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2025年03月11日

バイト面接になぜ落ちる?受からない人の特徴と対処法

バイト面接に受からないと落ち込みますよね。不採用となる理由には、募集条件やスキルの不一致、面接での態度や身だしなみ、受け答えが悪かったなどが考えられます。これらは面接前にしっかり対策すれば改善できることもあります。今回はアルバイトの採用経験者のアンケートをもとに、なぜ不合格なのか、よくある不採用の理由と対処法を紹介します。

採用担当者に聞いたアルバイト不採用理由トップ10

下の表は、2024年にタウンワーク(株式会社リクルート)が企業の採用担当者を対象に実施したアンケートをもとに作成した、大学生などの学生アルバイトの採用面接で不採用とした理由の上位10個です。

不採用にした理由 %
シフト希望が合わない 18.8%
態度・挨拶などのマナーが悪い 18.1%
働く意欲を感じない 13.1%
仕事内容やスキルが合わない 9.0%
長期間続けてくれる印象がない 7.6%
清潔感の無い身だしなみ 6.8%
協調性がない 6.7%
話す内容や履歴書に虚偽があった 3.6%
履歴書に不備があった 3.2%
髪色がルールに合わない 3.1%
家または学校から遠い 2.8%

アンケート出典:2024年8月:大学生・短大生・専門学校生のアルバイト採用を1年以内に経験したことのある採用担当者調査/N:1442/調査企画:リクルート/調査協力:マクロミル

次では、採用経験者の具体的な口コミをもとに、不採用となった理由について詳しく解説します。

 

バイト不採用理由:シフトなど条件に関するもの

募集している曜日や時間帯、お願いする仕事に必要な経験などが合わないというのが最も多い不採用理由です。

具体的な曜日や時間帯が合わない

採用担当者のアンケートでもっとも多かったのが、「曜日、時間帯が合わない」です。具体的には「同じ時間帯を希望する人が多くて採用できない」、「週1希望なら特定の曜日に入って欲しい」など、求人票には書きにくい条件のため、面接で確認してみたら合わなかったなどです。

最優先で入ってほしい週末や繁忙期に入れない

同じように「最優先で入ってほしい週末や繁忙期に入れない」というものも、不採用の理由になっています。バイト先の店舗や業種、立地などにもよりますが、連休前の金曜日の居酒屋やカラオケ、土日祝日のファミリーレストラン、クリスマス商戦で忙しくなる飲食店など、バイト先にとって、最も入ってほしい時間帯や曜日、時期があるのにそれに入れないのであれば不採用になってしまいます。

仕事内容やスキルが合わない

アルバイト先が求める仕事内容や経験、スキルが合わない、または不足しているのも落ちる理由としてあがっていました。たとえば、応募条件に「経験者」とあるのに、未経験で応募しているとなると、なかなか良い結果は得られません。事務職で募集条件が「Word、Excelが使える」とあるのに実際はほとんど使ったことがないなど、バイト先が求める最低限のスキルがないと採用とはなりません。

 

バイト不採用理由:マナーに関するもの

次に、身だしなみや態度など、マナーに関する理由は具体的には以下のようなものになります。

身だしなみの印象が悪い

身だしなみの印象が悪くなる原因は、服装や髪型などから清潔感が感じられないことです。また、バイト先のお店や会社の雰囲気に合わない服装をしてくることが印象を下げたという回答もあります。アルバイトなので、特別にかしこまった服装をする必要はありませんが、アルバイト先の業種や職種にふさわしい服装と髪型で面接にのぞむのが基本です。

挨拶・態度・話し方が悪い

身だしなみだけでなく、「きちんとした挨拶ができない、敬語ができない、姿勢が悪い、愛想がない」という態度や話し方もバイト面接で落ちる理由になっています。どんな職種でも人とのやりとりは発生するため、採用担当者が不安になるようなやりとりだと、不採用となってしまいます。

面接に遅刻してきた

面接時に事前連絡なく面接に遅刻するのは、大きなマイナスです。採用担当者に「日常のバイトでも遅刻してきそう」「時間管理ができない人なんだな」という印象を与えてしまいます。ただ、面接場所に迷ってしまった、授業が伸びてしまった、電車が遅延したなどやむを得ない事情はあるものです。1分でも遅刻しそうな場合は、事前に連絡しましょう。

履歴書に不備があった

面接で提出する履歴書は、バイトのやる気をアピールする文書です。そのため、履歴書に誤字や不備があったり、記入できるはずの欄が空欄になっていると、仕事への意欲が伝わりませんし、ミスの多い人という印象になります。書類ではありますが、「乱暴な人」「雑な人」「意欲のない人」とマイナスの印象になってしまいます。

 

バイト不採用理由:意欲や熱意に関するもの

応募者の仕事への意欲に不安を感じると「任せられるのか、続けてくれるのか」という懸念につながります。

志望動機に具体性がない

「なぜ働きたいのか」「なぜココに応募したのか」、応募した理由の説明が曖昧だと、仕事の意欲への不安を持たれる原因になりやすいです。実際は「この店舗でなくてもよかった」という人も多いですが、その場合は、「アルバイトが必要な理由」「長く続けたい理由」を話す事で、意欲を伝える工夫が必要です。

受け答えが受け身

面接時の受け答えでは「受け身すぎる」というのも採用に影響しています。質問に対して「はい」「いいえ」で終わってしまい、自分から聞いたり会話を広げたりしない人がいます。すると、いっしょに働くときに、自分から仕事を進めてくれるのか、まわりのスタッフと連携できるのかの不安につながり、採用につながらないようです。

 

バイト面接で落ちないための対処法

上記、不採用理由を踏まえ、バイト面接で合格するためにはどうすればよいかを解説していきます。

シフトは可能な限り対応する姿勢を見せる

求めるシフトに入れない人は企業も採用しづらくなります。どうしてもずらせない予定がある日は仕方ないですが、「土日は出られない」「年末年始やGWは出られない」と、自身の都合だけを主張して繁忙期のシフトに入れないと言うのは避けましょう。例えば土日どちらかは出る、月に何度なら調整するといった、可能な限りの譲歩の姿勢を見せることが大切です。

スキルなど条件面での疑問は事前に質問しておく

応募する前に募集要項(募集している時間帯や曜日、スキル)を確認するのは大前提ですが、そのうえで、自分が満たしているか不明な点があれば面接で確認するか、面接前の日程調整をする中で、応募先に確認する方法もあります。
バイト面接前のメール返信マナー

応募電話のマナーや履歴書の不備に気を付ける

バイトに応募する際の電話やメールも意外と印象に残るものです。特に電話での声のトーンや話し方は印象を大きく左右するので、丁寧な言葉ではきはき話すようにします。また、履歴書やWeb応募でのフォーム入力なども、不備がないよう見直してから送付・送信するようにしましょう。

面接での身だしなみや態度に注意する

身だしなみは清潔感ある服装や髪型を意識し、遅刻しないよう5~10分前には到着して気持ちを落ち着けておきましょう。面接では、はっきりと聞き取りやすい声で挨拶し、相手の目を見て普段よりゆっくりめに話します。
第一印象をよくするには、「目線・表情・声の大きさ・姿勢」を意識すると良いでしょう。面接前に鏡の前で練習したり、スマートフォンで録画して確認することで改善することができます。
バイト面接に行く「服装」の基本。スーパー、事務など業種別のマナーなど
面接で好印象な表情・話し方・目線

面接での受け答えを練習しておく

アルバイトの面接で聞かれる質問は、主に志望動機、希望シフト、これまでのバイト経験などです。そのほかにも、学生バイトが良く聞かれる想定質問について事前に確認しておき、答えられるよう練習しておくと良いでしょう。
バイト面接でよく聞かれる質問一覧

志望動機で仕事への意欲も伝える

なぜそのバイトに応募したのかを伝える志望動機には、選んだ理由と合わせて働く意欲も伝えましょう。過去のバイト経験や学生生活での経験などをバイト先でどう活かせるかを盛り込むと、やる気が伝わりやすくなります。そのほか、アルバイトの仕事内容の興味や稼ぎたい目的意識などを具体的なエピソードで加えるのも有効です。
バイトの志望動機のポイントと例文
パートの志望動機のポイントと例文
バイトの面接に遅刻しそう!メール?電話?理由別の対処法

【アンケート出典】2024年8月:大学生・短大生・専門学校生のアルバイト採用を1年以内に経験したことのある採用担当者調査/N:1442/調査企画:リクルート/調査協力:マクロミル

※公開:2017年3月24日
更新履歴:2022年5月30日、2022年6月7日、2023年11月15日、2025年3月11日

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