バイト面接、緊張で失敗しないための対処法
アルバイトの面接は誰でも緊張するものですが、緊張しすぎると失敗の原因になることも。そこで、ここでは、緊張をほぐすために準備しておくべきことをよくある失敗例と合わせて紹介します。
【目次】
バイト面接で緊張するのは当たり前
アルバイトの面接は、初対面の採用担当者と話す場なので、心配で緊張してしまうのは当然です。採用担当者も、応募者が緊張していることは理解しているので、多少の言葉の詰まりや噛み、敬語の間違いを気にするよりも、聞かれたことを答えられるか、などを見ています。
言葉に詰まる要因の多くは、「失敗したくない」緊張からくるものです。事前の準備と質問への答えをある程度用意しておくことで、当日の緊張をほぐすことができます。
事前によく聞かれる質問の答えを用意する
緊張でうまく喋れないことを防ぐため、バイトの面接で想定される質問の答えをあらかじめ考えておきましょう。敬語が心配な人は、話し言葉で書き出して、事前に話す練習をすることもおすすめです。また、オンライン面接なら「カンペ」を置いておく方法もあります。
バイト面接での主な質問内容は、「応募理由・志望動機」「これまでのアルバイト経験」「シフトの希望(日数や時間帯)」「長期で休みたい時期があるか」「勤務開始の希望日」「通勤手段」などがあります。詳しくはこちらでも紹介しています。
・聞かれた質問に答えられなかった
・タメ口で話してしまった
・緊張して頭が真っ白になった
・途中で何を話しているかわからなくなった
・聞かれていない事までベラベラ話した
・履歴書に書いてある内容と矛盾してしまった
面接本番以外の不安要素を作らない
採用担当者と実際に話すのが面接本番とすると、その前の持ち物やマナーなどの準備不足の不安から、余計な緊張を生まないようにするのも大切です。
面接会場への行き方を調べておく
当日の遅刻は絶対に避けたいところです。直前で慌てて緊張や失敗のもとにならないよう、余裕をもって到着できる行き方を確認しておきましょう。また、当日は交通機関の遅延などで連絡が必要になることもあるので、面接担当者名と連絡先もメモしておき、すぐにとりだせるようにします。
・前日夜更かししてしまい、寝坊して遅刻
・電車の乗り換えを間違えて遅刻
・交通機関の遅延で遅刻
・面接会場を間違えてor道に迷って遅刻
服装や受付での当日マナーを確認しておく
面接当日になって服装や持ち物に迷ったり、受付や最初のあいさつで失敗しないよう前日までに確認することもおすすめです。
・短いスカートや露出の多い服
・派手な印象となるメイクや髪型、色柄の服
・ヒールの高い靴、サンダル
・ダメージや汚れなど清潔感のない服装
・寝癖がついたボサボサの頭や無精ヒゲなど
・きつい口臭や体臭、香りの強い香水など
・あいさつができない
・ふんぞり返って座る、猫背などの姿勢
・ずっとうつむいていて、目線が合わない
・笑顔がない
失敗した…と思った時のリカバリー方法
万が一、面接中に「失敗した!」と思ったら、気づいた時点ですぐに謝罪し、訂正することが大切です。途中で何を話しているのかわからなくなった場合は、「すみません、緊張して頭が真っ白になって話が支離滅裂になってしまいました。もう一度、説明させていただけないでしょうか」と伝えましょう。
タメ口をきいたり、余計なことまで喋り過ぎてしまったときは、「申し訳ありません。不適切な発言をしてしまいました。言い直させてください」「すみません、緊張してしまい聞かれていないことまで話してしまいました」と素直に謝罪するのが良いでしょう。訂正せずにそのままにしたり、ごまかしたり、無理な言い訳をしたりするよりも好印象です。
面接で失敗したときの気持ちの切り替え方
せっかく受けたバイトに不採用になるのはショックなものです。それが自分の失敗が原因となると、なおさらでしょう。しかし、落ち込んでいても解決しません。気持ちを切り替えて、別のバイトに応募するなど、前へ進むことが大事です。
面接で失敗したときの気持ちの切り替え方をご紹介します。
「良い勉強になった」と、次の面接に生かす
失敗したときに大事なのは、失敗の原因を自分なりに分析し、次のバイト面接に活かすことです。「あの面接は確かに失敗だったけど、良い勉強になった」「同じ失敗は二度としない」と考え、実際に同じ失敗を繰り返さないようにすれば、一歩成長したといえます。
「縁がなかったんだ」と考える
不採用通知が来ると、自分という人間のすべてが否定されたような気になります。しかし、そんなことはありません。バイト面接に不合格になっても、人格や人間性、生き方まで否定されたわけではなく、たまたまその応募先との相性が悪かっただけです。
「縁がなかった」「もっと自分に合ったバイトが、ほかにある」と考え、ほかのバイトを探しましょう。
失敗は成功の元。振り返って次の面接に活かそう
面接で失敗しないに越したことはありませんが、「失敗は成功の元」ともいいます。失敗を反省して改善したら、次の面接に活かしましょう。失敗を失敗のまま終わらせないことが大切です。
※この記事は2017年9月19日に公開したものを2020年1月14日に更新したものです。