくあることです。

コンビニやカフェでバイトしましたが、少し時が経つと、だんだん仕事も覚えられてきて、そうすると心も穏やかになり、周りを見られるようになるので、楽しくなってきます(17歳/高校2年生/女性)

 

解消法:学校との両立ができるか

学校との両立に関しては、バイト先の選び方やシフトの入れ方、休みの伝え方などで工夫しましょう。

通いやすい場所を選ぶ

バイト先は家や学校の近くなど、無理なく通える場所がおすすめです。おしゃれな場所や友達と一緒がいいなどという理由で遠方を選ぶと、移動が負担になり、継続が難しくなりやすいです。

バイト先が家から近いので負担が少なく、両立は自分は問題なくできました(16歳/高校1年生/女性)

最初からシフトをパツパツに入れない

高校生の平均的なシフトは、週3日で3~4時間入っている人が最も多いですが、週2日の人も多いです。平日と休日のバランスを考え、学校の授業や部活とバイトとの生活に慣れるまで、最初は余裕をもってシフトを入れることをおすすめします。また、シフトの相談がしやすいバイト先かを求人広告や面接のときに確認するのも大切です。

ファミレスバイトで、学校と両立できるのか心配でしたが、 店長が自分のスケジュールとシフトを考えて入れてくれました(16歳/高校1年生/男性)

高校生のバイトのシフトの平均値

テスト前の休みは事前に伝えておく

テスト前はまとめて休みをとり勉強に集中したいものです。面接の際など、事前に「定期テストの前は〇日ほど休みをいただきたいです」と伝えておくとスムーズです。

回転寿司店で、店長にテスト前はシフト入れられないということを事前に言って相談していたためすぐに対応してくれました(20歳/高専/男性)

テスト前、テスト期間中の休みの伝え方

 

やってみると意外と慣れる。最初の1か月が頑張りどころ

バイト先の仕事にもよりますが、概ね1か月くらいで仕事の仕方には慣れてくる意見が多くありました。
「ファストフードでしたが、真剣に仕事をしていれば失敗しても、先輩方助けてくださって人間関係もうまく築くことができました(18歳/高校3年生/女性)」のように、失敗も経験しながらも、周りのスタッフや店長さん、中には常連さんに助けてもらっている人が多くいました。誰でも最初は覚えるまでは大変で、最初の1か月を乗り越えられると、仕事の進め方も見えて不安がだんだん消えていきます。

アンケート出典:2022年3月 高校生アルバイト体験調査/N=1030/高校在学中の学生/株式会社マクロミル
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