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2024年03月07日

バイト面接でよく聞かれる質問一覧、聞くべき質問とは(例文付き)

アルバイトの面接でよく聞かれる質問には志望動機やシフト希望など、一定のパターンがあります。ここでは、バイト面接で聞かれやすい質問の答え方を、大学生や高校生向けの回答例や主婦向けの回答例と一緒に紹介します。

バイト面接でよく聞かれる質問一覧

アルバイトの面接で聞かれる質問は、志望動機やシフト希望などよく聞かれるパターンが存在ます。初めてバイトに応募する人は、当日、慌てないよう事前に答えを考えておくことがおすすめです。

志望動機や応募した理由

志望理由は、相手に「アルバイトとして働きたい」熱意が伝わることが大切です。
バイト先を選んだ直接的な決め手が「家が近い」「シフトが希望に合う」「時給が良い」という人は、その条件があるから長く続けやすい、シフトを定期的に入れたいなど、仕事への意欲が伝わる伝え方を工夫しましょう。
仕事内容に興味を持ったのが理由の人は「人と接するのが好きだから接客をしたい」「きちんとした応対ができるよう接客を経験したい」や、「コツコツとやる作業が好きなので倉庫バイトに興味を持った」など自分の志向と合わせて伝えると説得力が増します。

<学生向けの回答例>
「大学生になったらアルバイトをしたいと考えていました。アルバイトをするなら接客業でコミュニケーション力を身に付けたいと思い、飲食店などを中心に探していました。こちらは、家からの近さと、授業終わりの夕方からのシフトがあるので続けやすさも魅力で、ぜひホールとして働きたいと考えています。よろしくお願いします」「高校生になって自分のお小遣いのためにアルバイトをしたいと思っています。スーパーでアルバイトをしている友達を聞いて自分も挑戦してみようと考えて、家の最寄り駅にあるこちらに応募しました。週2日から3日ほど働きたいと考えています。よろしくお願いします」「こちらのお菓子が大好きで、高校生になってアルバイトができるようになったので、好きなお店で働きたいと思い応募しました。人と話す事も好きなので、お客様やスタッフの方と楽しく仕事をしたいと考えています。よろしくお願いします」
<主婦向けの回答例>
「学生の頃、2年ほど飲食店でアルバイトをした経験があります。もともと人接することが好きで、接客の仕事をしたくて貴店に応募しました。フルタイムで入れることから相談できればと考えています。よろしくお願いします」「子どもが小学校に上がったので仕事をはじめたいと考えています。こちらはランチタイムのシフトがあることが魅力で志望しました。最初は仕事を覚えるまでシフトに一定入りたいと考えていますが、ランチタイムの短時間シフトもご相談しながら、つ付けていけたらと考えています」

そのほか、志望動機の例文はこちらも参考にしてみてください。
「志望動機」の書き方例【学生編】
「志望動機」の書き方例【高校生編】
「志望動機」の書き方例【フリーター編】
「志望動機」の書き方例【主婦・主夫編】

 

勤務時間や週何回シフトに入れるか

シフト制のバイトの場合、希望の勤務時間や日数を確認されます。「平日と週末合わせて3日、夕方以降」など、まずは大まかに答えます。
面接担当者から細かく質問をされたら、具体的な時間帯や曜日を答えるようにしましょう。答える際は、自分の希望を伝えつつ、相手の予定に合わせて調整する姿勢を見せることも大切です。

<回答例>
「週末含め、週4日程度働けます。土日はサークルがあるので両方は難しいのですが、どちらかは調整できます」

「子どもが幼稚園に行っている間、週に3日~4日、10時~14時が希望です」

「週5日フルタイムでシフトに入れます。できれば土日以外の勤務とさせていただきたいですが、柔軟に対応いたします」

 

年末年始など長期休暇のシフトに入れるか

年中無休のサービス業など接客業の場合、GWや年末年始、お盆休みなどは繁忙期となるので、シフトに入れるかを聞かれることも多いです。全て出る必要はありませんが、予定を空けられる場合はバイト先の要望に沿えるよう調整するようにしましょう。

<回答例>
「年末年始、GWとも入れます。夏休みはサークルの合宿があるので、1週間程度お休みをいただきたいと思いますが、お盆期間とはずれると思います」

「年末年始は家族で帰省するためお休みさせていただきたいです。GWやお盆期間は出られると思います」

 

試験期間のシフトや学業との両立について

学生の場合はテスト期間があり、その間はシフトを減らしたい・休みたいと伝えることは問題ありません。無理して「出られます」「大丈夫です」と答えるのではなく、いつ頃何日程度減らしたいということを正直に伝えておきましょう。

<回答例>
「7月と1月のテスト期間は週1回程度に抑えたいと思っているのですが、また時期が近づいたらご相談させてください」

 

他のアルバイトとの掛け持ちについて

バイト先によっては、シフト状況の把握や、税金などの手続きの確認のために、他のアルバイトをしているかを聞かれる場合があります。また、業種によっては情報漏洩防止観点で、同業他社でのアルバイトを禁止しているお店もあるので、聞かれたら正直に答えるようにしましょう。

<回答例>
「現在、週2日、1時間半~2時間程度の家庭教師のアルバイトをしていますが、こちらのアルバイトには影響ないかと思っています」

「現在コンビニのアルバイトが月木の5時~23時、固定で入っていますが、その他の曜日でしたら平日夕方以降と土日は入れます」

 

通勤方法・通勤時間について

交通費の支給がある場合や深夜のシフトがあるバイト先の場合、通勤方法やかかる時間を聞かれます。また、自転車やバイクなどで通いたい場合は停める場所の確保なども聞かれることがあります。

<回答例>
「自宅からこちらのお店まで、徒歩で10分ほどです」

「自宅と学校の中間になります。学校からは電車と徒歩で20分程度、自宅からは電車と徒歩で15分程度になります」

 

勤務開始時期は?いつから働けるか

自分が調整できる範囲で「いつから働けるか」を答える質問です。すぐ働けるなら「明日からでも」と答えてもOKです。逆に、明日から来てほしい、もう少し早くから働けないかと聞かれて難しい場合は、「テスト期間中」「レポートの提出がある」など、明確な理由があるなら、はっきり伝えて問題ありません。その上でできる限り調整する意欲を見せられると印象も良くなるでしょう。

<回答例>
「明日からでも可能です」

「今週いっぱいはレポートの提出があり難しいのですが、来週以降でしたら可能です」

「子供を保育園に預けられることになり、来週から調整できます」

「今のアルバイト先を今月いっぱいで辞めるので、来月からシフト調整可能です」

 

これまでのアルバイト経験

応募職種に近いものがあれば、その経験を答えましょう。例えば、コンビニに応募するなら、レジ、販売や接客業など。その際に、経験した業務内容を伝えるとより良いアピールになります。アルバイト経験が何もない場合は、頑張る意欲を伝えられるといいでしょう。

<回答例>
「別のコンビニでのアルバイト経験があります。品出しやレジ操作も問題なくこなしていました」

「コールセンターのアルバイトを2年ほど経験しました」

「アルバイトは初めてですが、早く覚えられるように頑張ります」

 

長所は?等の自己PR

どの職種であれ、「前向きに仕事に取組む」「明るく振舞える」という印象を残すことが大切です。さらに、応募職種に活かせそうなアピールができるといいでしょう。接客業なら「明るいところ」、引っ越しなどの重い物を運ぶ仕事なら「部活動で腕力を鍛えた」、事務作業なら「慎重に物事を進めるところ」など、仕事の内容と絡めて伝えるようにしましょう。短所を聞かれた場合は、どう補っているかも合わせて伝えると印象がよくなります。

<回答例>
「中学から今まで、部活でサッカーを続けています。周囲とコミュニケーションをとりながら目標にむかって頑張ることが好きなので、アルバイトも他のスタッフの方たちと協力しながら頑張りたいと思っています」

「私の長所は真面目にコツコツと取り組めるところです。細かい作業を集中してやることが好きなので、仕分け作業の仕事も頑張れると思っています」

その他、自己PRの例文はこちらも参考にしてみてください。
「自己PR」の書き方例文【学生編】
「自己PR」の書き方例文【フリーター編】
「自己PR」の書き方例文【主婦・主夫編】

 

前のバイトを辞めた理由

短期間で辞めたバイトがある場合、嫌になってすぐ辞めてしまうことがないかどうかを確認するために聞かれることがあります。人間関係や労働環境、仕事内容に不満があったなどのネガティブな理由ではなく、家庭の事情など「仕方ない」と思える理由にしておくのが無難です。また、事務→接客など、別の職種に興味をもったなどの、前向きさが感じられる理由もいいでしょう。

<回答例>
「昨年は授業数が多く、学業との両立が大変で退職しましたが、今年からは大丈夫です」

「家庭の事情でやむを得ず退職しましたが、今は解決していますので、きちんとシフトに入れます」

「淡々とこなす軽作業の仕事も集中してやることが楽しかったのですが、人と接する仕事にも興味があり、挑戦してみたいと思いました」

「勤務していたお店が閉店してしまい、別の店舗に異動するよう言われましたが、勤務地が遠くなるため退職しました」

【高校生向け】退職理由の伝え方
【大学生向け】退職理由の伝え方
【フリーター向け】退職理由の伝え方
【主婦・主夫向け】退職理由の伝え方

 

保護者の同意や校則の確認(高校生向け)

高校生がアルバイトをする場合、面接時に保護者の同意や校則について聞かれることがあります。特に18歳未満の未成年の場合は、アルバイト契約の許諾について保護者の同意書を求められるケースもあります。

<回答例>
「学業に支障がない範囲で両親から許可をもらっています」「アルバイトは校則で禁止されておりませんので問題ありません」「校則でアルバイトは原則禁止なのですが、今回は学校から許可証をもらっています」

高校生がバイトする前に必要な書類とは【年齢証明書・保護者の同意書など】

 

最後に確認しておきたいこと

バイトの面接はお互い貴重な情報交換の場です。最後に、面接後の合否連絡のこと、仮に採用されて働き始めた後のバイト生活で気になることは、面接の場でできるだけ確認しきることが大切です。面接の担当者から「最後に何かご質問はありますか?」と聞いてくれることも多いので、それを受けて聞くとスムーズです。振りが無かった場合は「最後に何点か聞いてもよろしいですか」と切り出して質問すると良いでしょう。なお、面接の中で疑問を全て解消できている場合は、「全てお話できたので大丈夫です」で問題ありません。

▼面接で確認しておきたいこと
・合否の結果の連絡時期と連絡手段
・シフトを決めるタイミング
・試用期間の有無や時給
・研修の有無や時給
・残業の有無
・忙しい時間や曜日、時期など
・髪色、髪型やネイル・ピアスなどの規定
・働く人の年齢層や雰囲気など
・まかない、社販

バイト面接の最後に質問した方がいいことリスト・逆質問された時の答え方

 

職種別のバイト面接対策

面接では、上記の他にも業界や職種ならではの質問や説明をされることがあります。飲食店やサービス業などの接客業では髪色やピアスなど、身だしなみについての説明があったり、塾講師であれば得意な教科や科目などについても聞かれます。詳しくは、下記リンク先の記事を参考にしてみてください。

 

※更新履歴
2019年2月5日、2021年5月21日、2022年8月26日、2023年6月8日、2024年3月7日

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