バイトを辞めると言いづらい…どう伝える?理由別の対処法と上手な切り出し方

「バイトを辞めたいけど、言えない」「辞めると伝えて怒られたらどうしよう」などと不安になり、ズルズルとバイトを続けていませんか。ここでは、「辞めたいけど、なかなか言えない」。そんな繊細な人に知ってほしい、言いづらい気持ちの整理方法と、辞める理由の穏便な伝え方を紹介します。
バイトを辞めるのは悪いことではない
アルバイトを辞めたいと思っても、「人手不足で迷惑をかけそう」「人間関係が良くて言いづらい」「怒られたり引き止められそうで怖い」など、さまざまな理由でなかなか言い出せない方は多いものです。特に大学生のアルバイトでは、初めての職場で責任感を感じたり、周囲の目を気にしてしまうこともあるでしょう。しかし、バイトを辞めることは決して悪いことではありません。アルバイトは「労働契約」に基づくものであり、働く側にも辞める権利があります。辞めることは「逃げ」や「迷惑をかける」ことではなく、誰もが選択できる行為です。職場も人が入れ替わることを前提に運営されているため、必要以上に自分を責めたり、無理をして続ける必要はありません。ストレスを感じながら働き続けるよりも、自分に合った新しいバイトを探す方が、あなた自身の成長や生活の充実につながります。
バイトを辞めると言いづらい…理由別の対処法
誰しも辞める権利があるとは言え、「店長や同僚が嫌な反応をしそう」「お店に迷惑がかかるかも」など、精神的な負い目を感じ、なかなか伝えられない人も多いのではないでしょうか。
まずは言えない理由ごとに、対処法を考えていきましょう。
人手不足なので辞めることを言い出しづらい
「今辞めたら職場が回らなくなるのでは…」と心配になるかもしれませんが、職場は常に人の入れ替わりを想定して運営されています。あなたが辞めても、必ず誰かが新しく入ってきたり、シフト調整が行われます。自分一人で全てを背負い込まず、無理をせずに伝えましょう。
まだ入って1ヶ月しか経ってないので言いづらい
「すぐ辞めるのは申し訳ない」と感じるかもしれませんが、合わないと感じた時点で早めに伝える方が、職場にとってもあなたにとっても良い結果になります。無理に続けてストレスを溜めるより、早めに意思を伝えることでお互いの負担を減らせます。
店長と会う機会が少なく言うタイミングがわからない
店長とシフトが合わずなかなか直接会えない場合は、出勤時に「お話ししたいことがあります」と伝えて面談の時間を作ってもらうのがベストです。それが難しい場合は、電話やメール、LINEなどで連絡を取るのもOKです。
店長が怖くて言い出せない
「怒られそう」「引き止められそう」と不安になる場合もありますが、辞める権利は誰にでもあります。必要以上に怖がらず、冷静に「お話ししたいことがあります」と切り出しましょう。どうしても直接言いづらい場合は、電話やメールで伝えても問題ありません。
同僚に迷惑をかけたくない
仕事を教えてくれた店長や先輩スタッフ、同僚などに申し訳ないと感じて踏み止まっている人もいるかもしれません。でも、辞めたい意思が固まっているなら、すぐ店長や上司に相談をするのが賢明です。無理して働いて、突然辞めるほうが周りに迷惑がかかりますし、自分も精神的につらい思いをするはずです。
早めに相談すれば、抱えている問題や悩みが解決して辞めずにすむこともありますし、辞める場合も迷惑がかからないタイミングを考えてくれることもあります。
辞める意思の伝え方:タイミング、相手、方法
次は辞めたいという意思をどう伝えるかです。まず、上司や店長と2人で話す時間をもらうことからスタートです。
いつ伝える?:辞める1ヶ月前まで
契約期間の定めがない場合は、法律で2週間前に伝えればいいとされていますが、バイト先のシフト調整やバイト補充を考慮して早めに伝えること。遅くても1ヶ月前まで伝えるようにするといいでしょう。
誰に伝える?:店長など、同じ職場の一番偉い人
同じ現場で働く一番偉い人に伝えましょう。お店なら店長、部門やチームごとに別れている職場なら社員、採用担当者などに伝えましょう。
どう伝える?:直接話すのがベター
辞める意思は、本来は対面で伝えるのが一番ですが、どうしても会う機会がない場合や責任者と直接会う機会がない、普段のやり取りが電話やLINEの場合は、直接でなくても構いません。
バイトを辞めるための切り出し方とトーク例
対面や電話で上司に辞めること話す際は、いきなり本題に入るのではなく、まずはそのための時間を取ってもらうようにしましょう。
直接会って切り出す場合のトーク例
(時間をもらい、本題に入る)
「お忙しいところお時間いただきありがとうございます。実は、事情により○月いっぱいでアルバイトを辞めさせていただきたいと考えています。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
電話で切り出す場合のトーク例
(OKと言われたら、本題に入る)
「実は、事情により○月いっぱいでアルバイトを辞めさせていただきたいと考えています。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
メールやLINEで切り出す場合の文例
シフトが合わない、店長が忙しくてなかなか会えない場合は、メールやLINEで伝えてもOKです。
【例文】
件名:アルバイト退職のご相談
本文:
お疲れ様です、アルバイトの○○です。
突然のご連絡で申し訳ありません。
このたび、事情により○月いっぱいでアルバイトを辞めさせていただきたく、
ご相談のご連絡を差し上げました。
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
署名
引き止めに合いにくい、辞める理由別トーク例
実際に辞める意思を伝えるとき、その理由を何と言えばいいのか、どう伝えればいいのかも悩むところです。今回は4つのケースで伝え方を紹介します。
学業を理由にする(高校生・大学生)例
「学校との両立が難しいと感じているので、迷惑をお掛けしない早いタイミングで、アルバイトを辞める相談をさせていただきたいです」
※その他「大学の講義を優先したいので」「シフトの調整が難しいので」など
就職活動を優先したい(大学生)例
夢や目標達成に専念したい(フリーター)例
家庭の事情(主婦・主夫)の例
「同居している祖母が高齢で介護が必要になりました。パートとの両立が難しくなるため、○月末で退職させてください」
※円満退職のために、退職理由をもっと詳しく知りたい方はこちら
▶︎高校生向け|バイトを辞める時のおすすめの理由
▶︎大学生向け|バイトを辞めるおすすめの理由
▶︎フリーター向け|バイトを辞めるおすすめの理由
▶︎主婦・主夫向け|パートを辞めるおすすめの理由
まとめ
辞めたいけど言いだせない状況は精神的につらいものです。アルバイトにも辞める権利があり、ルールの範囲内であれば辞めることができます。辞めたいという意思があるのなら、はっきり伝えましょう。
※公開:2019年7月5日、更新履歴:2026年1月20日
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