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2015年09月18日

【街で見かけた「働く人」劇場】鮮魚売り場で経営を立て直したスーパーの女性店員さんの話

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外に出れば「何かすごい人」になぜか出会う(?)フリーライターのシマヅによる、「働く人」をテーマにしたイラストコラム。今回(第28回目)は、鮮魚売り場で経営を立て直したスーパーの女性店員さんの話。

「魚を三枚に下せる人ってカッコいい!」と思いませんか?

筆者(私)は魚を丸々一匹買ってもウロコをとって丸焼きにすることしかできないので、魚を三枚に下せる人を見ると
「すげースキルを持っているなぁ。きっと、料理もうまくて部屋とかもメッチャきれいで女子としても人としてもカンペキで、おっそろしく素敵な彼氏とかいるんだろうなぁ」
と、思考が飛躍する傾向にあります。

要するに、私は魚を三枚に下せません。

にもかかわらず、先日なんとなく「あ、サンマのつみれ汁を作ろう」と思いたち近所のスーパーに行きました。

鮮魚売り場の前で絶望する筆者。サンマのお刺身でサンマのつみれを作るとなるとメッチャお金かかりますし、丸々一匹で売っているサンマは刺身に比べれば安いけれど捌けないから買ったところでどうしようもない……。

そんなとき、フと鮮魚売り場の厨房を見た筆者。何かの魚を素早く三枚に下しパックに詰め、「お待たせしました!」と、注文したであろうお客さんにメッチャ可愛い笑顔で渡す女性店員さんに目がとまりました。

そうか! スーパーは、頼めば魚を下ろしてくれるんだ! と目の前にある希望の光に気づいた筆者は、すかさず「この(丸々一匹の)サンマ、三枚に下してもらえますか?」と、その女性店員さんにお願いしたところ、「はい!」と彼女は快諾。

店員さん、魚を捌くのメッチャ速い。私がお願いしてから5分もかからず、美しく三枚に下されたサンマが目の前に。もちろん、可愛い笑顔も目の前に。

思わず、「うわーすごい! 店員さん、絶対に料理人になれますよ!」と言ったところ――

店員さん「あ、実はまだ料理人を目指している段階で……。ここでは準社員みたいな扱いなんですけれど、イタリアンのお店でも修行していて……。仕事ばっかりしているから彼氏とも別れそうで。あはは。どうしましょう。あはは」

そんなこと言われても。

ともかく、彼女の見事な魚捌きに魅了される人は男女問わず多くいて、鮮魚売り場目的で来る人も多いとのこと。

実は、そのスーパーの社長と私は昔からの知り合いなので、あとで教えてもらったんですが、ちょい赤字だった経営が彼女のおかげで多少持ち直したらしいです。。

お店を繁盛させるのは、作業のスキルや接客スキルがいかなるものかによる、店員さん次第なところもあるんでしょうね!

ちなみに、私が飲食店でバイトしたら会社の株価を暴落させる自信があります。

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plofライターシマヅ (Shimazu) @Shimazqe
1988年生まれ。フリーライター。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科を卒業後、2年ほど美術業界を転々としていたが現在は主にWEB上で文章を書き生計を立てている。女性向けコラム、インタビュー記事、グルメレポート、体験記事など、幅広い分野で執筆活動を行う。