バイト初めての「怖い」を解消する方法、応募・電話・面接・初日など
どんなことでも「初めて」に挑戦するのは怖いものですよね。それが、アルバイトになると職場環境や仕事内容、自分にできるのか、続けられるのかなど心配事はたくさんあると思います。そんな不安を解消できる、ちょっとしたコツを不安の原因別に紹介します。
自分にできるか不安で始めるのが怖い、の解消法
バイトをしようと考えたとき、「自分にはできないかもしれない」と不安に思うかもしれません。でも、自分に合う仕事をきちんと見極められれば、その不安は払拭されるはず。ここでは、“自分に合った”バイト選びのコツを紹介します。
短期や単発バイトで働いてみる
本格的なアルバイトを始めるのが怖いという人は、まずは短期や単発バイトで働くことに慣れてみるのもおすすめです。短期や単発バイトには、ホールスタッフなど接客バイトもあれば、接客のない工場や倉庫での軽作業などさまざまなものがあるので、自分にできそうなものをいくつか経験してみて、何が向いているのか探ってみるといいでしょう。
未経験歓迎、高校生・大学生歓迎などの求人を探す
初めてのアルバイトに不安を感じている人は、仕事内容が難しくないバイトを選ぶのも手です。求人情報に「未経験歓迎」や「高校生・大学生歓迎」とあるアルバイトは単純作業が多かったり、マニュアルがあったりと、初心者でも挑戦しやすい仕事が比較的多いです。
バイトしている友達や先輩の話を聞く
自分ひとりで悩むだけでなく、友達や先輩、親など保護者の声を聞くのもオススメです。友達がバイトを選んだ理由や、バイト先の勤務内容、環境、人間関係を聞いてイメージを膨らませてください。友達からのリアルな意見は参考になることが多いでしょう。もし、友達の話を聞いて興味が出たら、友達と同じバイト先で働くのもいいかもしれません。
実際にお店に行って雰囲気を確かめる
気になるバイト先が飲食店やショップなど、訪れることができる環境なら、ぜひ下見に行ってみましょう。お店の雰囲気や、スタッフの年代、仕事内容などを見て、自分がここで働けるかイメージしてみてください。
飲食店やショップなどであれば、実際に接客を受けてみてもいいでしょう。スタッフが笑顔で楽しそうに働いていれば、職場環境がいい証拠です。
応募の電話が怖い、の解消法
バイト希望の電話をするときは、誰しも緊張するものです。印象が悪くならないか、言いたいことが言えるか、きちんと伝わるかなど顔が見えない分、不安材料もたくさん!電話で慌てないために以下のことを心掛けてみましょう。
事前準備をする
不安になるのは、応募の電話で何を話せばいいかわからないからではないでしょうか。そこで、事前に聞きたいこと、確認したいことをまとめておけば、電話口で言葉に詰まったりあたふたすることもありません。募集を見てアルバイトを希望する旨や、それ以外に聞きたいことをまとめておきます。最初の一言から、締めの言葉まで一連のトーク内容をまとめておけば、慌てることはないでしょう。
応募トークを練習する
応募トークをまとめたら、一度、練習してみましょう。
「お忙しいところ恐れ入ります。アルバイトの募集を見て連絡した〇〇と申します。採用担当の〇〇様はいらっしゃいますか?」
※担当者名の記載がない場合は「採用ご担当者様」と言い換える
(採用担当者が電話にでる)
「アルバイトの募集でお電話させていただきました〇〇と申します。ホールスタッフの募集はまだ行っていますか?」
(採用担当者と応募方法や応募条件、面接日などを確認)
「ありがとうございました。それでは面接日〇月〇日、どうぞよろしくお願い致します」
かける時間を注意する
電話をかける際には時間に気を付けること。飲食店であればランチ・ディナータイムを外す、ショップであれば準備時間の開店前や閉店直後を避けて、昼間の時間帯を選ぶなど、相手が忙しくない時間にかけるようにしましょう。
Webやメールで応募という手段もある
電話がどうしても怖いなら、Webからのエントリーやメールでの応募ができる案件も多いので、そちらからチャレンジするのもいいでしょう。その際、備考欄があれば自分のやる気を書き込めば、アピールにつながります。
面接での緊張が怖い、の解消法
書類審査が通り、いざ面接!嬉しい反面、緊張も高まりますよね。「面接官が怖かったらどうしよう」などマイナスなことを考えがちなときは、前もって準備することで不安が解消されます。
面接の基本マナーを把握する
バイトの面接先に着いてから退室までの挨拶を把握すると当日の緊張を少し抑えられます。
「こんにちは。〇時より、〇〇様とアルバイトの面接のお約束をしている〇〇と申します」
・部屋に入る
「〇〇です。よろしくお願いします」
・部屋を出る
「ありがとうございました。失礼します」
面接の最初から最後までのトークを頭に入れて事前にシミュレーションしておきましょう。そうすることで、気持ちにも余裕が生まれます。
>バイト面接の入室~退室の基本マナー
よく聞かれる質問の回答を用意する
面接で必ず聞かれるであろう質問に対して、回答を考えておきましょう。
・シフト希望(曜日や時間帯)
・いつから働けるか
・通勤手段
・アルバイト経験や掛け持ち状況
・自己PR、など
当日、聞かれそうな質問の回答を事前に考えておくことで、面接中での緊張を和らげることができます。
>バイト面接で良く聞かれる質問と答え方ガイド
清潔感のある服装で行く
採用担当者に良い第一印象を与えることで面接での「怖い」を軽減できます。面接での服装は落ち着いた印象で清潔感があること大切です。洋服が派手なデザインでないことはもちろん、髪や爪、ひげや靴の汚れなどにも気をつけましょう。直前に洋服のことで余計な心配をしないよう、事前に何を着ていくかを考えておくことがおすすめです。
>バイト面接の「服装」の基本
面接会場までの場所を事前に把握
面接会場には開始の5~10分前には到着しておきましょう。店舗と面接会場が異なる場合などもあるため、場所は事前にしっかり確認しておくこと。面接会場までの最寄り駅までの経路や、徒歩での所要時間、道順も把握しておけば安心です。
バイト初日の怖い、の解消法
バイト初日は、大抵の職場では優しく受け入れてくれ、質問や多少の失敗は許されるものです。緊張しすぎず、まずはバイト仲間の顔と名前、仕事内容を覚えることからスタートしてみましょう。
笑顔で挨拶・名前を覚える努力をする
笑顔と挨拶は基本中の基本。「はじめまして、今日から入りました〇〇です」と初めて会うバイト仲間には自己紹介を忘れずに。人見知りの人でも「おはようございます」「おつかれさまでした」と最低限の挨拶を笑顔で言えば、「感じのいい新人さんだな」という印象がつくでしょう。
まずは仕事を覚えることに注力
バイトはあくまで仕事をする場所。真面目に仕事に取り組めば、それだけでバイト仲間からは好印象になるでしょう。仕事でわからないことがあったときは「お忙しいところすみません、ここはどうすればいいですか?」と積極的に声をかけて、わからないままにしないこと。教えてもらったことは忘れないようメモをとり、「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えましょう。
自己紹介は簡単でOK
バイト初日の自己紹介は誰しも緊張するものですが、無理に自分をアピールする必要はありません。自分の名前と前向きな一言くらいで十分です。言葉は少なくて構わないので、笑顔ではっきり話すことを心がけてみてください。余裕があればシフトや趣味、学年などを話してもいいでしょう。
「本日からお世話になる〇〇です。早く仕事を覚えるよう頑張りますのでよろしくお願い致します」
バイト先で仲良くできるか不安で怖い、の解消法
バイトを始めて、次に気になるのがバイト先での人間関係。みんなと仲良くなれるか不安ですよね。そこで、バイトに入ったときに周りと馴染むためにはどうすればいいかを紹介します。
「ありがとうございます」「申し訳ありません」の言葉を忘れない
挨拶、感謝、謝罪の言葉は人間関係を円滑にしてくれるコミュニケーションの基本。バイト先の雰囲気に慣れてきても、仕事を教えてもらったとき、ミスしてしまったとき、「ありがとうございます」「申し訳ありません」などの言葉を忘れずに。ひとつひとつ誠実に対応すれば嫌な気持ちになる相手はいないはずです。
自分から相手に近づいていく
自分がオープンでいないと相手もなかなか心を開いてくれないものです。最初は仕事の会話だけかもしれませんが、休憩中などを利用して、少しずつ自分の話もしていくといいでしょう。自分から話すことが苦手な場合は、相手の話にリアクションをとるのもよいです。自分から仲良く接するよう心掛けてみてください。
慣れてきたら、敬語すぎず砕け過ぎず
数回話したことのある同年代のバイト仲間と話すときは、敬語とタメ語をうまくまぜてみてください。質問は「~ですか?」と聞き、同意するときは「そうだよね」など。敬語ばかりで話していると相手との距離を感じてしまうので、少しずつくだけた口調にすれば、仲良くなるのも早いはずですよ。
>「バイトに行くのが怖い」…不安や緊張してしまう理由と対処法
誰だって新しい環境に飛び込むのは不安
新しいバイトを始めるのは誰しも不安なもの。自分だけでなく、みんなも同じ気持ちだと思えば、少しは気持ちも軽くなるはず。そして、より不安を解消するために、事前準備をしっかり行って新しいバイトに挑戦してみてください。
※更新履歴
2018年11月13日、2021年12月17日、2022年11月4日、2023年1月24日、2024年2月1日、2024年2月6日