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2026年09月24日

面接で間違えやすい敬語・言葉遣い・受け答え一覧


面接対策として押さえておきたい適切な言葉遣いと敬語の使い方。話す内容が良くても言葉遣いに間違いがあると印象が良くないことがあります。そこで、面接の受け答えでよく使う敬語や、その他間違いやすい表現をわかりやすく解説します。

💡この記事で分かること
  • 面接では、自分のことは「わたし」、応募先は「御社」と言うのが基本です
  • 「なるほど」「確かに」など、面接にふさわしくないNGワードと言い換え方を紹介しています
  • 「させていただきます」「させていただいております」など、間違いやすい敬語の正しい表現も分かります。
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面接での正しい言葉遣いのマナーと言い換え表現

話し方は、第一印象を決める重要な要素です。正しい話し方は面接だけでなく、ビジネスシーンでも活かせるので、覚えておくのがおすすめです。

尊敬語と謙譲語の違いを理解しておく

面接では、尊敬語と謙譲語の違いを正しく理解して使い分けることが大切です。

  • 尊敬語:相手側や第三者の行為・状態について、その人物を立てる表現(例:「いらっしゃる」「おっしゃる」)
  • 謙譲語:自分側の行為をへりくだって表し、その行為の向かう先などに敬意を示す表現(例:「伺う」「申し上げる」)

使い分けを間違えると失礼になる場合があるため、事前に見直しておきましょう。

一人称は「わたし」「わたくし」

正式なビジネスの場では、「わたし」か、より丁寧な印象の「わたくし」を使います。「僕」「自分」はカジュアルな印象になるので、面接で使うのは避けたほうが無難です。

面接では、応募先は「御社」

応募先の企業を指す場合、「こちら」や「そちら」ではなく「御社」が正しい表現になります。「御社に応募した理由は~」など、志望動機で使うことが多いでしょう。

「御社」と「貴社」は、口頭か書面かによって使い分けます。

  • 御社:面接などの話し言葉で使う
  • 貴社:履歴書やメールなどの書き言葉で使う

面接担当者が自社を指す場合は「弊社」「自社」と言うため、つられて間違えないようにしましょう。

もし面接中に「貴社」と言い間違えてしまっても、「失礼しました、御社です」と素直に言い直せば問題ありません。焦らず落ち着いて対応することが大切です。

語尾は伸ばさず「です」「ます」で

語尾は「です」「ます」の丁寧語で話します。気をつけたいのは、途中での「~でぇー」「~がぁー」や、「ですー」「ますー」と助詞や語尾を伸ばさないこと。口調・語尾が伸びると全体的にくだけた印象になるため、語尾を伸ばすクセがある人は事前に練習をしておくのがいいでしょう。

関連記事:面接の練習はした方がよい!1人でできる練習方法、チェックポイントなど

「あの~」「えーっと~」などフィラーは使わない

フィラーとは会話の合間に挟むつなぎの言葉です。「あの~」「その~」「えーっと~」「まぁ~」など、会話の途中でつい出てしまいがちですが、フィラーを使うと自信がないように聞こえてしまうので注意しましょう。

質問やお願いするときはクッション言葉を使う

質問やお願いをするときは、いきなり本題に入るのではなく、「恐れ入りますが」「差し支えなければ」といったクッション言葉を使うと、印象が柔らかくなり丁寧です。相手への配慮が伝わり、円滑なコミュニケーションにつながります。また、質問は相手が話し終わってから聞くのがマナーです。

(例)
「質問してもよろしいでしょうか?御社は~~(質問内容)」
「お聞きしたいのですが、御社は~(質問内容)」
「恐れ入りますが〇月〇日は都合がつかないため、別の日程でお願いできますでしょうか」

 

間違いやすいNG表現

次に、面接で間違いやすいものや、使うと良い印象を持たれない表現について紹介します。

二重敬語に注意する

敬語を丁寧にしようと意識するあまり、間違った二重敬語を使ってしまうケースがあります。特に「謙譲語+させていただく」は、相手側・第三者の許可を受け、自分が恩恵を受けるという使用条件に合うか確認が必要です(例:単に見ることを伝える場合は「拝見します」)。

また、「○○部長様」など、すでに敬称である「部長」にさらに「様」をつけるのも過剰な敬語です。正しい敬語を使えるようにしておきましょう。

「なるほど」「確かに」

面接担当者の言葉に同意をするなど反応を見せるのは大切なことです。ただ、「なるほど!」「確かに」という同意の仕方は、相手の発言を評価しているように受け取られることがあるため、面接では避けるのが無難です。

また、「そうですね」も使い方によっては上から目線に聞こえたり、カジュアルな印象を与えてしまう場合があるため注意が必要です。以下でシーン別に正しい言い方を確認しておきましょう。

(例)面接担当者の話に同意するとき
誤:「なるほど、そうですね」
正:「おっしゃるとおりです」

(例)軽くうなずきながら反応するとき
誤:「確かに」
正:「はい、おっしゃるとおりだと思います」

「大丈夫です」

日常会話でよく使いがちな「大丈夫」ですが、意味合いが承諾・否定どちらにもとれるため、面接ではふさわしくありません。以下でシーン別に正しい言い方を確認しておきましょう。

(例)職種の変更を提示されたとき
誤:「はい、大丈夫です」
正:「はい、問題ありません」

(例)次回選考の日程を聞かれたとき
「その日は問題ありません」

(例)お茶をすすめられたとき
「いいえ、結構です。ありがとうございます」
「はい、いただきます。ありがとうございます」

「よろしかったでしょうか」

こちらは以前聞いた内容や過去の判断を確認するときには使えますが、現在の意向やこれからの予定を初めて尋ねる場面には合いません。次回選考日のように現在の予定を確認する場合は「よろしいでしょうか」とします。

誤:「次回選考日は〇月〇日でよろしかったでしょうか?」
正:「次回選考日は〇月〇日でよろしいでしょうか?」

「履歴書になります」

状態の変化や移行した結果を表すときに使うのは正しいですが、変化しないものや場所に対して「~になります」を使うのは間違いです。

誤:「履歴書になります」
正:「履歴書です」
誤:「自宅の最寄り駅は〇〇になります」
正:「自宅の最寄り駅は〇〇です」

「営業職に就いて5年になります」や「子どもは3歳になります」など成長や時間の変化を表すときの「~なります」は正しい使い方です。

「参考になります」

「参考になります」は、目上の人に使えない表現ではありませんが、相手を評価しているように受け取られる場合があります。面接では「勉強になります」「大変勉強になりました」などと伝えるのが無難です。

誤:「そのお話、参考になりました」
正:「そのお話、勉強になりました」

「させていただきます」「させていただいております」

「させていただく」は、相手側・第三者の許可を受け、自分が恩恵を受ける場合に使う表現です。そのため、単に自分の行為を丁寧に述べる目的で一律に使うのは避けます。

「応募させていただきました」「参加させていただきます」も文脈によって適否が変わり、許可・恩恵を特に示す必要がなければ「応募しました」「参加します」で十分です。「希望させていただく」は「希望します」とします。

誤:「現在の職場ではチームリーダーをさせていただいております」
正:「現在の職場ではチームリーダーをしております」

その他にも、間違いやすい二重敬語はたくさんあります。事前に確認しておきましょう。

おっしゃられるおっしゃる
頂かせていだきます頂きます
ご質問させてください質問をさせてください
拝見いたしました拝見しました
お読みになられるお読みになる

 

「了解しました」「わかりました」

面接担当者から次の選考日程など何かを提案された際に、承諾するなら「承知しました」「かしこまりました」と答えましょう。面接では、「了解しました」「わかりました」よりも「承知しました」「かしこまりました」を使うのが無難です。「了解しました」は目上の人に使えない表現ではありませんが、敬意が足りないと受け取る人もいます。

誤:「わかりました、それでお願いします」
正:「承知しました、それでお願いいたします」

「ご苦労さまです」

「ご苦労さまです」は、目上の人が目下の人に使う表現とされ、面接などのフォーマルな場では避けるのが無難です。面接担当者に対して使うと、失礼な印象を与える可能性があります。代わりに「本日はお時間をいただきありがとうございます」などの表現を使いましょう。言葉の立場関係を意識することが大切です。

誤:「本日はご苦労さまです」
正:「本日はお時間をいただきありがとうございます」

「ごめんなさい」「すみません」

遅刻をしてしまった、相手の名前を間違ってしまったなどこちらのミスで謝罪をするときは「申し訳ありませんでした」「申し訳ございません」が適切です。「すみません」は目上の人にも使えますが、面接のような改まった場で正式に謝罪する場合は避けたほうが無難です。「ごめんなさい」も面接では避けましょう。

誤:「遅れてすみません」
正:「遅れてしまい、申し訳ございません」

「みたいな」「そんな感じ」

「みたいな」「そんな感じ」は、口語的で曖昧な表現のため、面接では避けるようにしましょう。話し方が幼く聞こえたり、自信がなさそうに見えたりする原因にもなります。具体的かつ明確に伝える意識を持ち、「〜のような経験です」「〜と考えました」といった表現に言い換えると、内容がより明確に伝わります。

誤:「チームをまとめる、みたいなことをしていました」
正:「チームをまとめる役割を担っていました」

 

面接でよく使う敬語一覧

敬語には、大きく分けて次の3つがあります。

  • 尊敬語:相手側や第三者の行為・状態などについて、その人物を立てる言葉
  • 謙譲語:自分側の行為をへりくだって表し、その行為の向かう先や話す相手への敬意を示す言葉
  • 丁寧語:相手に対して丁寧に伝える言葉

面接では、面接担当者の行為には尊敬語、自分の行為には文脈に応じて謙譲語や丁寧語を使いましょう。

面接で使う尊敬語・謙譲語・丁寧語言い換え一覧<動詞>

面接でよく使われる動詞の敬語を確認しておきましょう。

元の言葉尊敬語謙譲語丁寧語
思う思われる、お思いになる存じる思います
考える考えられる、お考えになる拝察する考えます
言うおっしゃる、言われる申し上げる、申す言います
行くいらっしゃる、お越しになる、おいでになる、来られる参る、伺う行きます
訪問する訪問される、訪問なさる、訪ねられるご訪問する、伺う、お訪ねする訪問します
見るご覧になる、見られる拝見する見ます
見せるお見せになる、見せられるお目にかける、お見せする、ご覧にいれる見せます
読むお読みになる、読まれる拝読する読みます
知るご存じ、お知りになる、知られる存じる、存じ上げる知ります
会うお会いになる、会われるお目にかかる、お会いする会います
来るいらっしゃる、お越しになる、おいでになる、見える参る来ます
聞くお聞きになる、聞かれるうかがう、拝聴する、お聞きする聞きます
あるおありになる–あります、ございます
いるいらっしゃる、おいでになるおるいます
するなさる、されるいたしますします
もらうお受け取りになる、お納めになる頂くもらいます
わかるおわかりになる承知するわかります

 

面接でよく使う丁寧語の表現

尊敬語・謙譲語以外の、面接でよく使う丁寧な表現も覚えておきましょう。

元の言葉相手への丁寧な言い方
返事お返事
考えお考え
意見ご意見
会社御社
※書くときは「貴社」
社長〇〇社長/社長の〇〇様
※「社長」が敬称なので「社長様」とは言わない
今日本日
すごく非常に

関連記事:尊敬語・謙譲語の違いは?丁寧語との見分け方と敬語変換表40選

※更新履歴:
2022年07月15日 初回公開
2025年6月19日
2026年9月24日

※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。

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