バイト面接や履歴書で「掛け持ちになる」ことを言う必要はある?伝え方は?
掛け持ちでアルバイトをしたい時は、バイト面接であらかじめ伝えた方が、あとからトラブルになる事が少なくなりやすいです。伝えたほう良い理由や言うタイミング、伝え方などを紹介します。
面接では、掛け持ちになることを正直に伝える
掛け持ちするバイト先を探している人は、面接の際に「掛け持ちになること」を伝えたほうが良いです。理由は、同業他社の掛け持ちをバイト先の規則で禁止していることもあり、採用が決まったあとに分かるとトラブルになることがあります。また、週や1日、あるいは月の総労働時間には法令で決まった上限があります。労働時間は、掛け持ち先のアルバイトも合計した上で法令内の時間を守るとされています。そのため、シフトの管理面でも掛け持ちになることを予め伝ておいた方が良いと言えます。
面接で掛け持ちになることを言うタイミング
面接でバイトが掛け持ちになることを言うタイミングは、志望動機やシフト希望と一緒に伝えるのが良いです。アルバイト先の業態とシフト状況を伝え、また、応募先が掛け持ちをしても良いところかを確認します。
伝える際のポイントは、採用後にどの程度シフトに入れるのか、掛け持ちにより勤務に支障をきたさないことです。
なお、履歴書の職歴欄は、現在のアルバイト先を「就業中」として記載しておきます。
掛け持ちバイトをしたい時の志望動機の伝え方
志望動機は、掛け持ちの前提でどの程度シフトを確保できるか、バイトをする目的意識があるかを明確に伝えるといいでしょう。応募先に「シフトに入れないのでは?」と思われないよう、前向きな印象になる理由を考えておきましょう。
「とにかく稼ぎたい」
「同じ職種でもっと稼ぎたい」
「別の仕事をしてみたい」
今のバイト先にも、掛け持ちの事は伝える
掛け持ちバイトを同業同士ではNGにしているケースや、労働時間の法令順守は、今のアルバイト先も同じです。そのため、理想の対応は、掛け持ち先に応募する前に、掛け持ちの関するルールを設けていないかを確認し、また、採用が決まったら掛け持ちになることを伝えることです。
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※更新履歴:
2016年10月2日
2023年11月30日
2024年4月15日
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