履歴書の写真サイズは何センチが正しい?ピクセルは?WEB履歴書の写真サイズも紹介
履履歴書に貼る証明写真のサイズは何センチで撮影すればいいのでしょうか。サイズを間違えた場合やWEBで応募する場合の写真サイズ(ピクセル)も合わせて解説します。
履歴書の写真サイズとは
履歴書に貼る写真サイズは一般的に縦40mm横30mmです。同じ証明写真でもパスポート申請用や運転免許証用とはサイズが異なります。
一般的な履歴書の写真サイズは縦40mm横30mm
履歴書に貼る証明写真のサイズは縦40㎜×横30㎜が一般的です。履歴書の写真欄の枠線は縦40mm×横30mmで、枠線ぴったりに収まるサイズが最適ですが、縦36~40mm×横24~30mm内であれば許容範囲です。履歴書によって表示枠の大きさが異なる場合があるため、撮影前に測っておくことをおすすめします。
パスポートや運転免許証の写真はサイズが異なる
履歴書用の写真と同じ「証明写真」であってもサイズが異なり、履歴書用写真に対し、パスポート申請用写真は縦45mm×横35mmで大きすぎ、運転免許証の写真サイズは縦30mm×横24mmで小さすぎます。
写真の種類 | サイズ |
履歴書用 | 縦40㎜×横30㎜ |
パスポート申請用 | 縦45mm×横35mm |
運転免許証用 | 縦30㎜×横24㎜ |
写真サイズを間違えた場合、基本は撮り直す
写真サイズを間違えた場合は撮り直したほうが無難です。スピード写真などの証明写真機で撮影する際は、他の証明写真と間違わないよう、履歴書用サイズを選択するように注意してください。
写真サイズが小さい場合
履履歴書の写真は縦36~40mm✕横24~30mmの範囲内であれば、枠線より小さい場合でも撮り直す必要はありません。ただし、これらの寸法よりも小さい場合は、枠線内の空白が目立ってしまい、不自然な印象を与えてしまいますので、正しいサイズで再撮影をしましょう。
写真サイズが大きい場合
写真サイズが大きすぎる場合、はさみやカッターでカットするのはおすすめできません。真っ直ぐカットするには余程注意が必要ですし、ヨレやシワもつきやすいです。何よりも顔が大きすぎると圧迫感が出て、全体のバランスが崩れます。正しいサイズで撮り直すようにしましょう。
WEB用の履歴書の写真サイズ(ピクセル)とは
履歴書の提出にあたって、企業によってはWEB用の履歴書や独自のエントリーフォームの提出を求められることもあります。その際には履歴書用の写真データをアップロードして、WEB用の履歴書に貼り付ける必要があります。ここではその方法を解説します。
写真サイズの設定はピクセル、比率は4:3
WEB用の履歴書で応募する場合、企業から指定される写真サイズは「560×420ピクセル」もしくは「600×450ピクセル」が一般的です。WEB用の写真サイズはセンチ、ミリではなくピクセルなので覚えておくと混乱せずにすみます。紙の履歴書と同様に写真の縦横の比率は4:3になります。
写真のデータ容量は2MB以内が目安
写真データをアップロードする際にはサイズの他、データ容量にも注意が必要です。大きすぎるとアップロードができません。一般的には2MB(メガバイト)までの容量であれば、問題なくアップロードできるでしょう。容量を確認する方法はOSやデバイスにより異なりますが、一般的には画像をクリックし、「プロパティ」や「情報を見る」を開くことで確認できます。
写真データサイズを変更する方法
写真データが大きすぎる場合は、自分で写真データサイズを調整することも可能です。Windowsなら標準で搭載されている「ペイント」、MACなら標準搭載の「写真」や「プレビュー」でトリミングやサイズの変更など簡単な画像編集ができます。チェーン店などの写真館に頼めば、ほとんどの場合、料金は掛かりますがデータのサイズ変更の作業を行ってくれます。
履歴書の写真を用意する方法
履歴書の写真を用意するには、主に3つの方法があります。1.写真館、2.スピード写真機、3.アプリによる自撮りです。それぞれの特徴をみていきましょう。
写真館
プロがライティング調整から姿勢や表情のアドバイスまでしてくれるため、高品質な仕上がりが期待できます。肌のくすみ・髪の乱れなどをやりすぎない程度に自然に補正してもらえるのも特徴です。印刷用とWeb提出用のデータを揃えている写真館が多いので、両方もらうと便利です。
スピード写真機
スピード写真機は急ぎの際に便利です。全国の駅、コンビニ、スーパー、市役所に設置されています。価格は約800〜1,200円程度で、5分ほどで完成します。美肌補正や背景変更、表情チェック機能つきの高性能タイプも増えています。
アプリによる自撮り
スマホのアプリで撮影した写真でも、履歴書の証明写真として使用することができます。撮影から修正・データの保存まで、すべてスマホ1台で完結できます。無料で使えるアプリが多く、表情や姿勢に納得がいくまで何度も撮り直せるのが大きなメリットです。用途に応じて履歴書用(4×3cm)など、トリミングも可能です。白やグレーの壁を背景に、日中の自然光の入る場所で撮影しましょう。作成した証明写真はコンビニで手軽にプリントができます。
履歴書写真を用意する際の注意点
履歴書写真を用意する際に注意しておきたい点を紹介します。履歴書は正式な書類ですので、マナーとして覚えておくといいでしょう。
3ヶ月以内に撮影した写真が目安
履歴書に貼る証明写真に明確な期限はありませんが、一般的には3ヶ月以内に撮影したものを使うのが望ましいです。特に、髪型や髪色、体型や顔つきに大きな変化があった場合は、3ヶ月以内であっても撮り直しがおすすめです。履歴書の写真は本人確認の役割もあるので、迷ったときは新しく撮影し直すほうが無難です。
写真の使い回しはしない
紙の証明写真の再利用はシワやヨレ、のり跡が残り、履歴書全体の見た目を損ねてしまいます。ビジネスマナーとしても、複数企業に応募する場合は新しい写真を用意することが望ましいです。
スキャンはおすすめしない
写真館やスピード写真機で撮影した履歴書写真をスキャンしてデータ化する方法はおすすめしません。色味や明るさも不自然になりがちで、さらにサイズ調整などの手間もかかる可能性があります。WEB用の写真データが必要な場合は、撮り直してデータを入手した方が品質も良く、時間的にも早いことが多いです。
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記事公開日:2019年9月18日
更新日:2024年5月20日、2025年7月7日
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